人の血で咲く花
わたしは、天利 梨寿。わたしはおかあさんをさがしてるんだけど…
いない…いないなぁ……
梨寿「おかあさーん、おかあさーん?」
おかあさんは、だれかにつれてかれちゃったの。
わからない、わからないんだけど、わたしはおうちにいただけ。そしたら、きゅうにヘンなひとがあらわれて、おかあさんをつれていっちゃった。
わたしは、クローゼットのなかでみてただけ。
おかあさん…どこにいっちゃったんだろ。
おうちもおいだされちゃったし…。きょうはここでねるしかないかぁ。
そう言って、梨寿は周りを見渡した。ふと、下を見てみると…
梨寿「あ、おはなだ。」
真っ白で綺麗な百合のような花のつぼみがそこに咲いていた。梨寿は、その花を1つ摘み、草むらに腰を下ろした。
梨寿「うーん……なんだか、ねむたくなってきちゃった……」
梨寿の目は、段々と閉じていく。
[水平線]顔の上に何かが落ちてきて、梨寿は目を覚ます。あたりは暗くなっていた。
梨寿「う……ん…?」
顔の上に落ちてきたものは、さっき見た白色の花のつぼみだった。
梨寿「いま……なんじなんだろ……。」
時間もわからない…。そしてなにより寒い…
お腹も空いた……。
恐怖が梨寿を襲った。
梨寿「うううっ…!!さむい……。」
昼寝をしてしまったことを悔やみながらも、その状況を受け入れるしか無かった。
傭兵「…今女がいなかったか?」
傭兵2「いるわけないだろ、ほら早く他の女を回収しに行くぞ。」
傭兵「気のせいか…。」
梨寿は急いで木の裏に隠れていた。
呼吸が激しくなる。
梨寿「あのひとたち……おかあさんをさらったひと……?」
梨寿は寒さに震えすぎて木の裏から体が見えていることに気づいていない。
そして、その事に傭兵が気づく。
傭兵「……やっぱりな。」
傭兵は梨寿の口を塞ぎ、手足を縛る。
梨寿「〜〜〜〜〜〜!!!」
梨寿は暴れるが、大人の力に抵抗できない。
…この世界は、女性が生きられない世界。其れ故男性が好き勝手にしているのだ…。
傭兵「暴れるな!!!」
そう言って、傭兵は梨寿を殴る。血が出る。
傭兵は笑みを浮かべ
傭兵「後でしっかり可愛がってやるからな」
と言う。
梨寿を殴った血は、あの白い花のつぼみを赤く染め上げ…
――美しい花を咲かせた。
いない…いないなぁ……
梨寿「おかあさーん、おかあさーん?」
おかあさんは、だれかにつれてかれちゃったの。
わからない、わからないんだけど、わたしはおうちにいただけ。そしたら、きゅうにヘンなひとがあらわれて、おかあさんをつれていっちゃった。
わたしは、クローゼットのなかでみてただけ。
おかあさん…どこにいっちゃったんだろ。
おうちもおいだされちゃったし…。きょうはここでねるしかないかぁ。
そう言って、梨寿は周りを見渡した。ふと、下を見てみると…
梨寿「あ、おはなだ。」
真っ白で綺麗な百合のような花のつぼみがそこに咲いていた。梨寿は、その花を1つ摘み、草むらに腰を下ろした。
梨寿「うーん……なんだか、ねむたくなってきちゃった……」
梨寿の目は、段々と閉じていく。
[水平線]顔の上に何かが落ちてきて、梨寿は目を覚ます。あたりは暗くなっていた。
梨寿「う……ん…?」
顔の上に落ちてきたものは、さっき見た白色の花のつぼみだった。
梨寿「いま……なんじなんだろ……。」
時間もわからない…。そしてなにより寒い…
お腹も空いた……。
恐怖が梨寿を襲った。
梨寿「うううっ…!!さむい……。」
昼寝をしてしまったことを悔やみながらも、その状況を受け入れるしか無かった。
傭兵「…今女がいなかったか?」
傭兵2「いるわけないだろ、ほら早く他の女を回収しに行くぞ。」
傭兵「気のせいか…。」
梨寿は急いで木の裏に隠れていた。
呼吸が激しくなる。
梨寿「あのひとたち……おかあさんをさらったひと……?」
梨寿は寒さに震えすぎて木の裏から体が見えていることに気づいていない。
そして、その事に傭兵が気づく。
傭兵「……やっぱりな。」
傭兵は梨寿の口を塞ぎ、手足を縛る。
梨寿「〜〜〜〜〜〜!!!」
梨寿は暴れるが、大人の力に抵抗できない。
…この世界は、女性が生きられない世界。其れ故男性が好き勝手にしているのだ…。
傭兵「暴れるな!!!」
そう言って、傭兵は梨寿を殴る。血が出る。
傭兵は笑みを浮かべ
傭兵「後でしっかり可愛がってやるからな」
と言う。
梨寿を殴った血は、あの白い花のつぼみを赤く染め上げ…
――美しい花を咲かせた。
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