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ロジャーが処刑された。
その一言は、世界を駆け巡った。そして、人々を海に駆り立てた。
「なんだよ、カッコつけちゃって。」
あの日の新聞を見ながら、●●はぼやく。
ナイトランドの洞窟の中。ロジャーと初めて出会った、あの場所で。
「ロジャー……。」
あれからもう、10年以上が経とうとしていた。
あの新聞を見た後、白ひげことニューゲートの船に乗っていた●●は、一瞬のうちに真っ青になり、倒れ、3年もの間、滾々と眠り続けた。
彼女からしてみれば、3年で済んだこと自体が奇跡なのだが………。
三年後、眠りから目覚めた●●は、自らのナワバリに帰り、燃え尽きたような生活をしていた。
シャンクスとバギーには、あれから会っていない。
レイリーたちも、今どこにいるのやら。
「会いてぇな………。」
ぎゅっと手を握りしめる。
目の裏には、あのときの光景がありありと浮かび上がってくる。
「もう、誰も死なせねぇって、覚悟したのにな。」
なんて、と●●は自虐的な笑みを浮かべる。
守れるはずないのに。
―寂しいかい?全て失って、気分はどうだい?―
甘い甘い、ささやき声が、●●の脳内に充満する。
「あんたは、私をどうしようっていうんだ?」
―楽しい楽しい[漢字]楽園[/漢字][ふりがな]ユートピア[/ふりがな]へと。連れて行ってあげるんだよ―
「そこには、みんないるのか?」
なんて今まで聞かなかったことを、●●は聞く。
―もちろん。君の望むもの、全て……。―
破滅の王の声は、高らかに響く。
「あぁ、じゃぁ、お願いしようかな。
その世界には、船長も、みんなも、バギーも、
アステルも、リゲルも、ルナも、父様も、母様も、ニカ様も、いるんだろ?」
●●は、うっとりとした目で、破滅の王を覗き込む。
―あぁ。もちろん。この世界は、君の望む、理想郷なのだから。―
「あぁ、堕ちさせてくれ。地獄の底まで………。」
甘い声に包まれた少女の髪は、白と黒から、紫がかった黒へ、変わっていった。
[大文字]「この世界じゃ私は 大切なもの 失ってばかり
なら 私が [漢字]創造して[/漢字][ふりがな]作り直して[/ふりがな]みせるわ 私の 理想郷を」[/大文字]
彼女は、自らの頭の中で、あらゆるものを”想像“し、ものを”創造”していく。
それは、自ら好みに世界を作り変えることであり、それは、今の世界の破滅を意味していた。
「もう、誰にも私の【大好き】は奪わせないんだから!!!」
そうして少女は、地の底へ、[漢字]妖精の帝王[/漢字][ふりがな]エルフ・エンペラー[/ふりがな]から、
[漢字]闇妖精の女王[/漢字][ふりがな]ダークアールヴ・クイーン[/ふりがな]へと堕ちていった。
その一言は、世界を駆け巡った。そして、人々を海に駆り立てた。
「なんだよ、カッコつけちゃって。」
あの日の新聞を見ながら、●●はぼやく。
ナイトランドの洞窟の中。ロジャーと初めて出会った、あの場所で。
「ロジャー……。」
あれからもう、10年以上が経とうとしていた。
あの新聞を見た後、白ひげことニューゲートの船に乗っていた●●は、一瞬のうちに真っ青になり、倒れ、3年もの間、滾々と眠り続けた。
彼女からしてみれば、3年で済んだこと自体が奇跡なのだが………。
三年後、眠りから目覚めた●●は、自らのナワバリに帰り、燃え尽きたような生活をしていた。
シャンクスとバギーには、あれから会っていない。
レイリーたちも、今どこにいるのやら。
「会いてぇな………。」
ぎゅっと手を握りしめる。
目の裏には、あのときの光景がありありと浮かび上がってくる。
「もう、誰も死なせねぇって、覚悟したのにな。」
なんて、と●●は自虐的な笑みを浮かべる。
守れるはずないのに。
―寂しいかい?全て失って、気分はどうだい?―
甘い甘い、ささやき声が、●●の脳内に充満する。
「あんたは、私をどうしようっていうんだ?」
―楽しい楽しい[漢字]楽園[/漢字][ふりがな]ユートピア[/ふりがな]へと。連れて行ってあげるんだよ―
「そこには、みんないるのか?」
なんて今まで聞かなかったことを、●●は聞く。
―もちろん。君の望むもの、全て……。―
破滅の王の声は、高らかに響く。
「あぁ、じゃぁ、お願いしようかな。
その世界には、船長も、みんなも、バギーも、
アステルも、リゲルも、ルナも、父様も、母様も、ニカ様も、いるんだろ?」
●●は、うっとりとした目で、破滅の王を覗き込む。
―あぁ。もちろん。この世界は、君の望む、理想郷なのだから。―
「あぁ、堕ちさせてくれ。地獄の底まで………。」
甘い声に包まれた少女の髪は、白と黒から、紫がかった黒へ、変わっていった。
[大文字]「この世界じゃ私は 大切なもの 失ってばかり
なら 私が [漢字]創造して[/漢字][ふりがな]作り直して[/ふりがな]みせるわ 私の 理想郷を」[/大文字]
彼女は、自らの頭の中で、あらゆるものを”想像“し、ものを”創造”していく。
それは、自ら好みに世界を作り変えることであり、それは、今の世界の破滅を意味していた。
「もう、誰にも私の【大好き】は奪わせないんだから!!!」
そうして少女は、地の底へ、[漢字]妖精の帝王[/漢字][ふりがな]エルフ・エンペラー[/ふりがな]から、
[漢字]闇妖精の女王[/漢字][ふりがな]ダークアールヴ・クイーン[/ふりがな]へと堕ちていった。
- 1.始まりの時【前編】
- 2.始まりの時【後編】
- 3.11年後
- 4.私の記憶(メモリー)、お前らの記録(ログ)
- 5.オーロジャクソンの日常より
- 6.思い出そして、現在の姿
- 7.破壊の王の世界へ 堕ちる
- 8.ユートピア 私が望むもの
- 9.Rigel / nautical chart!!
- 10.うたの始まり
- 11.ウタ&リズム 〜歌の女王と踊りの皇帝〜
- 12.キミへ伝えるメッセージ
- 13.弟たち
- 14.ライブ開始! 行動開始!
- 15.負け惜しみ?
- 16.最高地点、最高のライブ
- 17.永久愛歌
- 18.リゲルの記憶 そして真実
- 19.not本編 遅めの夢主紹介!!
- 20.笑いの地獄へようこそ
- 21.だから私達は最強
- 22.継がれる記憶
- 23.解放の戦士、破壊の皇帝
- 24.伝えたい言葉
- 25.not本編 ルナとヘリオス、太陽と月
- 26.凍れ、わが仇よ
- 27.邪神の子ども、歌の魔王宿す破壊の女神
- 28.ドラゴンキラー、ライト
- 29.最高のアンコールを
- 30.最終話 不死鳥の語る、消失の帝王