「降臨せよ、キングオージャーレガシー!!」
サクトは”それ”を見たことがあった。
一度、封印された時に使われた代物だった。
お世辞にも精密とは言えないほどショートし、火花をたてていたのを覚えている。
……初めての人造シュゴッド。
ZEROのモデルとなった、二体の大型シュゴッド。
ゴッドジュラとゴッドメガネウラ。
ロゼアとの戦いで傷ついた彼らは、地下深くに眠っていると封印されながらに聞いていた。
「馬鹿な。なぜ______!!!」
一度封印を解いた後、二体をサクトは見に行っていた。
復活することなど、ありえないくらいにボロボロだった。
それが今、どうだ。
二体は数多くの守護神を引き連れ、また国を守護せんとしている。
シュゴッドだけでない。デミシュゴッドも、シュゴッドZEROも。
世界中のシュゴッドが今、二体に呼応して動き出している。
「ヤンマとラクレスの努力の賜物だよ。」
飛行する守護神たちは、大昔とは様子が違った。
西日を背に受け、美しく、光り輝いている。
「これが、宰相たちが残した、[漢字]遺産[/漢字][ふりがな]レガシー[/ふりがな]だ。」
アオハが掲げた剣に、沈む太陽が重なった。
彼女の顔を覆うベールが風に舞った。
まっすぐな瞳がサクトを覗く。
赤い血すら、美しいと思ってしまった。
「行くぞ!!降臨せよ、キングオージャーレガシー!!!」
[太字]シューゴーッ!![/太字]
守護神は大きな音をあげて組み上がっていく。
日は暮れる。世界は闇に包まれていく。
それを照らすかのように、神は地上へと降り立った。
驚くサクトを見て、アオハは笑った。
「これはまだまだ序の口。……そろそろ来るかな。」
パチン。アオハが指を鳴らすと、五体の守護神がどこからともなくやってきた。
アオハはその守護神に向かって一礼すると、剣を地面に突き刺した。
誰かが守護神から飛び降りてくる。
「やぁやぁ。ここが100年後のシュゴッダムなのですか。」
「あの小さいシュゴッドは何だ?500年でこうも変わるものなのか。」
「シュゴッド……なんと美しいんだ!全て僕のものにしてしまいたいね。」
「2000年後って、こんなにすごいんだ。みんなにも見せてあげたかったなぁ。」
「お前たち、未来に高揚するのもいいが、仕事を忘れるな。」
唖然とするサクトの前に、六人の男女が並んだ。
皆一様に色違いの冠をかぶっている。
「驚いたか?ラクレスとスズメがやってくれたな。」
「ラクレス?スズメ?あぁ、あの二人か。」
白い冠をかぶった青年が、アオハの言葉に頷き、何やら指示を出した。
サクトは驚きのあまり動けないでいる。
……2000年前に対峙した宰相が、そこにいるのだから。
サクトは”それ”を見たことがあった。
一度、封印された時に使われた代物だった。
お世辞にも精密とは言えないほどショートし、火花をたてていたのを覚えている。
……初めての人造シュゴッド。
ZEROのモデルとなった、二体の大型シュゴッド。
ゴッドジュラとゴッドメガネウラ。
ロゼアとの戦いで傷ついた彼らは、地下深くに眠っていると封印されながらに聞いていた。
「馬鹿な。なぜ______!!!」
一度封印を解いた後、二体をサクトは見に行っていた。
復活することなど、ありえないくらいにボロボロだった。
それが今、どうだ。
二体は数多くの守護神を引き連れ、また国を守護せんとしている。
シュゴッドだけでない。デミシュゴッドも、シュゴッドZEROも。
世界中のシュゴッドが今、二体に呼応して動き出している。
「ヤンマとラクレスの努力の賜物だよ。」
飛行する守護神たちは、大昔とは様子が違った。
西日を背に受け、美しく、光り輝いている。
「これが、宰相たちが残した、[漢字]遺産[/漢字][ふりがな]レガシー[/ふりがな]だ。」
アオハが掲げた剣に、沈む太陽が重なった。
彼女の顔を覆うベールが風に舞った。
まっすぐな瞳がサクトを覗く。
赤い血すら、美しいと思ってしまった。
「行くぞ!!降臨せよ、キングオージャーレガシー!!!」
[太字]シューゴーッ!![/太字]
守護神は大きな音をあげて組み上がっていく。
日は暮れる。世界は闇に包まれていく。
それを照らすかのように、神は地上へと降り立った。
驚くサクトを見て、アオハは笑った。
「これはまだまだ序の口。……そろそろ来るかな。」
パチン。アオハが指を鳴らすと、五体の守護神がどこからともなくやってきた。
アオハはその守護神に向かって一礼すると、剣を地面に突き刺した。
誰かが守護神から飛び降りてくる。
「やぁやぁ。ここが100年後のシュゴッダムなのですか。」
「あの小さいシュゴッドは何だ?500年でこうも変わるものなのか。」
「シュゴッド……なんと美しいんだ!全て僕のものにしてしまいたいね。」
「2000年後って、こんなにすごいんだ。みんなにも見せてあげたかったなぁ。」
「お前たち、未来に高揚するのもいいが、仕事を忘れるな。」
唖然とするサクトの前に、六人の男女が並んだ。
皆一様に色違いの冠をかぶっている。
「驚いたか?ラクレスとスズメがやってくれたな。」
「ラクレス?スズメ?あぁ、あの二人か。」
白い冠をかぶった青年が、アオハの言葉に頷き、何やら指示を出した。
サクトは驚きのあまり動けないでいる。
……2000年前に対峙した宰相が、そこにいるのだから。
- 1.始まり
- 2.ブレスレット
- 3.ロゼアという国
- 4.ゴッドホッパーの反乱?
- 5.ラクレスの隠し事?
- 6.悲劇の始まり
- 7.行方知れず
- 8.ンコソパ国王の過去 【前編】
- 9.ンコソパ国王の過去 【後編】
- 10.マフィアを動かせ
- 11.ハッキング
- 12.マフィアとシエボル?
- 13.ロゼアへの道
- 14.宝石の国
- 15.戦慄のシエボル
- 16.力を以って
- 17.宰相様と国王サマ
- 18.邪智暴虐の
- 19.シスコン総長と呑気な女宰相
- 20.お姉ちゃん
- 21.二人のお兄ちゃん
- 22.スズメのご飯はチキュー1 byアオハ
- 23.スズメとアオハ【前編】
- 24.スズメとアオハ 【中編】
- 25.スズメとアオハ 【後編】
- 26.選ぶ結末、選ぶ未来
- 27.子守唄
- 28.眠る宰相、明けのカラス
- 29.宰相の異変
- 30.終わりの始まり、
- 31.目覚まし時計
- 32.生きる意味ってなんですか
- 33.戦闘民族(?)
- 34.太古の守護神
- 35.王と王妃
- 36.フィナーレ開幕
- 37.宰相の遺産
- 38.ラポネ・リバナラクという男
- 39.宰相たちの墓場【前編】
- 40.宰相たちの墓場【中編】
- 41.宰相たちの墓場【中編その2】
- 42.宰相の墓場 【後編】
- 43.冷却、そして覚悟
- 44.物語の終わりへ結末へ。
- 45.アオハとシエボル【前編】
- 46.アオハとシエボル【中編】
- 47.落下、そして墜落