「それで、なぁに?」
王たちはコーカサスカブト城に集まっていた。
呼び出したのはもちろん、ラクレス、アオハコンビである。
「ま、話す時が来たってことだな、女王様。」
「ロゼアについて?」
「そんなとこ。」
今日のアオハはローブではなく、昔のラクレスが来ていたような白いシルクの服を来ている。
青いキラキラとした布地が、美しく輝く。
「早く話せ。」
「だってさ。ラクレス。」
くるりと一回転すると、アオハはラクレスに視線を向けた。
ラクレスは静かにため息を吐くと、口を開いた。
「話すと長くなるg「前置きはいい。早くしろ。」
「わかっている、裁判長。」
ラクレスはそう言うとヤンマやギラに語ったロゼアの歴史をまた口にし始めた。
ロゼアの成り立ち、2000年前の出来事。宰相の存在。
「そんな事があったとは。」
カグラギですら驚きを隠せない事実に、王たちは皆驚愕していた。
そしてアオハは何やらキーボードを叩き出す。
「ほら、これ見ろ。」
映し出されたのは、黒いゴッドタランチュラ。
そして、黒と蒼で構成されたコーカサスカブト城。
「こいつはゴットタランチュラZERO。私のつくったシュゴッドZEROだ。
で、こっちはゴッドコーカサスカブトZERO。こっちも私がつくった。」
「なんと!!」「え!?」「……!?」「おっとぉ?」
「この短期間で仕上げたのか、流石だな。」
ラクレスでさえ知らなかった情報らしい。
その前にシュゴッドZEROって一人でつくりあげられるのかと王たちは思った。
「私は【創造の宰相】だぜ?こんぐらい朝飯前だっての!」
「それにしても。四年前くらいだろ、研究始めたの。」
四年前というと、まだラクレスが邪智暴虐の王としてシュゴッダムに君臨していたくらいだろうか。
「はいはい。私は【創造】はできるけど【再現】はあいにく苦手でね。
ZEROはちょっとばかり魔改造させてもらったよ。」
「知ってる。」
「それで、それが何につながると言う。」
リタがそれた話を元に戻そうとアオハを睨む。
「まーそう怖い目すんなって。
こいつは、宰相の力と繋がってる。」
「宰相の力?」
そう、とアオハは頷くと、また新しい画面を出した。
各国の国章の形をしたアクセサリーが輝いている。
「この6つの宝石が、宰相の力。
ちなみにこの国では何百年かに一度宰相ってのが誕生する。
私は6代目。」
「初代はさっき言ったラポネ・リバナラク。
二代目がシュゴッダム王弟アトラス・ハスティー。
三代目はイシャバーナの名医フォリア・ルマイスター。
四代目にゴッカンの裁判長の妹クラメル・パピリオ。
五代目、トウフ王殿の娘、グロシア・リステス。」
アオハの言葉に付け足すようにラクレスが淡々と声を上げる。
ナイス、とアオハは言うと、また新しい画面を出した。
「こいつと各シュゴッドZEROは繋がってる。
そして……宰相はこのシュゴッドZEROに命を半分預けている。」
命を半分。アオハの説明では、ロゼアをまた封印するには宰相が6人いなければいけないと言う。
その宰相を6人目の時代まで生かすため、
宰相は命をシュゴッドZEROの心臓部となっているシュゴッドソウルに預けているらしい。
そして、それを呼び覚ますスイッチこそが、宰相の力。
「宰相が集まりゃ敵なしだ。それまで時間はかかるが、
ヤンマとギラくんなら一週間あれば終わるだろ。」
「それまでは、耐えてほしい。
宰相がこればこっちのものなんだ。」
王たちは情報量の多さに圧倒されていたが、少しずつ整理ができてきたようで皆頷いた。
「さぁっ!そうくればあとは腹ごしらえっ!
腹が減っては戦はできぬってな!」
「スズメ、いるんだろう。食事の用意は……
「できておりますわよっ!ラクレス様っ!アオハ様っ!」
駆け下りてくるスズメは割烹着姿。
美味しそうな食事の匂いもする。
「よっしゃ!!ラクレス、行くぞ!!」
「ちょ、待て、廊下を走るな!!!」
「変わっておられませんね。」
王たちはコーカサスカブト城に集まっていた。
呼び出したのはもちろん、ラクレス、アオハコンビである。
「ま、話す時が来たってことだな、女王様。」
「ロゼアについて?」
「そんなとこ。」
今日のアオハはローブではなく、昔のラクレスが来ていたような白いシルクの服を来ている。
青いキラキラとした布地が、美しく輝く。
「早く話せ。」
「だってさ。ラクレス。」
くるりと一回転すると、アオハはラクレスに視線を向けた。
ラクレスは静かにため息を吐くと、口を開いた。
「話すと長くなるg「前置きはいい。早くしろ。」
「わかっている、裁判長。」
ラクレスはそう言うとヤンマやギラに語ったロゼアの歴史をまた口にし始めた。
ロゼアの成り立ち、2000年前の出来事。宰相の存在。
「そんな事があったとは。」
カグラギですら驚きを隠せない事実に、王たちは皆驚愕していた。
そしてアオハは何やらキーボードを叩き出す。
「ほら、これ見ろ。」
映し出されたのは、黒いゴッドタランチュラ。
そして、黒と蒼で構成されたコーカサスカブト城。
「こいつはゴットタランチュラZERO。私のつくったシュゴッドZEROだ。
で、こっちはゴッドコーカサスカブトZERO。こっちも私がつくった。」
「なんと!!」「え!?」「……!?」「おっとぉ?」
「この短期間で仕上げたのか、流石だな。」
ラクレスでさえ知らなかった情報らしい。
その前にシュゴッドZEROって一人でつくりあげられるのかと王たちは思った。
「私は【創造の宰相】だぜ?こんぐらい朝飯前だっての!」
「それにしても。四年前くらいだろ、研究始めたの。」
四年前というと、まだラクレスが邪智暴虐の王としてシュゴッダムに君臨していたくらいだろうか。
「はいはい。私は【創造】はできるけど【再現】はあいにく苦手でね。
ZEROはちょっとばかり魔改造させてもらったよ。」
「知ってる。」
「それで、それが何につながると言う。」
リタがそれた話を元に戻そうとアオハを睨む。
「まーそう怖い目すんなって。
こいつは、宰相の力と繋がってる。」
「宰相の力?」
そう、とアオハは頷くと、また新しい画面を出した。
各国の国章の形をしたアクセサリーが輝いている。
「この6つの宝石が、宰相の力。
ちなみにこの国では何百年かに一度宰相ってのが誕生する。
私は6代目。」
「初代はさっき言ったラポネ・リバナラク。
二代目がシュゴッダム王弟アトラス・ハスティー。
三代目はイシャバーナの名医フォリア・ルマイスター。
四代目にゴッカンの裁判長の妹クラメル・パピリオ。
五代目、トウフ王殿の娘、グロシア・リステス。」
アオハの言葉に付け足すようにラクレスが淡々と声を上げる。
ナイス、とアオハは言うと、また新しい画面を出した。
「こいつと各シュゴッドZEROは繋がってる。
そして……宰相はこのシュゴッドZEROに命を半分預けている。」
命を半分。アオハの説明では、ロゼアをまた封印するには宰相が6人いなければいけないと言う。
その宰相を6人目の時代まで生かすため、
宰相は命をシュゴッドZEROの心臓部となっているシュゴッドソウルに預けているらしい。
そして、それを呼び覚ますスイッチこそが、宰相の力。
「宰相が集まりゃ敵なしだ。それまで時間はかかるが、
ヤンマとギラくんなら一週間あれば終わるだろ。」
「それまでは、耐えてほしい。
宰相がこればこっちのものなんだ。」
王たちは情報量の多さに圧倒されていたが、少しずつ整理ができてきたようで皆頷いた。
「さぁっ!そうくればあとは腹ごしらえっ!
腹が減っては戦はできぬってな!」
「スズメ、いるんだろう。食事の用意は……
「できておりますわよっ!ラクレス様っ!アオハ様っ!」
駆け下りてくるスズメは割烹着姿。
美味しそうな食事の匂いもする。
「よっしゃ!!ラクレス、行くぞ!!」
「ちょ、待て、廊下を走るな!!!」
「変わっておられませんね。」
- 1.始まり
- 2.ブレスレット
- 3.ロゼアという国
- 4.ゴッドホッパーの反乱?
- 5.ラクレスの隠し事?
- 6.悲劇の始まり
- 7.行方知れず
- 8.ンコソパ国王の過去 【前編】
- 9.ンコソパ国王の過去 【後編】
- 10.マフィアを動かせ
- 11.ハッキング
- 12.マフィアとシエボル?
- 13.ロゼアへの道
- 14.宝石の国
- 15.戦慄のシエボル
- 16.力を以って
- 17.宰相様と国王サマ
- 18.邪智暴虐の
- 19.シスコン総長と呑気な女宰相
- 20.お姉ちゃん
- 21.二人のお兄ちゃん
- 22.スズメのご飯はチキュー1 byアオハ
- 23.スズメとアオハ【前編】
- 24.スズメとアオハ 【中編】
- 25.スズメとアオハ 【後編】
- 26.選ぶ結末、選ぶ未来
- 27.子守唄
- 28.眠る宰相、明けのカラス
- 29.宰相の異変
- 30.終わりの始まり、
- 31.目覚まし時計
- 32.生きる意味ってなんですか
- 33.戦闘民族(?)
- 34.太古の守護神
- 35.王と王妃
- 36.フィナーレ開幕
- 37.宰相の遺産
- 38.ラポネ・リバナラクという男
- 39.宰相たちの墓場【前編】
- 40.宰相たちの墓場【中編】
- 41.宰相たちの墓場【中編その2】
- 42.宰相の墓場 【後編】
- 43.冷却、そして覚悟
- 44.物語の終わりへ結末へ。
- 45.アオハとシエボル【前編】
- 46.アオハとシエボル【中編】
- 47.落下、そして墜落