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僕を見て

うぅーん。むにゃむにゃ…ハッ!もう8時!?
まずい、早く学校いかなきゃ!
「お母さん!朝ご飯いらない!」
それだけ言って家を飛び出した。
僕の名前は[漢字]鶴海 翼[/漢字][ふりがな]つるみ つばさ[/ふりがな]。全速力で学校に向かってる…けど、間に合うかな…?
鶴海「はぁっ、はぁっ、はぁっ…。疲れた…。」
でも、間に合った!
なんとかセーフ。先生も来る前だったし。
とにかくバック置こう………あれ?
バックどこ?え?僕持ってきたはずなのに!
[太字]忘れたぁぁ![/太字]…ま、まあしょうがない。まず朝の会は乗り越えられる。
先生「……おはよう。」先生がガラガラと扉を開け教室に入る。
先生「……。」無言の先生。何かあったのかな?
順調に朝の会は進んでいく。
そして先生の話の時間になった。
先生「おはようございます。今日は『例の件』について、お話があります。」
なんだろ。
先生「[太字]向田さん、石井さん、後で来るように。[/太字]」
えぇ、なんか先生の声のトーンが急に変わった…こわ。そしてみんなの目が僕に集まる。なんで僕になのかは分からない。
そして朝の会は終わり、1時間目になった。
僕はバッグを忘れちゃったから、身一つで授業に臨む…けど、何も言われなかった。ラッキー♪
[中央寄せ]中休み[/中央寄せ]
っはー、午前の授業終わった!
…あれ?屋上空いてる?いつもは屋上なんて空いてないのに…。ちょっと行ってみよ。
屋上の上に来た時…こんな声が聞こえてきた。
[水平線]?「お前ウザいんだよ、いつも目立って。」
?「そうそう、ほーんとに。」
?「俺らがいじめてるのまだバレてないからさぁ…♪」
?「やっちゃうか。」
鶴海?「っ…!やめて…!」[水平線]…今の、なんだろ。記憶?いや、僕そんな事されて…ない…よね…?
何気なく下を見ると、警察のような人達が立っていた。何してるんだろ…。
あっ!もう次の授業始まっちゃう!
そうして、授業に行って、いつも通りの日常を過ごした。
[中央寄せ]帰る時[/中央寄せ]
ふー、学校終わった〜!
僕はいつも友達と帰るんだ!
友達「なあ、そこにいるんだろ、鶴海…。」
鶴海「いや僕ここにいるけど?」
友達「ハ、ハハ……。」
鶴海「?どうしたの?なんか今日みんな変だったよね…。」
友達「……。」
鶴海「……?」
友達「鶴海…。」
鶴海「なーに?」
友達「……。」
友達は花壇の前に立った。さっきの屋上が見える。
友達「お前が[太字]死んで[/太字]から…もう1週間だ…。お前を[太字]殺した[/太字]犯人も見つかったらしいぞ……。。」
鶴海「!!!!!!」
僕が…[太字]死んで[/太字]?そんな事…あるわけないじゃん…!
鶴海「そ、そんな事…無いよね?ねえ、冗談だよね!?冗談って…言ってよっ!!」
あ…あぁっ!思い出しちゃった…。
[水平線]僕は、向田と石井に…虐められてたんだった。僕が気に入らなかったって…。
石井「この壁に固定して動けないようにしようぜ」
向田「いいな、それ。それで…こう殴ってやれば!」
鶴海「痛っ!も…っ、もうやめてよっ…!!」
向田「あははは!もっと苦しめ…!」
石井「お前はこの位が丁度いいんだよ…!」
鶴海「僕何もしてないじゃん…!」
石井「いや。お前は人気だから、ムカつくんだよ。」
向田「そ。さっさと死ねばいいのにな。」
石井「こんなのどうだ?」石井は鉄パイプを取り出した。
鶴海「……っ!!」僕は…壁に固定されて、ただ拘束から抜け出そうと体を動かすだけだった。
向田「お前のその苦痛に歪んだ顔…!ははっ!最高!」
鶴海「あ゛ぁっ…!!」
鶴海「…僕に、[太字]嫉妬[/太字]してるの?だから僕を殴るの?そんなの、最低だよ!」
この、嫉妬というワードがいけなかったみたいだ。それを言うと更に強く僕を殴ってきた。
向田「あぁ?チッ、さっさと殺そうぜこいつ。」
石井「ほんとに。ムカつくやつだなぁ。今お前は俺らの好きにさせるしかないってのに。」
向田「なあ、この屋上からこいつ落とさない?」
石井「それ賛成w」
鶴海「…え?それ…本気で言ってるの…?」
石井「あははっ♪声震えてやんの!」
向田「じゃ、落とすか。落としたらすぐ逃げるぞ。」
そうやって、僕は落とされたんだった…。
僕の頭が地面に強くぶつかった「グシャッ」という音が聞こえる。
僕の意識は遠くへ行く。掴んでも、掴んでも吸い込まれてしまう。夏の吸い込まれるような空に僕も吸い込まれてしまったみたいだ。
[水平線]鶴海「………。」
鶴海「そうか…。」
だから…石井と向田は先生に呼ばれて……。
はぁっ…はぁっ…はぁっ…
[太字][大文字][大文字][太字]僕…死んでたんだ…[/太字][/大文字][/大文字][/太字]
もう僕が救われる[漢字]終わり方[/漢字][ふりがな]エンド[/ふりがな]はないんだ…
記憶…忘れてたほうがよかったな。
もっと…生きてたかったな…っ!
でも、そんな事を思っても、もう何もならないんだから…。
もう僕は歩く道もない。幽霊として生きるしか…。
僕はこの現世にはいらない奴だったみたい。
なら、いらない奴は消えるよ。
いつか、来ない現世が僕にやってくるまで…おやすみ。

作者メッセージ

生きていると思ってたけど実は死んでた人の話でした。長い分になってしまいましたが読んでいただきありがとうございました!

2024/08/17 21:07

みのむし
ID:≫ 08nlFWdXgofRE
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