目を開けるとそこは雲一つない青い空だった。
あれ?
僕は今まで何をしていたのだろう?
なんで寝ころんでいたのだろう?
そもそもここはどこだろう?
色んな疑問が僕の中で駆け巡る。
とりあえず僕は体を起こすことにした。
僕「え?」
周りを見て唖然とした。
全く見たことのない景色に全く見たことのない動物。
虹色に光る植物。そして.....アニメなどで見たことがある耳がとがったエルフのような女性。
エルフ「あ、こんにちは」
訳が分からない。
どういう訳か、記憶もない。
いや正確に言うと自分が何者であるかなんかはわかるのだが、
自分の情報とアニメや本などの情報しか思い出せない。
というかこの人は誰なんだ?
エルフ「君…ここら辺じゃ見ない顔だよね?どこから来たの?」
???
この人発言からして、誘拐や拉致などの犯罪に巻き込まれているのではないことがわかる。
しかしだとしたここは本当にどこなんだ?
アニメなどの異世界転生と言われるものなのであれば死んだときの記憶が――とか、
何かしらのきっかけがあってそれを覚えていることが多いはずなのに。
しかし今起きている場面は紛れもなくアニメやラノベの『ソレ』だし、
エルフなどがいるのもより異世界転生説を確信に近づけるものだ。
そんなことを考えていると女の人は少し悩み、閃いたような顔をしながらつぶやいた。
エルフ「もしかして――人なのかな?」
そういうと、女の人はよくわからない言葉を使い始めた。
エルフ「!#$%’’:))%##$$%*#$?」
聞いた感じだと、英語や中国語や韓国語などの言語の発音ではなかった。
というか聞こえるとも言わないのかもしれない。
その人は口を動かしているのだが言葉自体が頭に響いて音としては聞こえないような感じなのだ。
とりあえず僕は女の人に自分の事を伝えることにした。
僕「あの―――」
エルフ「うわ!?喋った!?」
エルフ「っていうかまさか、私と同じ国のトレイト人なのか!?」
女の人はトレイトという聞き覚えのない言葉を言った、それにより僕は自分の身元を言うことよりもトレイト人という新たに聞く言葉に興味が湧きそれについて聞くことにした。
僕「…トレイト人?とは何でしょうか?」
女の人は僕にトレイト人について、やその中に出てくるノブレス人についても説明してもらった。
この世界は人種というものは大まかに二つに分けられている。
その二つがトレイト人とノブレス人だ。
トレイト人はエルフのような見た目の人や、オークのような見た目の人がいて、奇術(僕たちの世界で言う魔法)と呼ばれるものを扱うことができるらしい。
次にノブレス人と呼ばれるものについてだ。
ノブレス人は黒人と白人の見た目をしていて、頭がトレイト人より良く、奇術が使えない代わりにとんでもなく強い兵器を開発しているらしい。
そして全体的にノブレス人はトレイト人を差別する風潮があり、
今現在、あるトレイト人の国とあるノブレス人の国では冷戦状態が続いている。
何となくだが、今僕がどんな状況にあるかを理解した。
ここで一つ疑問が生じる。
僕の見た目は完全にノブレス人なのに、なぜこの女の人は僕の寝ている間に殺したりしなかったのだろうか?なぜとなりにいたのだろうか?
差別をされている対象の子供が目の前にいるのに、何もしないなど少し考えにくい。
そこで僕は女の人に聞いてみることにした。
僕「なんで僕に何もしなかったんですか?差別を受けさせている奴の子供なのかもしれないのに」
すると女の人は一回真顔になってしばらくたった後、ハッとしたかのように
エルフ「確かに…!」
と言った。
この人は頭が弱いのかもしれない…
というか、つまりこの人は何となくで敵を信用する可能性がある。
本当に危なっかしい。
エルフ「…っで!私は知っていることを全部話したんだからあなたの事も教えてよ!」
そういわれて僕は一番最初に言おうとしていたことを思い出した。
そうだった、僕の事を伝えようとしていたんだった。
僕「僕の名前は――――」
続く
あれ?
僕は今まで何をしていたのだろう?
なんで寝ころんでいたのだろう?
そもそもここはどこだろう?
色んな疑問が僕の中で駆け巡る。
とりあえず僕は体を起こすことにした。
僕「え?」
周りを見て唖然とした。
全く見たことのない景色に全く見たことのない動物。
虹色に光る植物。そして.....アニメなどで見たことがある耳がとがったエルフのような女性。
エルフ「あ、こんにちは」
訳が分からない。
どういう訳か、記憶もない。
いや正確に言うと自分が何者であるかなんかはわかるのだが、
自分の情報とアニメや本などの情報しか思い出せない。
というかこの人は誰なんだ?
エルフ「君…ここら辺じゃ見ない顔だよね?どこから来たの?」
???
この人発言からして、誘拐や拉致などの犯罪に巻き込まれているのではないことがわかる。
しかしだとしたここは本当にどこなんだ?
アニメなどの異世界転生と言われるものなのであれば死んだときの記憶が――とか、
何かしらのきっかけがあってそれを覚えていることが多いはずなのに。
しかし今起きている場面は紛れもなくアニメやラノベの『ソレ』だし、
エルフなどがいるのもより異世界転生説を確信に近づけるものだ。
そんなことを考えていると女の人は少し悩み、閃いたような顔をしながらつぶやいた。
エルフ「もしかして――人なのかな?」
そういうと、女の人はよくわからない言葉を使い始めた。
エルフ「!#$%’’:))%##$$%*#$?」
聞いた感じだと、英語や中国語や韓国語などの言語の発音ではなかった。
というか聞こえるとも言わないのかもしれない。
その人は口を動かしているのだが言葉自体が頭に響いて音としては聞こえないような感じなのだ。
とりあえず僕は女の人に自分の事を伝えることにした。
僕「あの―――」
エルフ「うわ!?喋った!?」
エルフ「っていうかまさか、私と同じ国のトレイト人なのか!?」
女の人はトレイトという聞き覚えのない言葉を言った、それにより僕は自分の身元を言うことよりもトレイト人という新たに聞く言葉に興味が湧きそれについて聞くことにした。
僕「…トレイト人?とは何でしょうか?」
女の人は僕にトレイト人について、やその中に出てくるノブレス人についても説明してもらった。
この世界は人種というものは大まかに二つに分けられている。
その二つがトレイト人とノブレス人だ。
トレイト人はエルフのような見た目の人や、オークのような見た目の人がいて、奇術(僕たちの世界で言う魔法)と呼ばれるものを扱うことができるらしい。
次にノブレス人と呼ばれるものについてだ。
ノブレス人は黒人と白人の見た目をしていて、頭がトレイト人より良く、奇術が使えない代わりにとんでもなく強い兵器を開発しているらしい。
そして全体的にノブレス人はトレイト人を差別する風潮があり、
今現在、あるトレイト人の国とあるノブレス人の国では冷戦状態が続いている。
何となくだが、今僕がどんな状況にあるかを理解した。
ここで一つ疑問が生じる。
僕の見た目は完全にノブレス人なのに、なぜこの女の人は僕の寝ている間に殺したりしなかったのだろうか?なぜとなりにいたのだろうか?
差別をされている対象の子供が目の前にいるのに、何もしないなど少し考えにくい。
そこで僕は女の人に聞いてみることにした。
僕「なんで僕に何もしなかったんですか?差別を受けさせている奴の子供なのかもしれないのに」
すると女の人は一回真顔になってしばらくたった後、ハッとしたかのように
エルフ「確かに…!」
と言った。
この人は頭が弱いのかもしれない…
というか、つまりこの人は何となくで敵を信用する可能性がある。
本当に危なっかしい。
エルフ「…っで!私は知っていることを全部話したんだからあなたの事も教えてよ!」
そういわれて僕は一番最初に言おうとしていたことを思い出した。
そうだった、僕の事を伝えようとしていたんだった。
僕「僕の名前は――――」
続く