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悪役側の正義

[太字]私は、魔王の子供らしい。[/太字]
私は生まれつき、魔王の元で生まれ、憎まれるべき存在らしい。私は、魔王が亡くなるまでそんなこと思ってもいなかった。私の言う事が正しい事であると信じていた…
[大文字]魔王の子供は次期魔王である。[/大文字]
そう。魔王の子供は次期魔王なのだ。前回の魔王、つまり私の父は忌み嫌われる存在で、いつも我が道を行き、世界を支配しようとしていたようだ。だから“勇者”と名乗る反逆者がでて殺された…正直私は父の事をあまりよく知らなかった。母親にずっと育てられてきたからだ。だから、冷静に整理できていなかったときは本当にわからなかった。そして今玉座に座っている。部下達は
「あの忌まわしき勇者達に逆襲しますよね!?しましょうよ!」
などと、平和とは程遠い発言をしている。我々は勇者に負けて世界に「平和」が戻ったはず。そもそも、「平和」とは何なのだろうか?私達魔族は基本的に忌み嫌われる存在だ。それは、私達なりの「正義」や「美学」や「平和」があるからだと思う。全て自己解釈なのだが、私達が「平和」に暮らすためには、子孫を作らなければいけない。そして、子孫を作ると、人間世界に悪魔が増える。それが嫌だから、魔族のいじめや格差があるのでは?それぞれそれなりに正義があるからこそ、戦争は成り立ち、世界は混沌に溢れるのでは?そればかりは私にはどうにもできない。お互いに理由があるなら戦争いしない理由がなくなるからだ。どうすれば争いがなくなるのか、いじめがなくなるのか、差別がなくなるのか…私はわからない。お互いが気持ちよく過ごすためには我慢が必要になる。私達魔族は充分我慢した。…………

私の幼少期、母親に世話をしてもらっていた頃、私は差別を受けていた…人間達は、寄ってたかって魔族をいじめる。私も、いじめられた魔族の1人だった。というか、魔族ならば誰でも受けている事だと思う。それに加えて、私は魔王の息子だから、大人に命さえ狙われていた。大体私の持っている魔力で撃退はできたのだが、そのぶん悪い噂が立ち、また虐げられる一方だった。
「過去の事を思い出すだけで吐き気がする……」
[太字]今も、差別やいじめはなくなっていないらしい[/太字]
それに、人間同士で、肌の色や出身の違いだけで、私のような魔族だけじゃなく、いじめられている人間もいる。人間達が仲間割れとは…いじめられていた私からみれば滑稽なものだ。
まあ、昔話がそのくらいにして、これからのことを考えるか…

魔族の世界にも、人間の世界にも平和が訪れるのは、いつなのだろうか。その時がくるまで、私はいくらでも挑戦し、間違え、成功していけるだろう。そして、いつか父のように亡骸になるまで、精一杯生き続けたい

作者メッセージ

ご覧いただきありがとうございました!いかがでしたでしょうか。あなたの心に響いたなら嬉しいです!
私は
悪も、正義もどっちもどっちだとおもいます!( ̄∇ ̄)悪と正義は表裏一体、よくゲームで見る勇者と魔王も、勇者は魔物を倒してますし、「勇者」も悪の人なのかもしれませんね…
では、また会う日まで!

2024/03/18 23:20

みのむし
ID:≫ 08nlFWdXgofRE
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