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グロいです。御注意を!
まだ苦しまないといけないなら
親が死んだ。
俺は岡谷 角都。
遂に、唯一俺を知っている親すらも亡くした。
葬儀のお金もない。親戚は俺の手首を拘束して、服を脱がせて殴って虐めて…。
そんな俺を親戚全員で見世物にするんだ。
俺は親戚のせいで人間不信になった。
味方は親だけ。
友達は居た…が…。
転校した。もう二度と会うこともないだろう。
親がいなくなったら、俺はもう何をすれば良いんだ。
そう思っていた矢先、だ………。
何故神様は俺に笑顔を向けてくれないのだろう。俺に何か非があるのか。
無い、と思うのだけれど。
苦しい…どうしてこんなに苦しまなければいけないのか。
いつもより静かになった室内をよく見ると、虫が沢山湧いていた。自分の生活習慣は左程悪くはなかったと思っているが、一人になると掃除もできないからな、と思いながら、呆然と一人座っている。
俺は虫を一匹摘み、ぶらぶらとぶら下げる。
ある時学校の先生が言っていた。もう学校なんて行っていないが。
―――「命の価値は等しい」
純粋に言葉を受け止めることができなくなった俺には皮肉に聞こえる。
なぜ俺だけ、親戚に虐められ、親を亡くし苦しまなければいけないのか。
一ヶ月に三度親戚の交流会がある。俺は…その時いつも虐められている。次は、いつも止めてくれる親が居ない。果たして何をされるか…見当もつかなかった。
虫を揺すりながら俺は考える。
――命の価値が等しいならば…どうして皆虫を殺したりしているのだろう。
命の価値が等しいと言えるならば、人間共が虫を殺すということは、人間側は殺されて良いと思っているのだろうか。
人間共が虫を殺している“証拠”さえあれば、人間も殺していいのか。
俺はそう判断した。
もう俺を覚えている人が親戚共しかいないのならば、いっそ俺を虐める連中を消して、俺を覚えている人が一人もいなくなるようにすれば、俺が生きる意味もなくなる。
早速実行に移そう。俺自身が救われるために、苦しみから抜け出すために。
親戚の集まりにやってきた。
いつも通り、彼奴等は俺を縛り上げてようとしてきた。
もう抵抗しても意味がない。
不敵に嗤うその顔が嫌いだった。
岡谷「っ…。死ね…。」
絞り出すようにそう言うと、奴等は更に喜んで俺の服を脱がした。っ……。恥ずかしい。苦しい。気持ち悪い。
俺はわざと家から持ってきて袖口に隠していた虫を大量に放した。
虫が嫌いな奴等は跳ね回り、虫達を殺しにかかった。俺は少し自由になった手でその様子をカメラに映した。虫を殺す瞬間をしっかりと撮り、床に置いた。遺書と共に。
そして、“証拠”を得た俺はもう放たれた。
ポケットのナイフで、親戚共を殺す。
血は俺を無残な姿に染め上げる。
これで…俺は死んだ。
俺は自分に刃物を向ける。
一撃で殺せるように首に向けて。
岡谷「ハハ…。やっぱり最期まで神様は厳しいままだったな…。」
俺の最期の言葉だ。
俺は岡谷 角都。
遂に、唯一俺を知っている親すらも亡くした。
葬儀のお金もない。親戚は俺の手首を拘束して、服を脱がせて殴って虐めて…。
そんな俺を親戚全員で見世物にするんだ。
俺は親戚のせいで人間不信になった。
味方は親だけ。
友達は居た…が…。
転校した。もう二度と会うこともないだろう。
親がいなくなったら、俺はもう何をすれば良いんだ。
そう思っていた矢先、だ………。
何故神様は俺に笑顔を向けてくれないのだろう。俺に何か非があるのか。
無い、と思うのだけれど。
苦しい…どうしてこんなに苦しまなければいけないのか。
いつもより静かになった室内をよく見ると、虫が沢山湧いていた。自分の生活習慣は左程悪くはなかったと思っているが、一人になると掃除もできないからな、と思いながら、呆然と一人座っている。
俺は虫を一匹摘み、ぶらぶらとぶら下げる。
ある時学校の先生が言っていた。もう学校なんて行っていないが。
―――「命の価値は等しい」
純粋に言葉を受け止めることができなくなった俺には皮肉に聞こえる。
なぜ俺だけ、親戚に虐められ、親を亡くし苦しまなければいけないのか。
一ヶ月に三度親戚の交流会がある。俺は…その時いつも虐められている。次は、いつも止めてくれる親が居ない。果たして何をされるか…見当もつかなかった。
虫を揺すりながら俺は考える。
――命の価値が等しいならば…どうして皆虫を殺したりしているのだろう。
命の価値が等しいと言えるならば、人間共が虫を殺すということは、人間側は殺されて良いと思っているのだろうか。
人間共が虫を殺している“証拠”さえあれば、人間も殺していいのか。
俺はそう判断した。
もう俺を覚えている人が親戚共しかいないのならば、いっそ俺を虐める連中を消して、俺を覚えている人が一人もいなくなるようにすれば、俺が生きる意味もなくなる。
早速実行に移そう。俺自身が救われるために、苦しみから抜け出すために。
親戚の集まりにやってきた。
いつも通り、彼奴等は俺を縛り上げてようとしてきた。
もう抵抗しても意味がない。
不敵に嗤うその顔が嫌いだった。
岡谷「っ…。死ね…。」
絞り出すようにそう言うと、奴等は更に喜んで俺の服を脱がした。っ……。恥ずかしい。苦しい。気持ち悪い。
俺はわざと家から持ってきて袖口に隠していた虫を大量に放した。
虫が嫌いな奴等は跳ね回り、虫達を殺しにかかった。俺は少し自由になった手でその様子をカメラに映した。虫を殺す瞬間をしっかりと撮り、床に置いた。遺書と共に。
そして、“証拠”を得た俺はもう放たれた。
ポケットのナイフで、親戚共を殺す。
血は俺を無残な姿に染め上げる。
これで…俺は死んだ。
俺は自分に刃物を向ける。
一撃で殺せるように首に向けて。
岡谷「ハハ…。やっぱり最期まで神様は厳しいままだったな…。」
俺の最期の言葉だ。
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