これはホントはどこにでもいたはずの普通だった男の子の小さく大きな物語、謎多き世界へ行ってらっしゃい!
20??年9月中旬、1年生になったばっかりの安藤立(あんどうりつ)は自分は変だと良く自覚した。二時間目終わりに「遊ぼう」と言っても誰も反応しなかった、次は大きな声で「遊ぼうよう!!」と言ったら「安藤君ぅん、静かにしようねぅ?」と担任が可愛いような嫌われそうな声で言っていた。でも立は可愛い声なのか嫌われそうなのかと、疑いも怪しくも思わなかった。だって耳がほとんど聞こえないのだから。休み時間が終わる5分前、ガキ大将と呼ばれる葛君が「お前キモイ」と言っていた。だが痛くもかゆくもなかった。だってその言葉の意味が分からないのだから。ただただぶすをながめるような顔で2人を見ていた。その2人はどうでもいいのだ、家に帰るのがつかれる。帰るために二つくらい丘を越えないといけないのだ。もっと近い高校があると言うのに。でも「ただいま」と言ったら母はこっちを向いて笑ってくれる、父は仕事中らしい。晩御飯はお母さんたち暇じゃないから近くの土でお腹いっぱいにしている。「咳が出るようになったら草が必要だ、草は毒もあるから気を付けて」と独り言を言いながら雑草を食べる事もある。お風呂は冷たい池でゆっくりしてるのになぜなのかクラスの女の子たちは僕が来たらよけたり避けたり吐くふりされる男子もだ。お風呂から出たらアリと話したり、バッタに歌を聞かせたりしている。アリんこのお墓は3ケタは余裕で超える。そんな日々が多分生まれたころから続いている。それでいいのだ、「さんどいっち」っていうものは砂と木の混ぜ合わせらしくてとても食べれなかった。母とはなしあわせれた時の嬉しさはまあまあだ。
そんなある日、父が母に叫んでいた。僕でもちょっときつかった。父にやめてもらおうと近づいたら蹴られた、蹴られたのは良かったのだが運悪く机の角に頭が当たってしまった僕は気を失ってしまった。
「君は地獄を見てる」
その言葉で目を覚ました。
「ああ逃げたい。」なんで今までそう思わなかったのだろうその日から僕の中で何かが変わった。
2分の1話「幻の喜」
20??年9月中旬、1年生になったばっかりの安藤立(あんどうりつ)は自分は変だと良く自覚した。二時間目終わりに「遊ぼう」と言っても誰も反応しなかった、次は大きな声で「遊ぼうよう!!」と言ったら「安藤君ぅん、静かにしようねぅ?」と担任が可愛いような嫌われそうな声で言っていた。でも立は可愛い声なのか嫌われそうなのかと、疑いも怪しくも思わなかった。だって耳がほとんど聞こえないのだから。休み時間が終わる5分前、ガキ大将と呼ばれる葛君が「お前キモイ」と言っていた。だが痛くもかゆくもなかった。だってその言葉の意味が分からないのだから。ただただぶすをながめるような顔で2人を見ていた。その2人はどうでもいいのだ、家に帰るのがつかれる。帰るために二つくらい丘を越えないといけないのだ。もっと近い高校があると言うのに。でも「ただいま」と言ったら母はこっちを向いて笑ってくれる、父は仕事中らしい。晩御飯はお母さんたち暇じゃないから近くの土でお腹いっぱいにしている。「咳が出るようになったら草が必要だ、草は毒もあるから気を付けて」と独り言を言いながら雑草を食べる事もある。お風呂は冷たい池でゆっくりしてるのになぜなのかクラスの女の子たちは僕が来たらよけたり避けたり吐くふりされる男子もだ。お風呂から出たらアリと話したり、バッタに歌を聞かせたりしている。アリんこのお墓は3ケタは余裕で超える。そんな日々が多分生まれたころから続いている。それでいいのだ、「さんどいっち」っていうものは砂と木の混ぜ合わせらしくてとても食べれなかった。母とはなしあわせれた時の嬉しさはまあまあだ。
そんなある日、父が母に叫んでいた。僕でもちょっときつかった。父にやめてもらおうと近づいたら蹴られた、蹴られたのは良かったのだが運悪く机の角に頭が当たってしまった僕は気を失ってしまった。
「君は地獄を見てる」
その言葉で目を覚ました。
「ああ逃げたい。」なんで今までそう思わなかったのだろうその日から僕の中で何かが変わった。
2分の1話「幻の喜」