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今宵、灯篭の日が灯る。

#7

話の長い長老

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帯櫻神社から2kmほど離れた場所に長老様の家がある。
僕の家がある[漢字]桜木通[/漢字][ふりがな]サクラギドオリ[/ふりがな]の中で一番大きな建物だ。
小さい頃僕とたまに遊んでくれていたようだが、あまり覚えていない。
長老様は96歳。僕の6倍は生きている。
そう考えると、人間は不思議な生き物だと思う。

白亜「ねぇねぇ風樹くん。あたしこの前風邪ひいてさ、五年前買ったお薬飲んじゃったんだけど大丈夫そ??」
風樹「あ…えっと…って、え!?五年前の薬飲んだんですか!?」
衝撃のあまり大きな声が出てしまった。
五年前!?え、五年前!?

飛花「ご、五年前…!?」
火影「逆に腹壊しそうなんだけど…」
利水「よくなる気配がしないな…」
夜雨「なんで飲めると思ったわけ!?」
聞いていた全員が声をあげ、さっきからずっと無表情の利水さんでさえ驚いた顔をしている。

風樹「今度からやめた方がいいです…そして五年も薬を放置しないでください…」
白亜「今度から気をつけよーっと!ありがとね〜」
飛花「ちなみに風邪は…?」
白亜「長引いたー!」

この人、薬飲めばなんとかなると思っている。
こんな人もいるんだな…。

その話題について盛り上がっていると、あっという間に長老様の家に着いた。

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「つまり、お前たちが選ばれたと。」
飛花「そ、そうですー。」
大丈夫かこのじーさん。
長老様の家に着いてはや30分。ずっと同じ話を繰り返している。
話がめちゃくちゃ長い。こりゃ骨が折れる。

このじーさんボケてんじゃねぇの?
「選ばれたのなら話は早い。あとは属性じゃ。」
夜雨「属性って?」
歳の割にハキハキ喋るじーさんだが、たまに聞き取れない部分がある。

「この本に手をかざしてくれんか?」
夜雨の疑問は聞こえなかったようだが、いかにも怪しげな本を持って俺の元にやってきた。
火影「いいけど…」
なぜそんなことを言い出すのかわからないが、話が進展したことに何よりも安堵する。
いつか見た、[漢字]欧羅巴[/漢字][ふりがな]ヨーロッパ[/ふりがな]の方の魔導書に似ている。

魔法陣のある面に手をかざすと、魔導書が赤色に輝いた。

[中央寄せ]*[/中央寄せ]

2025/04/13 15:18

すい
ID:≫ 0.LEY4vV85UM2
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