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異世界戦争 ~魔法と技術~

#6

第一話(その2) 一章の始まり始まり





僕「です…」
死ぬほど気持ち悪い、そりゃそうかサリーとの出会いが思い出されるのだから。
そんな僕にバケツと布巾を渡すビットは心配そうな顔で言う。
ビット「大丈夫か?」
ドタドタドタドタ!
何者かが走ってくる音が聞こえる。
??「大丈夫かぁ!?」
その何者かが転がるように部屋に入りそのまま壁にぶつかる。
メリメリ…
壁にひびが入るが、特に気にした様子もなくそいつは壁から埋まった部分を抜きこちらに尋ねる。
??「大丈夫か?」
そいつはルソアだった。
ルソア「ビットから聞いたよ血を吐いたってな」
僕「大丈夫です、心配をかけてしまいすいません」
何でこの人たちは僕をこんなに心配してくれるのだろうか?
たった今会ったばかりの他人なのに。
まぁ…いいか、使える奴は使っていこう。
この腐った世界を潰すために。
そんなことを思っていた僕は起きてからずっと思っていたことを二人に告げた。
僕「…あの、突然ですが僕強くなりたいです」
二人の動きが止まり、顔を見合わせる。
そしてルソアが僕のほうを向き、尋ねてきた。
ルソア「…どうしてだ?」
僕「自分の身を守るためです」
二人はまた顔を見合わせると、何かを話してから、今度はビットが僕に言う。
ビット「…いいけど、ルソアさんが教えるからね?」
僕「なぜでしょうか?」
ビット「僕が強すぎるから」
僕「強いんだったらビットさんのほうがいいのではないでしょうか?」
ビット「ダメ、護身用だったら僕は必要ない」
ビットの顔は真顔だったがどこか鬼を感じさせる表情だった。
僕「…わかりました、ルソアさん今日からよろしくお願いします」
そういうとルソアは顔をしかめ、僕に心配そうに言う。
ルソア「『今日から』?体はもう大丈夫なのか?」
僕「はい」
ルソアさんは悩んだような表情をし、眉間にしわを寄せつつ言った。
ルソア「…わかった」




一般的な訓練は反応できるように相手の行動パターンを予測し、学び実践で活用できるようにするものばかりだが、ルソアさんの訓練は簡単に言うと僕の奇術の能力を底上げするためにひたすらバリアを張りバリアの大きさを大きくするというものだった。
これが口で言うのは簡単なのだが、やってみると案外きついのだ。
そもそもゲームなどの魔法を使う時に使用するMpがないこの世界で奇術を使用する際に何を使用するかを考えてみればわかるだろう、そう体力である。
つまり、奇術を使用すればするほど疲れるのだ。
さらに厄介なことがある。
なんとこれは体力をつければいいというものでもないそうだ。
つまりこの訓練は、『体力ではない体力』を使い、その力を具現化するのが奇術という物で、それを出来るようにする訓練なのだ。
ルソアさんの説明の意味が分からん。
まぁいい、訓練内容はあぐらをかいて座り、ひたすら前方に10メートルのバリアを張り続けるだけだ。

―――――数日後―――――

ルソア「ダメだ!もっと気を保て!」
僕は今とんでもなく辛い状態だ。
数日前まで訓練を舐めてたことを後悔しているほど。
僕「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
強度はルソアさんが殴って調べてくれているため心配はないが、10メートルまで大きくするのがとんでもなくきつい…
普通に気絶するほどだ。
―――――プツン―――――
ほら、まただよ。
また気絶してしまった、目の前が真っ暗だ。





??「ね?いったでしょ?辛いって」
何者かの声で僕は目を覚ます。
すると、ビットが僕の顔を覗くような形で立っていた。
僕はどうやら野原で気絶したまま倒れ、夜まで放置されていたらしい。
何故かしたり顔のビットがもう一度僕に言う。
ビット「ね?言ったよね?辛いって」
僕「いや、言ってないと思いますよ…?」
ビットは眉間にしわをよせ不思議そうな顔をしながら
ビット「え?ホントに??」
ビット「まっいいか」
ビットはそういうと腕を頭で組み、そのまま後ろ向きで倒れる。
ドサッ!
その音とともに僕は何故か宙に浮かんだ。
いや、おそらくビットに蹴られたのだろうか?
僕の背中に鈍い痛みが走る。
僕「いっ…!?」
何が起きているのか理解ができないが一つ言えることがある。
このままだと頭を地面に打って死ぬ。
結構な高さまで上がり続ける僕の体を大きな足が蹴り飛ばす。
僕「ゴハァ、カハァ…」
血を吐きながらも訓練していた草原から花畑まで飛ばされ、落ちるが、
幸いクッション(花)がありなんとか一命を取り留めた。
何とか体を起こし飛ばされてきた方を見る、そこにいたのは…
















アニメなどで見る軍服を着た人たちだった。



次回へ続く…

2024/02/17 17:26

味海
ID:≫ 1eM/2N.1ULcK6
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