「ヤンマ!ヒメノ!裁判長!カグラギ!ジェラミー!起きているか!!」
「お静かに!!」
エレガンスさんに止められても、お兄ちゃんは止まらない。
むしろスピードアップしてるのは気のせいだろうか?
「これはこれはラクレス殿。ここに皆おりますよ。」
「それよりなぜ貴様はここにいる。」
王たちはもう起きていて、ベッドに座っていた。
うん。リタさんの反応は至極当然だ。
「起きているなら話が早い。聞いてくれ。」
「先にこちらの問いに答えろ。」
リタさんの言葉にお兄ちゃんはもう反応しない。
まくしたてるように言葉を並べ始める。
「ロゼアが復活した。このままだとチキューが終わってしまう。
とりあえずは私が食い止めてはおくが、相手は大国。
どこかで打開策を見つけねばならない。」
「え、ちょ、お兄ちゃん?」
「ごめんな、ギラ。しかしこうなったからにはやらなくてはならないことが多すぎる。
何人かに分けたほうが良いかもしれな「ちょっと待って。」
わけのわからないことを言い出すお兄ちゃんを止めて、まわりを見回す。
みんな口をあんぐりと開けていた。
「みんな混乱してるから1から話してよ。」
「あ、あぁ、すまない。」
お兄ちゃんもようやく気づいたのか、床に座りこむ。
「鉱石の国ロゼア。チキューの地下奥深くにあるとされている超大国だ。」
普段よりいくらか低い声でお兄ちゃんは話し出す。
「2000年のその昔、バグナラクとともに地下に追いやられた。
……シュゴッダム国王、ライニオールの手によって。」
よほどのことなのか、震える手を隠すように握っている。
「ロゼアは太古の昔から、、、もう君たちも知っているだろう。
私たちが住んでいた星が別の星であった時代からシュゴッダムとは犬猿の仲だった。
そして、2000年前、住むべき星がチキューに定まったその時。」
お兄ちゃんはそこで一息おく。
「ついにシュゴッダムとの間に戦争が勃発。
バグナラクもそこに加勢して、大戦争が始まり、チキューの半分は荒野になった。
今のチキューが緑でいっぱいなのは当時のトウフ王殿のおかげだ。」
多分今は関係ない情報を交えつつ、お兄ちゃんは語り続ける。
文句顔だったリタさんも、少しずつ興味津々になってきた。
「それで?」
「勝ったのはシュゴッダム。……いや、五王国。
負けたロゼアとバグナラクは地下へと追いやられた。
そして、バグナラクは民も知るほどの記録として残っているが、ロゼアは我らシュゴッダム王室の一部の者しか知らない秘密の国として伝え続けられたわけだ。」
シーンという沈黙。お兄ちゃんが話を切り出さないので、話は終わりということだろうか。
王たちの反応は様々で、考え込むヒメノ、興味津々のカグラギ、まだお兄ちゃんがここにいることが引っかかってるだろうリタさん、記憶を奮い起こしているジェラミー。そして……どこ吹く風と興味ゼロのヤンマ。、、、いや、興味をひくまいとしているのかな?って感じだな……。なんかすっごい個性が出てる。流石みんな。
「お前も大概だ、タコメンチ。ラクレスのことばっかり見やがって。
てめぇ話の内容頭入ってんのか?」
突然後ろから話しかけてくるヤンマ。
ぐるりと視界を回した後、お兄ちゃんの方ばかり向いていた代償か、身体がいつになく跳ね上がる。
心臓が飛び出るかと思った。
「うわ!?ヤンマ!!え、へ?ぼ、僕の考え、読んでた!?
ヤンマって超能力者だったっけ!?」
「わかり易すぎんだよこのタコメンチ。」
デコピンを一発(でもヤンマのだから痛くない)食らわされ、僕は後ろに後ずさり。
いや……そこまでしなくてもいいじゃないか。
「んで?俺たちはどうすりゃいいんだよ?」
「……何もわからない最初は私がなんとかする。
しかし、私がやるにも打開策がなければどこかで詰みだ。
まぁそれまではもたせて___「何言ってんだスカポンタヌキ。」
そしてヤンマはラクレスの方にも歩いていってデコピン。
フンと鼻で笑う。
「【私がなんとかする】?[太字]俺たちでなんとかする[/太字]だろ。
言い間違えんな。それとも、また一人でなんとかするなんて自己犠牲の考えにどっぷり浸かったか?」
ヤンマの言葉に、みんな頷く。もちろんのこと僕も。
お兄ちゃんはやっぱり一つため息を着いて、僕らの方を見た。
「[小文字]やっぱり、あいつと似ているな……。[/小文字]
訂正させていただこう。【私たちでなんとかする】。」
「最初からそう言えばいいんだよ、お兄ちゃん。」
「……そうか。」
お兄ちゃんはやっぱり人を頼るのが苦手らしい。
「で、貴様はなぜここにいる?」
「うっ……だから、えっと、その〜……。」
「脱獄罪で刑期追加するぞ。それか緊急用携帯取り上げか。」
「話を聞いてくれ裁判長!!」
そして押しに対する耐性もあまりないらしい。
「お静かに!!」
エレガンスさんに止められても、お兄ちゃんは止まらない。
むしろスピードアップしてるのは気のせいだろうか?
「これはこれはラクレス殿。ここに皆おりますよ。」
「それよりなぜ貴様はここにいる。」
王たちはもう起きていて、ベッドに座っていた。
うん。リタさんの反応は至極当然だ。
「起きているなら話が早い。聞いてくれ。」
「先にこちらの問いに答えろ。」
リタさんの言葉にお兄ちゃんはもう反応しない。
まくしたてるように言葉を並べ始める。
「ロゼアが復活した。このままだとチキューが終わってしまう。
とりあえずは私が食い止めてはおくが、相手は大国。
どこかで打開策を見つけねばならない。」
「え、ちょ、お兄ちゃん?」
「ごめんな、ギラ。しかしこうなったからにはやらなくてはならないことが多すぎる。
何人かに分けたほうが良いかもしれな「ちょっと待って。」
わけのわからないことを言い出すお兄ちゃんを止めて、まわりを見回す。
みんな口をあんぐりと開けていた。
「みんな混乱してるから1から話してよ。」
「あ、あぁ、すまない。」
お兄ちゃんもようやく気づいたのか、床に座りこむ。
「鉱石の国ロゼア。チキューの地下奥深くにあるとされている超大国だ。」
普段よりいくらか低い声でお兄ちゃんは話し出す。
「2000年のその昔、バグナラクとともに地下に追いやられた。
……シュゴッダム国王、ライニオールの手によって。」
よほどのことなのか、震える手を隠すように握っている。
「ロゼアは太古の昔から、、、もう君たちも知っているだろう。
私たちが住んでいた星が別の星であった時代からシュゴッダムとは犬猿の仲だった。
そして、2000年前、住むべき星がチキューに定まったその時。」
お兄ちゃんはそこで一息おく。
「ついにシュゴッダムとの間に戦争が勃発。
バグナラクもそこに加勢して、大戦争が始まり、チキューの半分は荒野になった。
今のチキューが緑でいっぱいなのは当時のトウフ王殿のおかげだ。」
多分今は関係ない情報を交えつつ、お兄ちゃんは語り続ける。
文句顔だったリタさんも、少しずつ興味津々になってきた。
「それで?」
「勝ったのはシュゴッダム。……いや、五王国。
負けたロゼアとバグナラクは地下へと追いやられた。
そして、バグナラクは民も知るほどの記録として残っているが、ロゼアは我らシュゴッダム王室の一部の者しか知らない秘密の国として伝え続けられたわけだ。」
シーンという沈黙。お兄ちゃんが話を切り出さないので、話は終わりということだろうか。
王たちの反応は様々で、考え込むヒメノ、興味津々のカグラギ、まだお兄ちゃんがここにいることが引っかかってるだろうリタさん、記憶を奮い起こしているジェラミー。そして……どこ吹く風と興味ゼロのヤンマ。、、、いや、興味をひくまいとしているのかな?って感じだな……。なんかすっごい個性が出てる。流石みんな。
「お前も大概だ、タコメンチ。ラクレスのことばっかり見やがって。
てめぇ話の内容頭入ってんのか?」
突然後ろから話しかけてくるヤンマ。
ぐるりと視界を回した後、お兄ちゃんの方ばかり向いていた代償か、身体がいつになく跳ね上がる。
心臓が飛び出るかと思った。
「うわ!?ヤンマ!!え、へ?ぼ、僕の考え、読んでた!?
ヤンマって超能力者だったっけ!?」
「わかり易すぎんだよこのタコメンチ。」
デコピンを一発(でもヤンマのだから痛くない)食らわされ、僕は後ろに後ずさり。
いや……そこまでしなくてもいいじゃないか。
「んで?俺たちはどうすりゃいいんだよ?」
「……何もわからない最初は私がなんとかする。
しかし、私がやるにも打開策がなければどこかで詰みだ。
まぁそれまではもたせて___「何言ってんだスカポンタヌキ。」
そしてヤンマはラクレスの方にも歩いていってデコピン。
フンと鼻で笑う。
「【私がなんとかする】?[太字]俺たちでなんとかする[/太字]だろ。
言い間違えんな。それとも、また一人でなんとかするなんて自己犠牲の考えにどっぷり浸かったか?」
ヤンマの言葉に、みんな頷く。もちろんのこと僕も。
お兄ちゃんはやっぱり一つため息を着いて、僕らの方を見た。
「[小文字]やっぱり、あいつと似ているな……。[/小文字]
訂正させていただこう。【私たちでなんとかする】。」
「最初からそう言えばいいんだよ、お兄ちゃん。」
「……そうか。」
お兄ちゃんはやっぱり人を頼るのが苦手らしい。
「で、貴様はなぜここにいる?」
「うっ……だから、えっと、その〜……。」
「脱獄罪で刑期追加するぞ。それか緊急用携帯取り上げか。」
「話を聞いてくれ裁判長!!」
そして押しに対する耐性もあまりないらしい。
- 1.始まり
- 2.ブレスレット
- 3.ロゼアという国
- 4.ゴッドホッパーの反乱?
- 5.ラクレスの隠し事?
- 6.悲劇の始まり
- 7.行方知れず
- 8.ンコソパ国王の過去 【前編】
- 9.ンコソパ国王の過去 【後編】
- 10.マフィアを動かせ
- 11.ハッキング
- 12.マフィアとシエボル?
- 13.ロゼアへの道
- 14.宝石の国
- 15.戦慄のシエボル
- 16.力を以って
- 17.宰相様と国王サマ
- 18.邪智暴虐の
- 19.シスコン総長と呑気な女宰相
- 20.お姉ちゃん
- 21.二人のお兄ちゃん
- 22.スズメのご飯はチキュー1 byアオハ
- 23.スズメとアオハ【前編】
- 24.スズメとアオハ 【中編】
- 25.スズメとアオハ 【後編】
- 26.選ぶ結末、選ぶ未来
- 27.子守唄
- 28.眠る宰相、明けのカラス
- 29.宰相の異変
- 30.終わりの始まり、
- 31.目覚まし時計
- 32.生きる意味ってなんですか
- 33.戦闘民族(?)
- 34.太古の守護神
- 35.王と王妃
- 36.フィナーレ開幕
- 37.宰相の遺産
- 38.ラポネ・リバナラクという男
- 39.宰相たちの墓場【前編】
- 40.宰相たちの墓場【中編】
- 41.宰相たちの墓場【中編その2】
- 42.宰相の墓場 【後編】
- 43.冷却、そして覚悟
- 44.物語の終わりへ結末へ。
- 45.アオハとシエボル【前編】
- 46.アオハとシエボル【中編】
- 47.落下、そして墜落