「ふわぁあぁあ…ねみ…」
とあるアパートの一室で、本作の主人公が目覚める。
寝癖がついて原型がなくなっているハンサムショートに黄色の吊り目が特徴的な彼女は、[漢字]長谷川伊織[/漢字][ふりがな]はせがわいおり[/ふりがな]である。
ご飯の匂いがして、伊織はダッシュでリビングへ向かう。
伊織「おとんおはよ!」
「お父さんと呼びなさい」
寝癖をきちんと直し、ネクタイを締めた男性がキッチンに立っていた。
伊織と同じ目の色をしている彼は伊織の父である。
伊織「え、長い。」
父「ひどくない?」
母親は10年前に離婚して家を出て行ってしまったので、伊織が物心ついた頃には父親だけだった。
伊織「ところでご飯まだ?」
父「お前そろそろ自分で作れよ…」
伊織「…私の料理センス理解して言ってる?」
父「…すまん、忘れてたわ。伊織は炭化したご飯しか作れないもんな。」
父と雑談しながら朝食を済ます。
身の回りの支度を済ませ、学校に行こうとするが髪がボサボサすぎて止められた。
気を取り直して登校。
伊織「いってきまーす‼︎」
父「へ〜い」
これが、伊織の日常。