今日も仕事疲れた…。私の名前は梁爽 楓やなさわ かえで。社会人1年目でもう挫折しそうです…。
親への仕送りもあるし、大変…。
そんな事を思いながらも帰路について歩いて行く。家に帰っても迎えてくれる人も動物も居ない。
楓「もう、仕事辞めようかな…。」
そう呟いた時でした。私の家のドアが1つ増えていて、そのドアが光っているのです。
楓「え。なにこれ。ここにドアなんてあったっけ?」
私は、恐る恐るドアノブに手をかける。
チラッ
そこは、幻想的な空間だった。
大きな木製のテーブルに、カウンターが並んでいて、それがランタンで彩られ…私は呆気にとられた。
中央の大きなカウンターにスーツを着た男の人がカップを拭きながらこちらを見ていた。
家の扉がまさかこんなところに繋がっているなんて。ど、どうしよう。
マスター「………ようこそ。」
楓「あ、えと、こんにちは。」
マスター「ここは、空想喫茶店です。」
楓「空想喫茶店?」
マスター「ここは、色々な世界に繋がっています。色々な世界の悩んでいる生き物達が集まる場所が、空想喫茶店です。私は、それを管理している者です。マスターとお呼びください。」
楓「あ、はい。」
マスター「……ご注文は?」
楓「えっと、何がありますか?」私はなんとか平静を取り戻そうと必死だった。
マスター「…ここは空想喫茶店です。貴方が求める物は何でもあります。」
楓「へ…?じゃ、じゃあ、アールグレイの紅茶で…?」
マスター「承知しました。レモン、ミルクどちらにいたしますか?」
楓「じゃあ、レモンで。」まだ困惑している。
紅茶が出てきた時、横のカウンターから声をかけられた。
?「あんたは、何で悩んでるんだ?」
楓「…え?誰?」見た先にいたのは二足歩行の狼だった。
狼「どーも。」
楓「へっ!?狼!?二足歩行!?喋ってる!?」
狼「そんなに興奮しなさんな。」
楓「あ、はい…。」
狼「タメでいいぞ。」
楓「うん…。」
狼「で?何で悩んでるんだ?」
楓「…ちょっと、仕事とか、お金とか、うまく行かなくて…。」
狼「そうか、それは、大変だな。」
楓「あなたは?何で悩んでるの?」
狼「…食べ物が無い。住処もない。」
それって、全部私達が…。あ、でも私達の世界じゃ無いから、違うか。
狼「あそこのワニとかも同じ感じらしいぞ」
ワニ「食べ物なぁぁぁぁい!くりはr…」
不死鳥「おーっとwそれ以上はやめたほうが良い。」
へー、不死鳥とか架空の生き物もいるんだ。
空想喫茶店なんだから、空想の生き物がいたって普通か。というか、みんな普通に喋ってるし、なんでこの空間で私は和んでるんだろ…。
楓「ふふっ。」ふっと笑みが溢れた。
狼「そうだ、あんたの名前は何ていうんだ?」
楓「私は、楓って言うの。あなたは?」
狼「俺は、大口真神って言うが…略してマガミってよく言われるな。」
楓「そっか、マガミ。よろしく。」
マガミ「あぁ、よろしく。」
楓「私、そろそろ帰らなきゃ。」
マガミ「そうか…。またな。」
楓「うん!またね!」
何か、とても気分が晴れやかだ。
…また行こう。空想喫茶店に。もっと、色んな動物とか、人と出会っていこう。
その為に、仕事も頑張ろう。
その日が、私の分岐点だった。
親への仕送りもあるし、大変…。
そんな事を思いながらも帰路について歩いて行く。家に帰っても迎えてくれる人も動物も居ない。
楓「もう、仕事辞めようかな…。」
そう呟いた時でした。私の家のドアが1つ増えていて、そのドアが光っているのです。
楓「え。なにこれ。ここにドアなんてあったっけ?」
私は、恐る恐るドアノブに手をかける。
チラッ
そこは、幻想的な空間だった。
大きな木製のテーブルに、カウンターが並んでいて、それがランタンで彩られ…私は呆気にとられた。
中央の大きなカウンターにスーツを着た男の人がカップを拭きながらこちらを見ていた。
家の扉がまさかこんなところに繋がっているなんて。ど、どうしよう。
マスター「………ようこそ。」
楓「あ、えと、こんにちは。」
マスター「ここは、空想喫茶店です。」
楓「空想喫茶店?」
マスター「ここは、色々な世界に繋がっています。色々な世界の悩んでいる生き物達が集まる場所が、空想喫茶店です。私は、それを管理している者です。マスターとお呼びください。」
楓「あ、はい。」
マスター「……ご注文は?」
楓「えっと、何がありますか?」私はなんとか平静を取り戻そうと必死だった。
マスター「…ここは空想喫茶店です。貴方が求める物は何でもあります。」
楓「へ…?じゃ、じゃあ、アールグレイの紅茶で…?」
マスター「承知しました。レモン、ミルクどちらにいたしますか?」
楓「じゃあ、レモンで。」まだ困惑している。
紅茶が出てきた時、横のカウンターから声をかけられた。
?「あんたは、何で悩んでるんだ?」
楓「…え?誰?」見た先にいたのは二足歩行の狼だった。
狼「どーも。」
楓「へっ!?狼!?二足歩行!?喋ってる!?」
狼「そんなに興奮しなさんな。」
楓「あ、はい…。」
狼「タメでいいぞ。」
楓「うん…。」
狼「で?何で悩んでるんだ?」
楓「…ちょっと、仕事とか、お金とか、うまく行かなくて…。」
狼「そうか、それは、大変だな。」
楓「あなたは?何で悩んでるの?」
狼「…食べ物が無い。住処もない。」
それって、全部私達が…。あ、でも私達の世界じゃ無いから、違うか。
狼「あそこのワニとかも同じ感じらしいぞ」
ワニ「食べ物なぁぁぁぁい!くりはr…」
不死鳥「おーっとwそれ以上はやめたほうが良い。」
へー、不死鳥とか架空の生き物もいるんだ。
空想喫茶店なんだから、空想の生き物がいたって普通か。というか、みんな普通に喋ってるし、なんでこの空間で私は和んでるんだろ…。
楓「ふふっ。」ふっと笑みが溢れた。
狼「そうだ、あんたの名前は何ていうんだ?」
楓「私は、楓って言うの。あなたは?」
狼「俺は、大口真神って言うが…略してマガミってよく言われるな。」
楓「そっか、マガミ。よろしく。」
マガミ「あぁ、よろしく。」
楓「私、そろそろ帰らなきゃ。」
マガミ「そうか…。またな。」
楓「うん!またね!」
何か、とても気分が晴れやかだ。
…また行こう。空想喫茶店に。もっと、色んな動物とか、人と出会っていこう。
その為に、仕事も頑張ろう。
その日が、私の分岐点だった。