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神様の共有

#3

第3話〜side咲良〜

はぁ、楓華を心配してるから言ったのにな…。
 俺は[漢字]神無月咲良[/漢字][ふりがな]かんなづきさくら[/ふりがな]。
 俺の契約神は[漢字]建御雷神[/漢字][ふりがな]たけみかづち[/ふりがな]。
 戦と剣の神様だ。
 いつも、怒ると俺の能力は制御が効かなくなる。
 要は、俺はすごーく危ない人物なのだ。
 で、緊急事態以外能力を使うな、と先生やら両親やらに脅されてる。
『ごめん、咲良。戻ってきて…』
 え…?楓華…⁉︎
 どういうことだ…?
 今降りてきた坂を全速力で登り、楓華の家まで戻る。
「どうしたんだ⁉︎」
 うわっ…怪鬼。
 そういうことか。
 楓華の契約した月読命は、戦いに適してない。
 だから、楓華は主神である月読命以外に側神と契約しなければならない。
 だが…。
 これ以上契約すると楓華の体に負担がかかる。
『[漢字]勝剣[/漢字][ふりがな]しょうけん[/ふりがな]』
「おい、茨木童子!逃げんなら今のうちだぞ‼︎」
「きょ、今日のところは引いてやる…。そのうち[漢字]龍[/漢字][ふりがな]りゅう[/ふりがな]様が来るからな、覚えとけよ…!」
 いや、来んのおまえじゃないのかよ…。
「楓華、大丈夫か?」
「う、うん。大丈夫」
 楓華の長い銀髪が月光に照らされてキラキラと輝く。
 楓華だけど…楓華じゃないんだよな…。
 今の楓華はすごく綺麗だ。
 もう、助けはいらないんじゃないかと思うほどに。
 小さい頃からの付き合いだが、まぁもう中学生だ。
 本来助けなんかいらない。
 ただ、俺が楓華に依存してただけだ。
 そして、楓華は遠い存在になった。
 そんな楓華に少しだけムカついた…。

作者メッセージ

神様の共有第3話〜side咲良〜を読んでくださり、ありがとうございます。
恋愛小説にする気はなかったけど、これはこれでいいかなと。咲良の楓華が好きなところは気に入ってますし、それに気づかない楓華の鈍感さも今後書いて行ければいいなと思います。

2024/09/04 15:57

未明
ID:≫ 9s63LzPQLQfD2
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