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まるかいて

柔らかい日が差し込む日本家屋。
桜の花びらが舞う春の日差しを浴びながら、イタリアは畳の上に寝転んでいた。

「ヴェー…ドイツー、あったかいよ〜〜」
「イタリア…くつろぎすぎだ、せめて座れ。」

のんびりと日向ぼっこをするイタリアにため息をつき、ドイツは手元の書類に視線を落とす。
髪の毛が光を反射しキラキラと輝き、眩しそうに目を細めるイタリア。
そこに日本がお茶を手にやってきた。

「おやイタリアさん、日向ぼっこですか?」
「日本だ〜〜!そうだよー、あったかいよー」
「ふふ、それは良いですね。」

緑茶を淹れた湯呑みで手を温めながら日本がわずかに微笑む。
穏やかな時間が流れ、各々に春を感じながら午後をまったりと過ごしてた。
そこに一つの風がビュウっと吹き込み、日本の髪を揺らす。

「うわっ!」
「おや、書類が…」

文字がびっしりと書かれた紙が空へ舞った。
急いでドイツが書類を集め、湯呑を重し代わりに乗せた。
ぬるい風に乗って桜の花びらが舞い込む。

「わあ!ドイツ、日本、サクラだよ〜!ヴェー、綺麗だね〜〜!」
「ああ、春だな。」
「あらドイツさん、頭に花びらが。」
「何っ!?」

くすくすと日本が笑いながら指摘すると、ドイツは慌てて頭を手で払う。
それでも取りきれない花びらをイタリアが取り、面白そうに声をあげて笑った。

今日も今日とて、平和である。

作者メッセージ

ほのぼのとは良きもの…☺️

2026/04/08 21:56

やしろしろ
ID:≫ 6ybA8nH1Vyj8g
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