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さいきょう皇帝様は家族を知らない

#25

戦いのスタート地点

屈強な男がオレたちを取り囲む。
他の奴らは怯むが、オレとライダーは十秒で片付ける。
「は、はや……。」
「手慣れてるね……。」
皆の呆れの視線を躱し、オレたちはさっさとそいつ等を縛り上げる。
「スカルとヘッドホンはそこで援護を頼む。
ブロウとエンペーサーは反対側を。」
「残りの奴らは他の見張りを混乱させてくれ。」
了解、という声とともに、皆が散っていく。
オレたちも行くか、と建物の方へ一歩踏み出した、その時。
「ライダー、エンペラー。」
「??」
「なんだ、ゴーグル。」
ゴーグルが、オレたちを呼び止めた。
「助け出したら、ソレイユと二人のタイマン、もう一回見せてよ。
二人だけ、どっか行っちゃうとかはナシだよ?」
「そーだそーだ!」
「二人だけで何でも進めんなよ!」
わかってると言いながら、ほぼ耳には入っていない。
オレも、あいつも。
お互いそういう性格だから。お互いそれをわかっていて、直せないと知っているから。
そういう忠告は聞かないことにしている。
それに聞いていたって、止まる筋合いはないのだ。
「お前はアホじゃなかったのか?」
「オレは、友達のためならなんだってするよ!」
ライダーの問は、至極当然なものだった。
いつもあんなんなゴーグルが、そんな事を言うなんて。
それにそう答えてしまうゴーグルは、やはりアホだ。
そうでなきゃ……全てを見透かす神のようだ。
「行くぞ、エンペラー。」
「フッ……りょーかいした。」
考えることを放棄したのだろう。
そういう諦めがいいところもオレは好きだ。
庭から入れそうなところを探し、光のない襖を見つける。
罠か?と警戒する手はない。
罠だったら罠だったで招き入れてくれているだけいいじゃないか。
オレたちは、襖を蹴っ飛ばした。
「誰も、いねぇのか……?」
誰もいない。ただ、だだっ広い畳の部屋に、大きなスタート地点が置かれていた。
まるで、こちらに来いと言っているかのように。
「上等だ!!」
「熱くなりすぎるなよ?」
怖くはない。
むしろ、楽しみだ。
この先は、普段のバトルの会場じゃない。
殺し合いの、会場なんだ。
敗者は消え、勝者のみが光のもとに出られる。
そして、最強の皇帝の祝福を受けられる。
……もっとも、皇帝自身が祝福しようと思っているかは話が別となるが。
「「楽しむぞ!!」」
自らのブキを握りしめて、オレたちはスタート地点に乗り込んだ。
[斜体]「標的、入りました。これより作戦β、開始とします。」[/斜体]
誰かがそれを、見ているとも知らずに。

作者メッセージ

短いです!!すいません!!
次回からバトルとなってちょっとずつ長くなっていきそうなんで、、、、!!
コロイカメンバーの作戦が開始されました!
ゴーグルのあの言葉はちょっと自分で書いてても絶対原作じゃ言わないよな……と思いましたね。
では!!See you again!

補足
えっと、前の話で補足し忘れたんですが、ソレイユはガールです。
でも、これ、他の人は知らないです。(ライダー、エンペラー覗く)

2024/08/10 16:45

ミコト
ID:≫ 8t/IaoonNB37w
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