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多少暴力表現があるかも知れません。あと、なろう要素があるかも(チート系などなるべく入れないようにしていますが)。
追記:BL・GLも書くかもしれません…

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古本戦記

#3

レイズ視点:盗人の来襲

真夜中、お嬢様の眠りについた頃でした。またいつもの『盗人』の到来です。いつも懲りずにここに魔術書を盗みにくる輩なのですが…今日は単独ではなく複数な様です。いい加減、護衛の真似事をするのも飽きてきたのですが。

「よう、レイズ。魔術書はどこだ?」
「教えるわけがないでしょう。あれはデライド様の本です。貴方に渡していいものではないと、常々言っているではありませんか。というか、常々言わなければならないほど来ないでください」
「別にいいだろ。国王から一応派遣されてるんだし、公式に騎士様が来れば大事になるぞ? んな事なる前にとっとと俺らに渡しちまいなよ」

そう、この野蛮人どもは国王の命令でここへ魔術書を盗みに来ているのです。いや、先に盗んだのは[漢字]デライド様[/漢字][ふりがな]こちら[/ふりがな]なのですが。さて、どう対処しましょうか。デライド様に教えられた武術は全て一対一専用でした。ではどうするか? 今まで一日一個をノルマに作ってきた対人用の罠がやっとここで役の立つのです。

「お前たちの様な下賤なものを雇うなんて、国王も格が落ちましたね」
「おう、よく言うな…って、うおおおああぁぁ__」

もうこれ以上盗人共とは話したくない。そんな気持ちで私は糸を引いた。作動したのは安直な落とし穴だ。しかし、そこには何があるのか。大量の上を向いたナイフです。盗人共がそこに落ちてどうなったかは私やお嬢様の知るべきことではないでしょう。

「これで、多少なりとも襲ってくる回数は少なくなるでしょうか。いやでも、他にも貴重な本はたくさんありましたね」
「おいお前、グリド達に何…を……」

魔導術は便利ですね。人だって簡単に燃やしてしまえるのだから。深夜に襲いにくるのは盗人の習性ですが、そのお陰で魔術書を使い魔導術を使うことが出来ます。何と自業自得なことでしょうか。

「あ…レイズ…? レイズ、なの?」

寝室から顔を出したのはお嬢様でした。これはいけない、私としたことが。稀にこんなことがあるのですが、忘却魔術を使えば問題ないでしょう。

「怖がらせてしまいましたね。お嬢様、少しこちらに」

そう言っても中々近づかないことが多いので、こちらから近づいて魔導術をかけます。

「眠りと忘却 かの君の記憶に安寧と 幸せを与えんことを」

眠りの魔導術と忘却の魔導術の合わせ技。まだお嬢様には早いでしょうが、そのうち覚えることになりましょう。その時は、私も初めて覚える様に…。あぁ、お嬢様は寝顔もお美しい。眠ってしまったお嬢様の頬に軽くキスをして、私はお嬢様を寝台へと運んだ。

作者メッセージ

古本戦記、「それは魔術の煌めき」よりずっと伸びが早い…ですね。一つのシーンを千文字くらいで書いた方が伸びやすいんでしょうか。

今回はレイズ視点ありの短編…の様な感じです。レイズ視点は書いていて楽しいのですが、ちょっと執着していると言うか…はい。あと、私はこういう狂信とかのタイプって結構推せたり推してたりします。苦手な人は気をつけてくださいね(ここまで読んでくれた時点で手遅れ)。では、サヨウナラ!

2026/02/12 20:44

眠屋 叶
ID:≫ 11GsR4EM2gvPY
コメント

この小説につけられたタグ

暴力表現 #BL #GL恋愛バトルファンタジー

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