「おかあさん問題は解決したね、さくら。」
私がぎこちなくさくらちゃ...さくらに話しかけると、
「そうだね、お姉ちゃん!あ、さくらお姉ちゃんか。次は、さくらお姉ちゃんの実母探しだね...」
さくらが、考え込むように言った。ふうちゃん、さくら、夢野のお母さん、わたし、そしてゆくゆくはそうたお兄ちゃんやすみれお姉ちゃんと幸せに暮らせるようにするには、私の実母を探すことは必須過程なのだ。その上、期限も1ヶ月と迫っている。
「う~ん、どうしたらいいだろう?」
「...はなの実母ということは、すみれの実母でもあるのでしょう?すみれは何か知らないの?」
さすが夢野のお母さん、さっき家族構成や事情、写真を見せたばかりなのに、すぐに覚えてくれたみたい。
「すみれお姉ちゃんか...わたし、あんまり詳しくないから...さくらお姉ちゃんの方が知ってるんじゃないの。」
「それが、私もすみれお姉ちゃんのこと、よく知らなくて...ここに来る前から、特殊警察をしてたから、あんまり長くは側に居なかったし。」
「特殊警察?なに、それ?」
「特殊警察ねぇ...最近、国の偉い人が定めたのよ。身寄りのない子供や、貧しい家庭の子供は特殊警察になり、銃を扱ったり、戦争になれば一番に犠牲になる子供になるの。その分、給料は高いのよ。すみれは、はなと生き抜くために特殊警察になっていたの?」
「お母さん、よく知ってるね。お母さんの言った通りよ。すみれお姉ちゃんは、私と自分が生き延びるためのお金を貯めていたのよ。今は、里親に引き取られることになった、と言って脱退したけれど。そうそう、おもちゃの銃の扱いがうまいのは、そのおかげね。それに、おもちゃとはいえ、それなりの腕があれば、自分の身を守れるの。いつもおもちゃの小型銃を持ち歩いているのは、そのためね。」
私がお母さんと説明すると、さくらは難しそうな顔をして、
「えーっと...つまり、すみれお姉ちゃんは給料を稼ぐために仕事をしてて、いざというときは自分の身を守れる、ってこと?」
と言った。
「そういうことね。」
「そうたお兄ちゃんも、仕事をしてたよ。コンビニのアルバイトだったっけ。」
「そうなの...近頃は、子供も働いてお金を稼ぎ、そのお金で弟や妹を、守りながら生きていく必要があるのね。どうも、最近は虐待とかが酷いらしいのよ。昨年は、だいたい千人くらいの子供が、虐待から逃れるために警察に保護されたらしいわ。」
「ええっ!?千人も!?」
私が思わず声をあげると、
「私たちも、警察に逃げ込むって手段がない訳じゃないけれど...」
と、さくらは真面目そうな顔をして、うつむいた。
「ここらの警察は、治安が悪いわよ。東京の偉い人が住んでいるところは誠実な人がたくさんいるのだけれどね。ここの警察に逃げ込んでも、保護されずに、さくらやはな、ふうたが酷い目に遭うだけかもしれないわ。」
お母さんは、物知りなんだなぁ。
「まあ、この一週間、やれることはやって、ギリギリまで無理だったら、警察署にいくのがいいかもね。」
「そうだね。じゃあ私の実母探しグループ、頑張ろう!」
わたしがそういうと、また、さくらが難しそうな顔をして、
「う~ん、なんか語呂が悪いって言うか...そうだ、夢前家、夢後(むご)家、夢野家で共通してる文字!『夢』をキーワードにいれて、グループを作ろう!」
さくら、ふうたの前だから甘えたり暴れたり泣いたりはしなくなったけど、独特なこだわりは健在だなあ。でも、やっぱり、人ってお姉ちゃんになったり、年下の子の前では、人格が変わるものなのかなあ...(実体験)...あれ?その理論だと、ふうたがわがままになるんじゃ...?(自らどんどんフラグをたてていく人)
「...で、いいんじゃないかしら。」
「確かに!そうしよう!...ねえ、はなお姉ちゃん、聞いてるの?」
さくらの声で、はっと我に返る。
「う、うん!もちろん!」
「じゃあ、『夢』グループ、捜査開始だね!」
あ、結局シンプルに『夢』グループになったんだ。
「頑張るぞ~!?」
「お~!!」
...これって、誰がリーダーなの!?
「さくらだよ~!」
え、心読んだ?
私がぎこちなくさくらちゃ...さくらに話しかけると、
「そうだね、お姉ちゃん!あ、さくらお姉ちゃんか。次は、さくらお姉ちゃんの実母探しだね...」
さくらが、考え込むように言った。ふうちゃん、さくら、夢野のお母さん、わたし、そしてゆくゆくはそうたお兄ちゃんやすみれお姉ちゃんと幸せに暮らせるようにするには、私の実母を探すことは必須過程なのだ。その上、期限も1ヶ月と迫っている。
「う~ん、どうしたらいいだろう?」
「...はなの実母ということは、すみれの実母でもあるのでしょう?すみれは何か知らないの?」
さすが夢野のお母さん、さっき家族構成や事情、写真を見せたばかりなのに、すぐに覚えてくれたみたい。
「すみれお姉ちゃんか...わたし、あんまり詳しくないから...さくらお姉ちゃんの方が知ってるんじゃないの。」
「それが、私もすみれお姉ちゃんのこと、よく知らなくて...ここに来る前から、特殊警察をしてたから、あんまり長くは側に居なかったし。」
「特殊警察?なに、それ?」
「特殊警察ねぇ...最近、国の偉い人が定めたのよ。身寄りのない子供や、貧しい家庭の子供は特殊警察になり、銃を扱ったり、戦争になれば一番に犠牲になる子供になるの。その分、給料は高いのよ。すみれは、はなと生き抜くために特殊警察になっていたの?」
「お母さん、よく知ってるね。お母さんの言った通りよ。すみれお姉ちゃんは、私と自分が生き延びるためのお金を貯めていたのよ。今は、里親に引き取られることになった、と言って脱退したけれど。そうそう、おもちゃの銃の扱いがうまいのは、そのおかげね。それに、おもちゃとはいえ、それなりの腕があれば、自分の身を守れるの。いつもおもちゃの小型銃を持ち歩いているのは、そのためね。」
私がお母さんと説明すると、さくらは難しそうな顔をして、
「えーっと...つまり、すみれお姉ちゃんは給料を稼ぐために仕事をしてて、いざというときは自分の身を守れる、ってこと?」
と言った。
「そういうことね。」
「そうたお兄ちゃんも、仕事をしてたよ。コンビニのアルバイトだったっけ。」
「そうなの...近頃は、子供も働いてお金を稼ぎ、そのお金で弟や妹を、守りながら生きていく必要があるのね。どうも、最近は虐待とかが酷いらしいのよ。昨年は、だいたい千人くらいの子供が、虐待から逃れるために警察に保護されたらしいわ。」
「ええっ!?千人も!?」
私が思わず声をあげると、
「私たちも、警察に逃げ込むって手段がない訳じゃないけれど...」
と、さくらは真面目そうな顔をして、うつむいた。
「ここらの警察は、治安が悪いわよ。東京の偉い人が住んでいるところは誠実な人がたくさんいるのだけれどね。ここの警察に逃げ込んでも、保護されずに、さくらやはな、ふうたが酷い目に遭うだけかもしれないわ。」
お母さんは、物知りなんだなぁ。
「まあ、この一週間、やれることはやって、ギリギリまで無理だったら、警察署にいくのがいいかもね。」
「そうだね。じゃあ私の実母探しグループ、頑張ろう!」
わたしがそういうと、また、さくらが難しそうな顔をして、
「う~ん、なんか語呂が悪いって言うか...そうだ、夢前家、夢後(むご)家、夢野家で共通してる文字!『夢』をキーワードにいれて、グループを作ろう!」
さくら、ふうたの前だから甘えたり暴れたり泣いたりはしなくなったけど、独特なこだわりは健在だなあ。でも、やっぱり、人ってお姉ちゃんになったり、年下の子の前では、人格が変わるものなのかなあ...(実体験)...あれ?その理論だと、ふうたがわがままになるんじゃ...?(自らどんどんフラグをたてていく人)
「...で、いいんじゃないかしら。」
「確かに!そうしよう!...ねえ、はなお姉ちゃん、聞いてるの?」
さくらの声で、はっと我に返る。
「う、うん!もちろん!」
「じゃあ、『夢』グループ、捜査開始だね!」
あ、結局シンプルに『夢』グループになったんだ。
「頑張るぞ~!?」
「お~!!」
...これって、誰がリーダーなの!?
「さくらだよ~!」
え、心読んだ?