[中央寄せ]*[/中央寄せ]
夜雨「えっ…!?」
飛花「何これ…?」
火影「うわぁっ!?」
「ひっ…」
「わぉ!」
数人が動揺する声が聞こえる。
夜雨の胸あたりに浮く、小さくて黒い火の玉。
周囲を見ると、ところどころが光っていた。
声を上げた1人で、一番近くにいる白に近い金髪のブラントカットの少女は、火の玉を突っついて遊んでいる。
マイペースだな、と夜雨は思った。
「夜雨、飛花、火影、利水、[漢字]風樹[/漢字][ふりがな]フウキ[/ふりがな]、[漢字]白亜[/漢字][ふりがな]ハクア[/ふりがな]、今すぐ長老様の家まで行きなさい。」
全員が状況を理解できずに戸惑っていると、神主が、今行きなさい、と言った。
すぐさま状況を理解し立ち上がったのは飛花だ。
その後に負けじと夜雨が続き、最終的に風樹がおどおどと着いていく形になる。
神殿から出ると、もう日が暮れていた。
夜雨には、大きな桜が夜空が下がってこないよう、しっかり受け止めているように見えた。
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
状況把握もできないまま外に叩き出され、とりあえず長老の家に急ぐ。
知らない人もいる中で気まずさに耐えかねていると、飛花が発言した。
飛花「長老の家ってさ、めっちゃ遠いよね…だから、とりあえず自己紹介しない?」
「あぁ。」
短く返事をした長い青髪の人は、いくら恋愛に疎い私でも知っている。
確か、利水という名前だった気がする。
整った顔立ちとクールな表情が、街の女たちを魅了していると聞いた。
改めて見ると芸術作品よりも整っている。もはや暴力だ。
飛花「じゃあまず私っ!飛花です!15歳!職業は忍で、そこの夜雨と幼馴染なんだ♪」
よろしくね、と珍しい純白色の長髪を揺らした。
淡い桃色の[漢字]曹達[/漢字][ふりがな]ソーダ[/ふりがな]のような瞳がこちらを向いた。
その瞬間、少し落ち着いていた憎悪に火がついた。
こんな自分が嫌いだ。
「利水。年は17。剣士だ。狐と人の[漢字]混血児[/漢字][ふりがな]ハーフ[/ふりがな]だ。」
まつ毛の長い切れ長の瞳がこちらを一瞬向き、少し怖かった。
火影「俺は火影。年は…16!見習い陰陽師です!」
夜雨「え、年上だったの??」
初耳だ。てっきり同い年くらいかと思っていたのに。
火影「しつれーだな!!!あーはいはいっ!ガキっぽくて悪かったですねーっ!」
夜雨「そーゆーとこだよ…」
飛花「まぁまぁっ…落ち着いて…」
飛花に宥められたのに腹が立って、口を閉じる。
火影がチラリとこちらを見て、心底不思議そうな顔をした。
「あたし、白亜ちゃんだよ〜!17歳で、しょくぎょーは幻術師!猫又と人間の[漢字]混血児[/漢字][ふりがな]クォーター[/ふりがな]!ま、人間の血の方が濃いんだけどね〜」
元気よく挨拶したのは、先ほど火の玉を突っついていた人だ。
琥珀色の瞳に縦長の瞳孔が、猫っぽさを演出している。
「ぼ…僕は風樹です…えっと、16歳です。薬売りをやってます。よろしくお願いします…!」
薄緑の癖毛が特徴的で、黄色のタレ目やマフラーに隠れた口元をおどおどと震わせながら発言する。
街で歩いているのを見たことがある気がする。今度見かけたらお世話になろうかな。
夜雨「夜雨です。15歳。国内専門の飛脚をやってます。火影とは知り合いです。よろしく。」
いくら金を積まれたって、あいつと幼馴染だなんて言わない。
こうすることで、自分の気持ちを落ちつかせないと、彼女の近くにいられない。
こんな自分に正直失望しながら、自己紹介を済ませた。
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夜雨「えっ…!?」
飛花「何これ…?」
火影「うわぁっ!?」
「ひっ…」
「わぉ!」
数人が動揺する声が聞こえる。
夜雨の胸あたりに浮く、小さくて黒い火の玉。
周囲を見ると、ところどころが光っていた。
声を上げた1人で、一番近くにいる白に近い金髪のブラントカットの少女は、火の玉を突っついて遊んでいる。
マイペースだな、と夜雨は思った。
「夜雨、飛花、火影、利水、[漢字]風樹[/漢字][ふりがな]フウキ[/ふりがな]、[漢字]白亜[/漢字][ふりがな]ハクア[/ふりがな]、今すぐ長老様の家まで行きなさい。」
全員が状況を理解できずに戸惑っていると、神主が、今行きなさい、と言った。
すぐさま状況を理解し立ち上がったのは飛花だ。
その後に負けじと夜雨が続き、最終的に風樹がおどおどと着いていく形になる。
神殿から出ると、もう日が暮れていた。
夜雨には、大きな桜が夜空が下がってこないよう、しっかり受け止めているように見えた。
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
状況把握もできないまま外に叩き出され、とりあえず長老の家に急ぐ。
知らない人もいる中で気まずさに耐えかねていると、飛花が発言した。
飛花「長老の家ってさ、めっちゃ遠いよね…だから、とりあえず自己紹介しない?」
「あぁ。」
短く返事をした長い青髪の人は、いくら恋愛に疎い私でも知っている。
確か、利水という名前だった気がする。
整った顔立ちとクールな表情が、街の女たちを魅了していると聞いた。
改めて見ると芸術作品よりも整っている。もはや暴力だ。
飛花「じゃあまず私っ!飛花です!15歳!職業は忍で、そこの夜雨と幼馴染なんだ♪」
よろしくね、と珍しい純白色の長髪を揺らした。
淡い桃色の[漢字]曹達[/漢字][ふりがな]ソーダ[/ふりがな]のような瞳がこちらを向いた。
その瞬間、少し落ち着いていた憎悪に火がついた。
こんな自分が嫌いだ。
「利水。年は17。剣士だ。狐と人の[漢字]混血児[/漢字][ふりがな]ハーフ[/ふりがな]だ。」
まつ毛の長い切れ長の瞳がこちらを一瞬向き、少し怖かった。
火影「俺は火影。年は…16!見習い陰陽師です!」
夜雨「え、年上だったの??」
初耳だ。てっきり同い年くらいかと思っていたのに。
火影「しつれーだな!!!あーはいはいっ!ガキっぽくて悪かったですねーっ!」
夜雨「そーゆーとこだよ…」
飛花「まぁまぁっ…落ち着いて…」
飛花に宥められたのに腹が立って、口を閉じる。
火影がチラリとこちらを見て、心底不思議そうな顔をした。
「あたし、白亜ちゃんだよ〜!17歳で、しょくぎょーは幻術師!猫又と人間の[漢字]混血児[/漢字][ふりがな]クォーター[/ふりがな]!ま、人間の血の方が濃いんだけどね〜」
元気よく挨拶したのは、先ほど火の玉を突っついていた人だ。
琥珀色の瞳に縦長の瞳孔が、猫っぽさを演出している。
「ぼ…僕は風樹です…えっと、16歳です。薬売りをやってます。よろしくお願いします…!」
薄緑の癖毛が特徴的で、黄色のタレ目やマフラーに隠れた口元をおどおどと震わせながら発言する。
街で歩いているのを見たことがある気がする。今度見かけたらお世話になろうかな。
夜雨「夜雨です。15歳。国内専門の飛脚をやってます。火影とは知り合いです。よろしく。」
いくら金を積まれたって、あいつと幼馴染だなんて言わない。
こうすることで、自分の気持ちを落ちつかせないと、彼女の近くにいられない。
こんな自分に正直失望しながら、自己紹介を済ませた。
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