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煮つけBLとは→受けへの愛が重過ぎる攻めが受けのためなら人の道も簡単に踏み外すこと。
出典:ニコニコ大百科 様
きっとあなたは
キャラ設定
悠斗(主軸) 独占欲強め
侑李 病弱
2097年。この世界では天使という生き物がいる。
勿論本物の天使ではなく、天使のような羽の生えた、形状が人間に酷似している動物だ。
ある宗教ではそれが本物の天使のように飼われる場合もあるが基本的には法もルールも通用しない自由な生き物だ。
悠斗「まだ春夏秋冬とか分けてるのバカみたい。もうほぼ夏と冬だけなのにさ、ゆうり体調は平気?」
侑李「うん、平気だよ。というかさすがにこれだけじゃ体調を崩したりなんかしないよ!」
悠斗「ならいいけど…無理はしないでね、学校でもだよ絶対言って。」
侑李「有り難う悠斗。」
侑李は俺のカレシだ。いわゆる同性愛。今の世界、別に普通の事だけど。昔はそうじゃなかったみたい不思議。
なんで同性だったからというだけで他人の愛を貶すことができるのだろう。
先生「えーであるからしてこの地球は保っていられるのですが…」
なんてつまらない授業。そんな話は誰でもニュースで毎日聞き飽きている。
そんな中で侑李のほうに目を向ける
他の奴とは比にならないほど真剣に真っ直ぐな目で黒板を見ている。
見ているだけでなんて健気な子なのかと愛おしく感じる。
がららッ
級友「あぁッ」
またあいつが物を落としたのか。あいつは所謂オタク気質で昔の方法で勉強したがる。
それ故、このデジタルばかりの社会でいまだに紙とペンを使って書いている。
クラスの人は誰もそいつに目を向けない。またあいつか、と慣れた様子でどいつも手を貸そうとしない。
侑李「大丈夫ですか?手伝います」
だけど侑李だけは必ずどんな人にも手を貸し、助けてくれる。見ているだけで浄化されるような穏やかな笑顔をみせて。
級友「あッありがとうございます。侑李さん」
アイツ、たぶん侑李に好意を持っている。本当ならぶち殺してやりたいぐらいには憎いが侑李は俺の視線に気づき、微笑む。
あんな奴には見せないとびきり輝いた目で。
俺はそんな侑李に見合うために同じく手伝ったりもする。
悠斗「大丈夫?侑李。僕も手伝います」
こうすることで相手への威嚇行為、内申点の向上と一石二鳥である。非常に合理的だ。
授業の終わり、俺は真っ先に侑李の席に向かう。
悠斗「さすが俺の侑李だね。優しくて格好いい」
侑李「悠斗その頭撫でるのやめてよぅ…誰かに見られたら照れちゃう。」
あぁ本当に愛おしい。あんな天使とかいう下等生物の薄汚れた羽が高価なのがわけが分からないくらいに、それよりずぅっとずぅっっと侑李の鈴を鳴らすような可憐な声の方が絶対に価値がある。誰にだって渡させやしたくない。
侑李「ねぇ学校も終わったことだしさ、一緒に帰らない?」
悠斗「えっ侑李今日は委員会の仕事無いの?!勿論!一緒に帰ろう」
10月にも関わらず蝉の鳴く声がうるさい。だがそんなのも気にならないくらいに久々に一緒に帰る侑李の汗ばんだ透き通る肌に、声に、目に釘付けになっていた。
侑李「じゃあ僕はここで、また明日ね、悠斗」
悠斗「うん。また明日ね侑李。大好き」
侑李「ふふっ急になんだよぅ。僕もだいすきだよ、」
これが俺たちの日課。下校のはほんとにたまにしかできないけど、その時は俺から通話をかけて帰ってもらってる。
それから二カ月が過ぎたころ。
先生「はーい。じゃあ連絡事は特にないが、明日から一カ月は冬休みだからなー。だが勉強はさぼらずに、コツコツと積み上げて行けよー。よし解散!」
ようやく長い冬休みにはいる。まあそれまでに侑李がいろんな人助けたりして、ずっとひやひやだったけど、これから一か月間はほぼずっと一緒に居られる。
悠斗「ゆーうりっ。明日からうち泊まっていくんだよね?楽しみだなぁいろんな話いっぱいしようね!」
侑李「そー、急だよねーうちの親一か月単身赴任いっちゃうとかさ、ほんとごめんね。悠斗のおうちの人に迷惑かけちゃって。」
悠斗「別にへーきだよ!っていうかうちの親夜まで帰ってこないし、いっぱーい遊ぼう」
侑李「えへ…楽しみだなぁ」
冬休みに入って一週間。ずっと侑李と一緒にいて、とてつもなく時間が経つのが早く感じた。
ある日ー
悠斗「はぁ?!弁当わすれただぁ?自分で取りに来てよ母さん!」
母「ごめんごめん!でもほんと今手が離せなくて!母さんからのおねがいだよー!」
最悪だ、侑李は今寝てるから、起こしたくない。一緒に行きたいのが山々だが、しょうがない。
そうして俺は置手紙を書き、朝ご飯が用意していること。母さんの弁当を渡しに言ってること。できたらドラックストアで洗剤を買ってきてほしいことを書いて家を出た。
いつの間にやら朝9時だったのが昼の1時になっている。クソ!母さん話長いんだよ!
さっさと帰るためにいつもの帰り道を走って帰った。
悠斗「ごめん侑李遅くなッ」
侑李が腹部から血を流し倒れ込んでいる。
脳裏に最悪の事態が浮かぶ。
悠斗「ッ侑李!!!」
すぐさま駆け寄り、脈拍と息を確かめる。
ダメだ呼吸が薄い。脈も遅い。
悠斗「俺が届けに行かなければ…」
後悔の波が押し寄せる。
そういえば、本で読んだことがある。
そう思い、心当たりのある本を広げる。
悠斗「やっぱり…これをするしか…」
それは天使の話だ。
天使には謎のエネルギーがあり、天使の肉を食らうと、どんな状況のケガでも治る。
そのあと、何かリスクがあった気がするがそんなことはさらさら気にしない。
俺は天使がよく群れている場所に向かう。
そこには一匹の天使が佇んでいた。
今は運よく誰もいない。今しかない。
そう思った時には俺は天使の首をかっ切っていた。
ちょうど声帯だったのか鳴き声は聞えなかった。
噂には聞いていたが本当に天使の血が紫だったなんて。
俺には紫色の鮮やかな血しぶきが飛んでいた。
そのあと真っ先に家に向かい、できる限り食べやすい様に調理し、侑李の口に入れる。
悠斗「頼む…侑李……」
恐怖で涙すら出ない中、侑李は最後の力で飲み込んだ。
侑李の瞳に光が宿る。
侑李「あれ…悠斗?おかえりぃ」
起きた。本当に良かった。そう思った瞬間涙がこみ上げてきた。
侑李「あれ…というか僕、なんで生きて…」
悠斗「最後のすがりで本に書いていた事を試したんだ。お前が起きて本当に良かった。」
侑李はその本をみてみるみる顔が青ざめていった。
侑李「悠斗…僕に天使を食べさせたの…?」
悠斗「勿論!だから侑李は生きてるんだよ!」
侑李は少し呼吸を整えて言った。
侑李「悠斗、人間が天使を食べるとね、その人は、不老不死になってしまうんだ。」
侑李はとても怯えた様子で口をきゅっとしめた。
悠斗「…だからなんだ!侑李、お前が不死になるなんて、とても嬉しいよ!」
見た事もない恍惚とした怖い笑顔で彼は、[下線]悠斗[/下線]は笑った。
侑李「いやだよ!ぼく、不死になんてなりたくない!一人ぼっちなんて絶対いやだよぅ…」
恐怖で僕はぐすぐすと泣いてしまった。
悠斗「そうか…侑李は一人になりたくないのだな、」
侑李「うん…怖いんだよう…」
悠斗「じゃあ俺も肉を食おう!」
正気か分からないような判断だった。
侑李「ほ、ほんとにいいの?!不老不死だよ?!僕は!悠斗を巻き込みたくないよ…」
悠斗「巻き込む?何を言っているんだ。俺は侑李の為ならどんなことでもなんでもして、侑李を俺だけのものにするんだ」
そういって彼は肉を良く噛んで飲み込んだ。
悠斗(やっと侑李を、俺だけのものに…)
悠斗「というか不老不死になったところで…だ。侑李お前倒れていただろう。お前の腹部にはナイフの刺し後のような傷があった。やったのはどこのどいつだ。今の俺らには法はきかない。言っておくれ。」
そういって悠斗は僕の頬を撫でた。これは言ってしまうべきなのだろうか。そう感じるほど僕に対しての慈愛と犯人への殺意を感じた。
侑李「…」
悠斗「頼む。話してくれ。心優しいお前が許していても俺は絶対に報復してやりたいんだ。」
侑李「……学校でよく筆箱落としているあの子。」
悠斗「!よく言ってくれた。辛かったよな。痛かったよな。やっぱりあんな奴さっさとブチ殺してしまうべきだったんだ」
そういって悠斗は優しく僕を抱きしめ撫でてくれた。
あぁやっぱり安心する。また涙があふれ出そうになった。
きっと。二人は死ねなくても。どんなところにでも二人で自由に生きていける。
まるで法もルールも通じない、天使のように。
悠斗(主軸) 独占欲強め
侑李 病弱
2097年。この世界では天使という生き物がいる。
勿論本物の天使ではなく、天使のような羽の生えた、形状が人間に酷似している動物だ。
ある宗教ではそれが本物の天使のように飼われる場合もあるが基本的には法もルールも通用しない自由な生き物だ。
悠斗「まだ春夏秋冬とか分けてるのバカみたい。もうほぼ夏と冬だけなのにさ、ゆうり体調は平気?」
侑李「うん、平気だよ。というかさすがにこれだけじゃ体調を崩したりなんかしないよ!」
悠斗「ならいいけど…無理はしないでね、学校でもだよ絶対言って。」
侑李「有り難う悠斗。」
侑李は俺のカレシだ。いわゆる同性愛。今の世界、別に普通の事だけど。昔はそうじゃなかったみたい不思議。
なんで同性だったからというだけで他人の愛を貶すことができるのだろう。
先生「えーであるからしてこの地球は保っていられるのですが…」
なんてつまらない授業。そんな話は誰でもニュースで毎日聞き飽きている。
そんな中で侑李のほうに目を向ける
他の奴とは比にならないほど真剣に真っ直ぐな目で黒板を見ている。
見ているだけでなんて健気な子なのかと愛おしく感じる。
がららッ
級友「あぁッ」
またあいつが物を落としたのか。あいつは所謂オタク気質で昔の方法で勉強したがる。
それ故、このデジタルばかりの社会でいまだに紙とペンを使って書いている。
クラスの人は誰もそいつに目を向けない。またあいつか、と慣れた様子でどいつも手を貸そうとしない。
侑李「大丈夫ですか?手伝います」
だけど侑李だけは必ずどんな人にも手を貸し、助けてくれる。見ているだけで浄化されるような穏やかな笑顔をみせて。
級友「あッありがとうございます。侑李さん」
アイツ、たぶん侑李に好意を持っている。本当ならぶち殺してやりたいぐらいには憎いが侑李は俺の視線に気づき、微笑む。
あんな奴には見せないとびきり輝いた目で。
俺はそんな侑李に見合うために同じく手伝ったりもする。
悠斗「大丈夫?侑李。僕も手伝います」
こうすることで相手への威嚇行為、内申点の向上と一石二鳥である。非常に合理的だ。
授業の終わり、俺は真っ先に侑李の席に向かう。
悠斗「さすが俺の侑李だね。優しくて格好いい」
侑李「悠斗その頭撫でるのやめてよぅ…誰かに見られたら照れちゃう。」
あぁ本当に愛おしい。あんな天使とかいう下等生物の薄汚れた羽が高価なのがわけが分からないくらいに、それよりずぅっとずぅっっと侑李の鈴を鳴らすような可憐な声の方が絶対に価値がある。誰にだって渡させやしたくない。
侑李「ねぇ学校も終わったことだしさ、一緒に帰らない?」
悠斗「えっ侑李今日は委員会の仕事無いの?!勿論!一緒に帰ろう」
10月にも関わらず蝉の鳴く声がうるさい。だがそんなのも気にならないくらいに久々に一緒に帰る侑李の汗ばんだ透き通る肌に、声に、目に釘付けになっていた。
侑李「じゃあ僕はここで、また明日ね、悠斗」
悠斗「うん。また明日ね侑李。大好き」
侑李「ふふっ急になんだよぅ。僕もだいすきだよ、」
これが俺たちの日課。下校のはほんとにたまにしかできないけど、その時は俺から通話をかけて帰ってもらってる。
それから二カ月が過ぎたころ。
先生「はーい。じゃあ連絡事は特にないが、明日から一カ月は冬休みだからなー。だが勉強はさぼらずに、コツコツと積み上げて行けよー。よし解散!」
ようやく長い冬休みにはいる。まあそれまでに侑李がいろんな人助けたりして、ずっとひやひやだったけど、これから一か月間はほぼずっと一緒に居られる。
悠斗「ゆーうりっ。明日からうち泊まっていくんだよね?楽しみだなぁいろんな話いっぱいしようね!」
侑李「そー、急だよねーうちの親一か月単身赴任いっちゃうとかさ、ほんとごめんね。悠斗のおうちの人に迷惑かけちゃって。」
悠斗「別にへーきだよ!っていうかうちの親夜まで帰ってこないし、いっぱーい遊ぼう」
侑李「えへ…楽しみだなぁ」
冬休みに入って一週間。ずっと侑李と一緒にいて、とてつもなく時間が経つのが早く感じた。
ある日ー
悠斗「はぁ?!弁当わすれただぁ?自分で取りに来てよ母さん!」
母「ごめんごめん!でもほんと今手が離せなくて!母さんからのおねがいだよー!」
最悪だ、侑李は今寝てるから、起こしたくない。一緒に行きたいのが山々だが、しょうがない。
そうして俺は置手紙を書き、朝ご飯が用意していること。母さんの弁当を渡しに言ってること。できたらドラックストアで洗剤を買ってきてほしいことを書いて家を出た。
いつの間にやら朝9時だったのが昼の1時になっている。クソ!母さん話長いんだよ!
さっさと帰るためにいつもの帰り道を走って帰った。
悠斗「ごめん侑李遅くなッ」
侑李が腹部から血を流し倒れ込んでいる。
脳裏に最悪の事態が浮かぶ。
悠斗「ッ侑李!!!」
すぐさま駆け寄り、脈拍と息を確かめる。
ダメだ呼吸が薄い。脈も遅い。
悠斗「俺が届けに行かなければ…」
後悔の波が押し寄せる。
そういえば、本で読んだことがある。
そう思い、心当たりのある本を広げる。
悠斗「やっぱり…これをするしか…」
それは天使の話だ。
天使には謎のエネルギーがあり、天使の肉を食らうと、どんな状況のケガでも治る。
そのあと、何かリスクがあった気がするがそんなことはさらさら気にしない。
俺は天使がよく群れている場所に向かう。
そこには一匹の天使が佇んでいた。
今は運よく誰もいない。今しかない。
そう思った時には俺は天使の首をかっ切っていた。
ちょうど声帯だったのか鳴き声は聞えなかった。
噂には聞いていたが本当に天使の血が紫だったなんて。
俺には紫色の鮮やかな血しぶきが飛んでいた。
そのあと真っ先に家に向かい、できる限り食べやすい様に調理し、侑李の口に入れる。
悠斗「頼む…侑李……」
恐怖で涙すら出ない中、侑李は最後の力で飲み込んだ。
侑李の瞳に光が宿る。
侑李「あれ…悠斗?おかえりぃ」
起きた。本当に良かった。そう思った瞬間涙がこみ上げてきた。
侑李「あれ…というか僕、なんで生きて…」
悠斗「最後のすがりで本に書いていた事を試したんだ。お前が起きて本当に良かった。」
侑李はその本をみてみるみる顔が青ざめていった。
侑李「悠斗…僕に天使を食べさせたの…?」
悠斗「勿論!だから侑李は生きてるんだよ!」
侑李は少し呼吸を整えて言った。
侑李「悠斗、人間が天使を食べるとね、その人は、不老不死になってしまうんだ。」
侑李はとても怯えた様子で口をきゅっとしめた。
悠斗「…だからなんだ!侑李、お前が不死になるなんて、とても嬉しいよ!」
見た事もない恍惚とした怖い笑顔で彼は、[下線]悠斗[/下線]は笑った。
侑李「いやだよ!ぼく、不死になんてなりたくない!一人ぼっちなんて絶対いやだよぅ…」
恐怖で僕はぐすぐすと泣いてしまった。
悠斗「そうか…侑李は一人になりたくないのだな、」
侑李「うん…怖いんだよう…」
悠斗「じゃあ俺も肉を食おう!」
正気か分からないような判断だった。
侑李「ほ、ほんとにいいの?!不老不死だよ?!僕は!悠斗を巻き込みたくないよ…」
悠斗「巻き込む?何を言っているんだ。俺は侑李の為ならどんなことでもなんでもして、侑李を俺だけのものにするんだ」
そういって彼は肉を良く噛んで飲み込んだ。
悠斗(やっと侑李を、俺だけのものに…)
悠斗「というか不老不死になったところで…だ。侑李お前倒れていただろう。お前の腹部にはナイフの刺し後のような傷があった。やったのはどこのどいつだ。今の俺らには法はきかない。言っておくれ。」
そういって悠斗は僕の頬を撫でた。これは言ってしまうべきなのだろうか。そう感じるほど僕に対しての慈愛と犯人への殺意を感じた。
侑李「…」
悠斗「頼む。話してくれ。心優しいお前が許していても俺は絶対に報復してやりたいんだ。」
侑李「……学校でよく筆箱落としているあの子。」
悠斗「!よく言ってくれた。辛かったよな。痛かったよな。やっぱりあんな奴さっさとブチ殺してしまうべきだったんだ」
そういって悠斗は優しく僕を抱きしめ撫でてくれた。
あぁやっぱり安心する。また涙があふれ出そうになった。
きっと。二人は死ねなくても。どんなところにでも二人で自由に生きていける。
まるで法もルールも通じない、天使のように。
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