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うるさい母さん

ボクのお母さんはとても騒がしい。なんか、言うなれば大阪のオバチャンしらないけど大阪のオバチャンみたいな感じ。
はぁ…もうすぐ運動会…お母さんが何かしでかしそうで怖いよ…。
[水平線][中央寄せ]運動会練習[/中央寄せ]
ボクは今徒競走の練習中。頑張って走ってます。
…あれ?あそこの子、なんか列から外れてる?
ボク「どうしたの?」
A「あぁ、僕は運動会、お母さんもお父さんも仕事で来れないから…。見てもらえないし、運動会に行く意味が無いよ。。」
ボク「…そっかぁ…。。。」
なんとかしてあげられないか。ボクは思いついた。
ボク「あ、そうだ。」
A「?」
ボク「ボクのお母さんに見られてるつもりでいたら?」
A「え?」
ボク「ボクのお母さんさ、笑っちゃうくらい騒がしくて、強くて。多分当日いない方がマシだとおもうんだけどさ…。お母さんに応援されるよりはマシだよ。」
A「何そのお母さん……。……なんか、やる気出たよ。ありがと。」
ボク「よかった〜。」
[水平線][中央寄せ]運動会当日[/中央寄せ]
お母さんは…あ、いた。最前列で待機してる…。ドン引く位わかりやすいな…。あ、ボクに気づいたみたい。
お母さん「[大文字]きーーたよぉぉぉーーーん!![/大文字]」
お母さん「[大文字]おぉーーーーーーい!![/大文字]」
ボク「も、もう聞こえてるって!やめて!」
A「あれが、君のお母さん?」
ボク「まあね……。」
A「あはは、お父さん似なの?いいお母さんじゃん」
ボク「そうだね……。」
そして、第一種目…徒競走が始まった。
僕が出る番の時。
お母さん「[太字][大文字][大文字]がぁぁぁんばぁれぇぇぇ!![/大文字][/大文字][/太字]」
ボク「うっ…うるさ…」
お母さんは誰よりもボクを応援してくれた。嬉しいのか、恥ずかしいのか…いや、すごく、とても恥ずかしかった。
-よーい-
     どん!
ピストルの合図でボクは地を蹴る。
お母さん「[大文字]がんばれえぇ![/大文字]」
結果は一位だった。練習通り!
お母さん「よっしゃァァァァァァ!!良く頑張った!!」
喉枯れないのかな…
一旦お昼休憩になった。
ボク「お、お母さん…ちょっと声大きすぎだよ…」
お母さん「そうかなぁ?これくらいの熱気があったほうがいいでしょ!」
ボク「うーん…まあいいや。」
お母さん「ちょっと、あの子。」
ボク「え?」
お母さん「一人でいるわよ」
それは、Aくんだった。
ボク「どうしたの?」
A「家に帰ってお昼ご飯を食べようとしたんだけど、お昼ご飯がなくて…」
ボク「え!?大変だ…。じゃあボクのとこで一緒に食べようよ!」
A「え、いいの?」
お母さん「いいよっ!!」
A「うぅ、ありがたい…」
お母さん「母ちゃん特製おむすびをお食べ!ちょうどでかいんだから!」
ボク「で、でかっ!?こんなの1個だけでお腹いっぱいになるよ!」
A「ははっ、お前のお母さん面白いな!」
…お母さん、Aくんが一人でいるの気付いてたんだ…ボクはちっとも気づかなかった。
ボクは、お母さんがいると恥ずかしい思いをするけど、それでもあのお母さんが大好き。
だって、どんな人でも仲良くなれちゃうし。
さぁ、ボク等の人生はまだ始まったばかり。運動会じゃなくてもいろんな出会いとかがあると思う。その時、お母さんみたいに、いろんな人と笑顔で接したいな。

作者メッセージ

明るいお話です。
お母さんは騒がしいけど、どんな人とも仲良くなれるという特技?があります。恥ずかしい思いもするけれど、それでもお母さんが好きなボクなのでした。

2024/07/17 20:02

みのむし
ID:≫ 08nlFWdXgofRE
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