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マンションの住人さん 【参加型】

#14

九人目

「・・・今日はごみ捨ての日、、。」

私、青葉美羽は憂鬱だった。春だというのに灼熱の温度、照りつける太陽・・・まさに夏だっ!

・・・こんなん、春じゃない、、。

そう思いながら私がエレベーターに向かっていたときだった。

目の前に男の子が立っていた。

「・・・!」

・・・この子、見たことない。

一回、たくさんの住人さんと会ったときに見ていなかった。・・・いや、その場にいなかったのだ。

「・・・あ。」

彼は声を漏らした。
すると私に声を掛けた。

「こんにちは、どこか行かれるんですか?」
「あ、えっと・・・。」

私が少し声を漏らすと、彼は何かが分かったかのように、ああそうかと言った。

「自己紹介がまだでしたね。俺、[漢字]伊月瑠依[/漢字][ふりがな]いずきるい[/ふりがな]って言います。あなたが最近入った人ですよね。」
「あはい、青葉美羽って言います。よろしくお願いします。」
「・・・こちらこそ。」

・・・冷静沈着、といったところか。私のことを年上と思っているのか、敬語で話している。もう少しケンカ口調かと思ったけど、意外と礼儀正しいんだな、、。((ちょっと失礼

「じゃあ、俺はこれで。」

と伊月くんは言い、階段を降りていった。

・・・わざわざ階段で、、。運動にでもなるのかな。

このマンションはエレベーターだけではなく、階段も設備されているのだ。

「まあいっか。」

私がここで追求しても意味がないか。
私はエレベーターのボタンを押した。

[水平線]
トントンと音がする。誰かが階段を降りているのだろうか。そこには、伊月瑠依の姿があった。わざわざ階段を一段ずつ一弾ずつ降りていく。

「・・・。新しい人はあんな感じか。」

ポツリと瑠依が呟いた。

「・・・そんなことより、、。」

瑠依はスマホを見た。そこには何かが映っている。

「さてと、今日は・・・ってマンションの掃除担当じゃん、、。」

瑠依は肩を落としながらも、階段を下っていった。

作者メッセージ

今回は伊月鬼さんの伊月瑠依くんでした。と思うと、もう少しで十人目だ、、!なんだかあっという間だな。

2024/02/25 21:11


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