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バトルシーン多めになります!
そして物語の進みがめっちゃ遅いです。
ルキアたちパーティは、魔物と戦っていた。
だが戦っているのはシノツクとルキアのみで、戦闘慣れしている他の仲間は後ろで見学だ。
ルキアと共に戦いたくてウズウズしているソウを、アインが『まぁまぁ…』と言って引き留めている。
シノツク「[漢字]Stories From The Sea[/漢字][ふりがな]海からの物語[/ふりがな]」
シノツクが地面から現れた波に乗り、そのまま敵に突っ込んでいく。
ダメージを少し喰らわせては下がり、もう一度自由自在に水を操り魔物の間合いへ入っていった。
殺傷能力がある水が飛び散り、魔物の動きが少し鈍る。
ルキア「【展開・視覚障害】」
ルキアは鎌を地面に突き刺すと、目の当たりに爪が見えるようにして手を置く。
そして、特殊な形に変わった瞳孔から腕まで水色の紋様が伝染していく。そのまま音波のように攻撃が広まると、魔物の動きが急にたどたどしくなった。視覚へ障害が出始めたのだ。
地面から鎌を引っこ抜くと、シノツクに加勢する。シノツクは相変わらず飄々とした表情で波を操り続けていた。
ルキア「【展開・視覚強化】!!!!!」
ルキアの虹彩がきらりと光り、彼女の気配を感じとり暴れる魔物の攻撃を宙返りで交わす。
そのまま鎌を振り下ろすと、運のいいことに急所に当たり魔物はばたりと倒れた。
ルキア「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!!」
シノツク「おぉぅ…」
慣れない宙返りをしたルキアは顔面から地面に落下し、シノツクが放ったクッション用の波もほぼ機能しないまま木に激突した。
アイン「……なんというか」
ソウ「これ、やばいかもな…」
二人が戦っていたのは魔物の中では最弱の部類に入る『アーザスト』という紺色のモヤだ。
シノツクは余裕で倒せる実力を持っているが、圧倒的戦闘不足。魔法のペース配分やタイミングをほぼ間違え、あまり当たらなかった。傘も一番弱いものをいまだに使っているので、あまり意味がない。
ルキアに関しては視覚の技を使っていたが、ほぼバフ。そもそも論外である。
ルキア「う〜ん……魔力、切れ…」
アイン「もうですか!?」
ソウ「…念のために用意しておいた[漢字]魔力薬[/漢字][ふりがな]マジック・ポーション[/ふりがな]……まさか使うことになるとは…」
ルキア贔屓のソウですら呆れ、小瓶に入った藍色の液体を手渡す。
シノツクは呑気に傘の手入れをしながら鼻歌を歌っている。
ルキアは液体を飲み干すと、真っ黒のツノの先が水色に変化した。魔力が溜まった証である。
ソウ「ねぇルキアちゃん、ちょっと気がついたことがあるんだけど…」
ルキア「ん?何?」
ソウ「その鎌ってどれくらいの重さなの?」
ルキアはあぁ、というとしまっていた鎌を取り出して、ソウに持たせる。
ソウ「え?いいのって…ぐっ…重っ!?この鎌一つで70kgはあるよ!」
ルキア「そりゃそうでしょ、伝説の武器だもん。」
その瞬間、全員がフリーズした。傘の手入れをしていたシノツクでさえも、手が止まっている。
数秒の沈黙をアインのため息が破り、そのまま彼女は続けた。
アイン「ルキアさん、新しいものを買いましょう。貴方にこの鎌は重すぎです。」
シノツク「おかしいだろ…70kg…ルキアが?70kg…?」
いつもの冷笑が消え去ったシノツクはぶつぶつと呪詛のように『70kg?』と呟いており、ソウはその鎌を風で持ち上げていた。
ルキアは人間の街に行くと知り、一人ご満悦だった。
だが戦っているのはシノツクとルキアのみで、戦闘慣れしている他の仲間は後ろで見学だ。
ルキアと共に戦いたくてウズウズしているソウを、アインが『まぁまぁ…』と言って引き留めている。
シノツク「[漢字]Stories From The Sea[/漢字][ふりがな]海からの物語[/ふりがな]」
シノツクが地面から現れた波に乗り、そのまま敵に突っ込んでいく。
ダメージを少し喰らわせては下がり、もう一度自由自在に水を操り魔物の間合いへ入っていった。
殺傷能力がある水が飛び散り、魔物の動きが少し鈍る。
ルキア「【展開・視覚障害】」
ルキアは鎌を地面に突き刺すと、目の当たりに爪が見えるようにして手を置く。
そして、特殊な形に変わった瞳孔から腕まで水色の紋様が伝染していく。そのまま音波のように攻撃が広まると、魔物の動きが急にたどたどしくなった。視覚へ障害が出始めたのだ。
地面から鎌を引っこ抜くと、シノツクに加勢する。シノツクは相変わらず飄々とした表情で波を操り続けていた。
ルキア「【展開・視覚強化】!!!!!」
ルキアの虹彩がきらりと光り、彼女の気配を感じとり暴れる魔物の攻撃を宙返りで交わす。
そのまま鎌を振り下ろすと、運のいいことに急所に当たり魔物はばたりと倒れた。
ルキア「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!!」
シノツク「おぉぅ…」
慣れない宙返りをしたルキアは顔面から地面に落下し、シノツクが放ったクッション用の波もほぼ機能しないまま木に激突した。
アイン「……なんというか」
ソウ「これ、やばいかもな…」
二人が戦っていたのは魔物の中では最弱の部類に入る『アーザスト』という紺色のモヤだ。
シノツクは余裕で倒せる実力を持っているが、圧倒的戦闘不足。魔法のペース配分やタイミングをほぼ間違え、あまり当たらなかった。傘も一番弱いものをいまだに使っているので、あまり意味がない。
ルキアに関しては視覚の技を使っていたが、ほぼバフ。そもそも論外である。
ルキア「う〜ん……魔力、切れ…」
アイン「もうですか!?」
ソウ「…念のために用意しておいた[漢字]魔力薬[/漢字][ふりがな]マジック・ポーション[/ふりがな]……まさか使うことになるとは…」
ルキア贔屓のソウですら呆れ、小瓶に入った藍色の液体を手渡す。
シノツクは呑気に傘の手入れをしながら鼻歌を歌っている。
ルキアは液体を飲み干すと、真っ黒のツノの先が水色に変化した。魔力が溜まった証である。
ソウ「ねぇルキアちゃん、ちょっと気がついたことがあるんだけど…」
ルキア「ん?何?」
ソウ「その鎌ってどれくらいの重さなの?」
ルキアはあぁ、というとしまっていた鎌を取り出して、ソウに持たせる。
ソウ「え?いいのって…ぐっ…重っ!?この鎌一つで70kgはあるよ!」
ルキア「そりゃそうでしょ、伝説の武器だもん。」
その瞬間、全員がフリーズした。傘の手入れをしていたシノツクでさえも、手が止まっている。
数秒の沈黙をアインのため息が破り、そのまま彼女は続けた。
アイン「ルキアさん、新しいものを買いましょう。貴方にこの鎌は重すぎです。」
シノツク「おかしいだろ…70kg…ルキアが?70kg…?」
いつもの冷笑が消え去ったシノツクはぶつぶつと呪詛のように『70kg?』と呟いており、ソウはその鎌を風で持ち上げていた。
ルキアは人間の街に行くと知り、一人ご満悦だった。