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バトルシーン多めになります!
そして物語の進みがめっちゃ遅いです。
アイン「…どうも…すみません、武器を使わせていただいて…」
「いや、別に。」
しとしとと降る雨を木で防ぎながら、火属性であるアインは傘を指している。
先ほどの男──シノツクの武器が偶然にも傘で、ルキアが頼み込んで貸してもらったものだ。
ソウは近寄ってくる敵を双剣で蹴散らしながら、こちらへ聞き耳を立てている。
シノツク「ところでアンタ、雨で溶けるってことは…火属性か?」
アイン「……えぇ、まぁ…」
ソウ「え、アインって火属性だったの!?」
ひゃあ!と言わんばかりの勢いで驚くソウとは対照的に、シノツクは濃いクマのある目元を細めた。
シノツク「そうか、火属性か……俺は水属性、そこの悪魔は風属性だろ?」
ソウ「なんでわかったの!?ってか、僕の名前はソウだよ!ソウ・リアー!」
ルキア「まぁまぁ、落ち着いて…」
自分の名前が覚えられていないことに怒りを覚えたのか、ソウは不機嫌そうに頬を膨らます。
それをルキアがつっつきながら慰めていた。
アイン「そういえば、ルキアさんの属性は?」
ルキア「……あ〜、わたし?」
ソウ「確かに、元魔王の属性って気になるかも〜!」
シノツク「え、コイツ元魔王…?」
そういえば、とシノツクにルキアのルーツを一通り説明すると、ルキアの属性の話に戻った。
ルキア「わたしの属性はね、視覚。一応由緒ある家系の魔王だったんだけど、弟が本家の魔王をやってるんだ〜」
ルキアは自分のガラスのような目を指差しながら、少し悲しげに笑った。
ルキア「まだ、18なの。魔族以外にとっても若いと言っていい年頃なのに……、わたしが弱いから。でも、もうわたしには関係ない。」
アイン「……そうですね、もう関係はないですね。」
沈んでしまった空気を立て直すように、雨が止み始める。
アインは傘を閉じると、シノツクにお礼を言って返した。
アイン「ありがとうございました、私たちはこの辺りで失礼します。」
シノツク「アンタら、旅してるんだっけか?俺もついていく。」
ソウ「はえ?」
驚く3人を前に、シノツクは何を考えているかわからない冷笑を浮かべこういった。
シノツク「とんでもなく弱い元魔王がいるパーティーに、まともに戦えるのが2人はきついだろ?ま、俺集団戦向いてないけど…」
どうやら魔力量の差が激しいこのパーティーが、さらに強くなるようだ。
「いや、別に。」
しとしとと降る雨を木で防ぎながら、火属性であるアインは傘を指している。
先ほどの男──シノツクの武器が偶然にも傘で、ルキアが頼み込んで貸してもらったものだ。
ソウは近寄ってくる敵を双剣で蹴散らしながら、こちらへ聞き耳を立てている。
シノツク「ところでアンタ、雨で溶けるってことは…火属性か?」
アイン「……えぇ、まぁ…」
ソウ「え、アインって火属性だったの!?」
ひゃあ!と言わんばかりの勢いで驚くソウとは対照的に、シノツクは濃いクマのある目元を細めた。
シノツク「そうか、火属性か……俺は水属性、そこの悪魔は風属性だろ?」
ソウ「なんでわかったの!?ってか、僕の名前はソウだよ!ソウ・リアー!」
ルキア「まぁまぁ、落ち着いて…」
自分の名前が覚えられていないことに怒りを覚えたのか、ソウは不機嫌そうに頬を膨らます。
それをルキアがつっつきながら慰めていた。
アイン「そういえば、ルキアさんの属性は?」
ルキア「……あ〜、わたし?」
ソウ「確かに、元魔王の属性って気になるかも〜!」
シノツク「え、コイツ元魔王…?」
そういえば、とシノツクにルキアのルーツを一通り説明すると、ルキアの属性の話に戻った。
ルキア「わたしの属性はね、視覚。一応由緒ある家系の魔王だったんだけど、弟が本家の魔王をやってるんだ〜」
ルキアは自分のガラスのような目を指差しながら、少し悲しげに笑った。
ルキア「まだ、18なの。魔族以外にとっても若いと言っていい年頃なのに……、わたしが弱いから。でも、もうわたしには関係ない。」
アイン「……そうですね、もう関係はないですね。」
沈んでしまった空気を立て直すように、雨が止み始める。
アインは傘を閉じると、シノツクにお礼を言って返した。
アイン「ありがとうございました、私たちはこの辺りで失礼します。」
シノツク「アンタら、旅してるんだっけか?俺もついていく。」
ソウ「はえ?」
驚く3人を前に、シノツクは何を考えているかわからない冷笑を浮かべこういった。
シノツク「とんでもなく弱い元魔王がいるパーティーに、まともに戦えるのが2人はきついだろ?ま、俺集団戦向いてないけど…」
どうやら魔力量の差が激しいこのパーティーが、さらに強くなるようだ。