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ネクストステージ! 最強の国の秘密

#36

フィナーレ開幕

「ふぅ。」
目線と目線が交差する。
少女の面影を残す宰相は、赤黒く染まっていた。
殆どが返り血であるが、中には動脈まで達して血が止まらない傷すらある。
放っておけば貧血で倒れるであろう。と考えた自分が馬鹿であったと地下の王はため息を吐いた。
「惰性だけでも、動き続ける気か。」
「どうせ消える命だ。最期くらい華々しく行こうぜ。」
“それ”が強がりであることは、サクトにもわかっていた。
ここで死ぬつもりは、彼女には毛頭ない。
シュゴッダムのやり方は理解しているつもりだ。
……【人柱】。コーオンの溢れ出るエネルギーを食い止めるにはそれしかないだろう。
神への生贄。人の世の救世主。
彼女はそうなる運命を負っている。
「憎くないのか、シュゴッダムが。」
つい口から、言葉が飛び出た。彼女に自分たちを、重ねていた。
シュゴッダムに痛めつけられた、過去を、重ねていた。
「故郷を滅ぼし、弟を傷つけ、守りもせず、、、憎くないのか。」
「憎いさ。そりゃ。言葉では言い表せないくらい憎んでる。」
じゃぁ、、、。そう言葉を続けることはできなかった。
アオハは信じられないほどのスピードで迫ってきていた。
「憎いならなぜ従う!?貴様ほどの力があれば、単独でもシュゴッダムに勝てるだろう!?」
「従わない。私は誰にも頭を下げない。そう決めてる。」
その声ははっきりしていいて、それでもかすれていて、今にも崩れそうだった。
剣が迫ってくる。サクトは自分の剣でそれを止める。
「私は犯罪者。本当なら、ゴッカンで極刑がいいところ。
だったら誰にも頭下げずに、自由に過ごしたほうが良いだろ?」
剣の飛ぶ速度は、これでもかと言うほど上がっている。
腕に重傷を負っているやつが出す剣技じゃない。狂ってる。
そう、サクトは思ってしまった。
「なら、なぜ宰相なんかになった!?王に従うようなことを、何故した!?」
「食いもんの借りは、何事にも勝んだよ。
食いもんもらったからには、生かされたからには、期待に応えねぇとな!!」
そんなことかよ、そんなことで命を賭けれんのかよ。
サクトは幼顔の宰相に恐怖を抱いた。
食事の借りだけで命をかける。
従わないという自分のプライドも曲げる。
どこまでこいつは、狂っているんだ、と。
「こんな私を、宰相にしてくれたのは他でもない邪智暴虐の王だ!
だったら私も、その劇場で演じてやろうじゃねぇか!」
あたりが暗くなる。
何だ、と思ったその時。
少女の背後の空に巨大な何かが現れた。
「来いよ、サクト。これがてめぇのフィナーレだ!!」

作者メッセージ

どもこんちは!ミコトです!
最近サボってすいません。がんばります。
意外とゴジュウジャーが面白くてびっくりしてます。
協力はしろ。なんかキングオージャー以上にチームワークがあれっぽそう。
まだ一話しか見てないけど。(二話目は録画しててまだみとらん)
では!See you again!

2025/02/24 09:39

ミコト
ID:≫ 8t/IaoonNB37w
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