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黒に染まる

やっほー、僕は白萩 渚!ただの小学六年生!
僕には琴っていう妹がいるんだ。可愛くて、僕の最愛の妹。妹なのに僕より大人っぽいのはヒミツ。
だって、この前も…[水平線]
渚「ヒッ!怖…。」
琴「えぇ…お兄ちゃんが木登りしよって言い出したんだよね!?」
渚「だって~、怖いんだよ…」
琴「じゃあなんで木登りやろうとしたのか…。」
渚「ううっ…降りれないよ…。」
そんな時、琴は僕の手を繋いでこう言ってくれた。
琴「大丈夫、大丈夫!せーので降りれば怖くない。それに、今は【白】でも、お兄ちゃんには色んな色に進める可能性があると思うよ!」
渚「えぇ…どういうこと?」
琴「また今度、教える!」
渚「…??」[水平線]
こんな風に、表現方法は変わってるけど僕より大人っぽいんだ。クッ、僕の尊厳が!
今日はお母さんに連れられて銀行に来てます。銀行の待ちって長いよね…。
ガタン…
…え?今なんか音がしたような…?
その時、何かが扉と共に飛び出してきた。…理解するまでに時間が掛かった。
A「銀行強盗だ!」
B「全員ここに集まれ!集まらない奴は撃つぞ」
A「このバッグに金を詰めろ!」
え…。銀行強盗!?かなり興奮している様子で、喋りかけるだけで撃たれそうなぐらいの興奮していた。
琴「お兄ちゃん、これって…もしかしなくても銀行強盗だよね?」
渚「う、うん…夢、じゃないよね。」
A「おいそこ!喋るんじゃねぇ。」
渚「っ…。」
そのうちに誰かが警察を呼ぶ緊急のボタンを押したらしく、サイレンが鳴った。
A「誰だ押したやつはぁぁ!![太字]あぁぁぁぁ![/太字]」
…発狂してる……。
怖い、いつ撃たれるかわからない。
B「こうなったら…もう全員殺す…」
ひぃっ……こ、怖い。
A「金の用意は終わった。だが…」
B「…警察がもういるな。」
A「…チッ。ボタン押したやつ誰だ…。」
その時、この状況を面白がったらしく、1人の学生が手を挙げた。
学生「いやぁ〜〜〜、オレ、警報ボタン押しちゃったッスね〜〜〜♪」
こんな状況であまりにもふざけている。その時。
[中央寄せ][大文字][太字]パンッ!![/太字][/大文字][/中央寄せ]渚「………え?」
その学生は、撃たれた。僕の目の前で。何回も。
撃たれた学生は、血を吐いて、足から崩れ倒れていった。
そこにいた全員が息を呑んだ…と思う。
静かになった。
A「いいか、お前ら。抵抗するとこうなるからな。」
渚「っ…!!!」
その時琴がいないことに気づいた。
周りを見回してみると、琴が女子トイレの入口に入るところを見つけた。
琴が何かやってる?何をしてるんだ?
B「おい、コイツの近くにいたチビ、いなくなってないか?」
え…僕の近くにいたチビ…琴の事!?
A「確かに…お前、あのチビが動いているのを見たか?…嘘をついたら撃つぞ。」
渚「…っ、、、」僕は銃口が怖かった。なんせ、[漢字]学生が銃で撃たれる[/漢字][ふりがな]あんなこと[/ふりがな]があった後だし…。
A「おい、何か知ってるのか?何も答えないなら撃つ。」
渚「っ…。女の子…琴…は…女子トイレに…入ってました…。」
A「聞いたか?」
B「ああ。行こうぜ。教えてくれてありがとよ、お·兄·ち·ゃ·ん♪」
渚「!!!!!」
僕は、怖かった。怖かったから、妹を差し出してしまったんだ…。
数分後、Bと琴が出てきた。
B「自分の為に家族を売るなんて…[太字][明朝体][太字]ホント、最高。[/太字][/明朝体][/太字]」
渚「……やめろ…。」
B「これもお前が情報を売ったからこうなったんだぞ〜?w」
渚「…っ…。」
琴「お兄ちゃん…。」とても悲しそうな目だった。
渚「琴…ごめん。」
A「ま、そろそろお別れの時間かな。」
B「大好きなお兄ちゃんに裏切られて死ぬなんて、滑稽だなw」
A「…殺す前に、苦しませるか。」
AとBは琴を殴り始めた。血が飛び散って…とにかく悲惨だった。
B「そろそろ殺すか。」
A「それも、愛するお兄ちゃんの前でw」
僕の目の前に琴が立った。というよりかはBに頭を鷲掴みにされて拘束されてる感じ。
Aの顔が歪む。笑う。
琴が撃たれる。…僕が、あんな事言わなければ…。そんな後悔ももう遅い。
琴は撃たれた。何も言わず。僕は、返り血を沢山浴びてしまった。でも、もう何も考えられない。
僕はいつの間にか、「黒」に染まっていた。
もう後戻りはできないらしい。やってしまったことは仕方がないんだから、自分で償わないとね。
…生きる?このまま琴を引き摺って、生き地獄よりは死んだほうがいい。
そうだよね?琴。
それが、今僕にできる最高の償いだ。
だから、今屋上にいるんでしょ?
人って、こんなに簡単に黒に染まれるんだね。
でも、習字で2度書きはしてはいけないように、絵の具で黒は中々白に戻せないように、もう戻せない。琴も、僕も。
せーので降りれば怖くない。そうだよね、琴。

作者メッセージ

主人公は最初白色に近い存在でしたが、段々黒に染まっていって、最終的には自殺してしまいました。私はグレーくらいの存在でいることが1番良いと思います!

2024/08/31 22:22

みのむし
ID:≫ 08nlFWdXgofRE
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