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異世界戦争 ~魔法と技術~

#10

第二話(その1)









僕は何をしていたんだろう。
此処は何があったんだろう。
気絶するまで闘技場としてあった、建物がなくなり青空が見えた。
あのおじさんは?
何より、何で僕の左目は治っている?
本当に意味が分からない。
これは僕がやったのか?
いや、そんなわけない、そんなわけ。
しかし、今自分が置かれた状況からはそう推測するしかない。
が、僕にはこんな力はない、はず…
機械?みたいなやつで調べた時は…バリアしかなかったしな。
ビット「え?ここは…何があったの?」
いつの間にかいた後ろにいたビットが僕に尋ねてくる。
僕「…わかりません、気絶してから記憶が…」
ビット「…」
少しビットは悩むと、苦い顔をしながら口を開いた。
ビット「…とりあえず、ルピフォのところへ行こう」
僕「…わかりました」
――――――――――――――――――――
部屋は金ぴかで眩しく、その部屋の真ん中で宝石のようなものでできた椅子に座るその男は、
髭は王様のようで、目つきは鋭く、王と言われても恥じないほどの圧を感じさせた。
ビット「お呼びいたしました、こちらが私の弟子―――――」
??「言わんくて良い!」
ビットが僕を横に立たせ、その王とやらに紹介しようとするが、それは王の一言でかき消された。
??「まったく、何で闘技場が消え去ったのかを説明せぇい!!」
ルピフォは自分の椅子を両手でガンガン鳴らしながらビットに怒鳴る。
それに対し、ビットは困ったような顔で、王に言う。
ビット「いやはや私も何が何だか分からなくてですね…」
??「最後に使っていたのはそのガキとアイツだというのは分かる、だがアイツはこの国で[下線]ナンバー2[/下線]と言われる男だぞ!?」
??「なぜそんな男があんなことをしている!?しかも行方不明だというじゃないか!?」
ビット「ルピフォ様落ち着いてください」
ルピフォ「これが落ち着いていられるかぁ!?」
ビット「王様!…落ち着いてください」
そうやって何とか、ルピフォを落ち着かせている時だった。
[太字][大文字]ドンッ[/大文字][/太字]
突然後ろの大きなあのドアが開いた。
そして鎧を着た、十メートルほどありそうな大男が何かを持ち上げながら、ルピフォに近づいて行った。
男「王!…マルクド様が…見つかりました…こちらです…」
大男はルピフォに持っている何かを見せ、
男「マルクド様は…死んでいましたぁぁぁぁ…!!!」
ルピフォ「………………そうか」
ルピフォ「ビット、そのガキ、殺せ」
ビット「!?何でですか!」
ルピフォ「そのガキは解剖する、マルクドを殺したんだ何かに使えるかもしれん。それともなんだ?生きたまま解剖しようっていうのか?別にそれでもいいんだぞ?」
ルピフォは声を荒げ、ビットを威圧する。
ビット「だとしても!」
ルピフォ「うるせぇ!町の英雄を殺したソイツはそのくらいでしか使い道がねぇんだよ!」
そう言い放つ。
ビット「そもそも弟子が殺したかなんてわからないですよね!?」
ルピフォ「ビット、お前は俺の奇術を忘れたのか?」
その言葉に耳がビクンっと反応するビット。
ルピフォ「[太字][下線]全知[/下線][/太字]、知っていたんだよマルクドがとうにこの世界にいないことなど、そしてそのガキがマルクドを殺していたこともなぁぁぁ!」
ルピフォはそういうと一呼吸置いてもう一度言った。
ルピフォ「……今すぐ、そのガキを……殺せ!」
ビット「…」
ルピフォ「……もういい、そのガキを捕らえろぉ!」
その言葉と共にどこからか兵が現れ始める。
まるで[漢字]雪崩[/漢字][ふりがな]なだれ[/ふりがな]だ。
そしてついには鎧を着た兵で視界が埋まる。
僕はとにかくビットの手を握っていた。
その瞬間僕の体が真上に飛んだ。
僕「!?」
ビットが僕を投げ飛ばしたのだ。
そしてビットは僕に言う、前に進めと
前に、前に。
ルピフォのぎょっとした顔を落ちながら見る。
あぁこの人は強い人だな。
僕なんかじゃ敵わない。
でも、それでも僕は
僕「……僕は、死なない生きるよ」
ルピフォ「[大文字]あ!?[/大文字]何だと!?」
僕は両手を床と平行に伸ばす。
そして、
「[太字]……能力、バリアlevel2、球体[/太字]」


次回へ続く…

2024/03/07 16:32

味海
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