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16忍のなんでも屋

#35

#35 誘惑

ー彼女組がお菓子を作っている時...ー


元木Side

今日言われたやつ、川﨑さん、みっちり仕事詰め込みすぎ.....

湧「なぁーこれ絶対さぁ、先輩達の後片付け全部引き受けたよな川﨑さん」

檜「絶対そう、なんだろう...この間の仕返し?」

黒「でもあれ結局褒められたじゃん、なんも無かった」

湧「ちょっとぉー!俺の事忘れんなよ!説教の後みっちり仕事やらされたんだから」

檜「湧達が発案者だからじゃ....」

黒「帰ってきた時湧ヘットヘトだったよなぁ(笑)そのままリビングの床で爆睡してた」

檜「あの時びっくりした、急に床うつ伏せになったと思ったら寝てて」

黒「で、にゃんにゃんに回収されていくっていう」

湧「は!?あれ気づいたらベッドで寝てたの颯太が俺運んだからなの?」

檜「え?逆に知らなかったの?」

湧「知らない知らない!え!?は!?」

黒「驚きすぎ(笑)」

湧「そりゃ驚くだろ!!はい!ほら、着いたぞ!ささっとやるぞ!」

黒、檜「「はーい」」

俺達は建物に入り、地図に記されていた部屋の前まで着いた。

湧「うっし、この部屋だな」

檜「何人ぐらいだっけ?」

と、檜山が革の黒い手袋を付けながら言う。

黒「えーっと確か10人?まぁいつも通りやればいいっしょ」

と、すでに手袋を付けていた黒ちゃんが片付けに使う道具を用意している。

湧「それよりこの部屋見る感じ鍵かかってる」

檜「え?....開いたよ?」

黒「明らかに鍵が壊れる音したけど...?」

湧「お前馬鹿力すぎるんだよ!ほら、ここ壊れてる」

檜「ほんとだ、気づかなかった」

黒「まぁ鍵開ける手間省けて楽だけどねー」

俺達は部屋へ入った。

湧「うおっ、結構派手にやってたんだな....」

檜「まぁ、この建物古いし、血溜りだけ綺麗にしてあとのちょっと付いてるやつはそのままでも大丈夫だよね」

黒「よしっ、終わらせよ」

後片付けは、先輩が倒した人達を綺麗にまとめ、"回収"する人へ引き渡す。

ちなみに、"回収"する人は誰なのか事務所の誰も知らない。

だから後片付けといっても、汚れの掃除と倒した人たちをまとめるってだけだ。


湧「っし!終わったー!」

檜「次行こっか」

黒「腕痛てぇ...」

俺達は次の片付け場所へ向かった。

湧「次はここだな」

黒「人の気配するけどなぁ、このドアの先」

檜「確実に無人では無いよね」

湧「まぁ居たら情報ちょっと聞いてから倒せばいいんだし」

ドアを開けたその先には、武器を持った女性が数人。

後片付けではこういうことも稀にある。

これは....あの作戦しかないか。
俺の後ろに居る2人も同じことを考えてる。きっとそう。

湧「おねーさん達、俺らとあーそぼっ?」

と俺は笑った。

相手は警戒心MAXだったけれど、少しだけ顔の力が抜けた。

このまま....

黒「ねぇ、俺達迷っちゃって、ここって何?なんで人がたくさん倒れてるの?おねぇさん達だぁれ?可愛いから気になっちゃった!」

と、黒ちゃんは相手のうちの1人に質問攻めをする。

檜「ん?何?俺はこいつらの付き添いってだけ、アンタらには興味ない」

と、話しかけられた檜山が冷たく相手を突き放す。
逆に相手はもっと擦り寄ってくる。

湧「おねーさん、俺の事好きなの?うれしいなぁー、俺が今まで見た中でおねーさん、1番可愛いよ?」

相手は惚れた。

今俺が言ったことはぜーんぶ嘘。
俺の中で1番可愛いのは颯太だから。

こういう時はキャラを作る。
役を演じるように。
そうすると自然と相手が惚れる。

ちなみに、こうやって誘惑するときのキャラはやりやすいように一応決められている。
俺はちょっと悪そうなチャラ男。
黒ちゃんは甘えん坊な犬系男。
檜山はドSで何されても冷静な男。

今ここにいない誘惑担当のメンバーにももちろんキャラがあって、
颯太は弟系ゆるふわ男。
わたはクールで何されても揺るがない男。

このキャラはおりと青木に決めてもらった。
こうすると誘惑がとにかく上手くいく。


全員大体の情報は聞けたみたいだ。
俺達は一瞬だけ目を合わせて頷いた。

黒「...ねぇ!おねぇさんさ、武器持ってるよね?....ってことは俺にどっかいって欲しいんだよね、いいよ、俺と金輪際会えないようにしてあげる」

と、苦無を取り出しそのまま倒していた。

檜「ごめんなさいね、アンタらのお仲間さん俺の仲間がやっちゃってて。今の見られたからには...バイバイ。」

と、銃を使っていた。

湧「てことでー、俺らの目的はおねーさん.....いや、アンタじゃないわけ、残念でしたー
じゃあーね」

俺もナイフを取り出して、そのまま倒した。


湧「片付けよー」

檜「ねぇここの袋に全部入れちゃっていい?」

湧「入るわけねぇだろ(笑)こっち使え(笑)」

黒「汚れ増えちゃったねー」

湧「なー、掃除するか」

檜「2人が倒し方派手なだけでしょ」

黒「派手な方が楽しいじゃん」

湧「だよなー逆に檜山のやり方はシンプルすぎるんだよ」

檜「俺もやろうと思えば派手にできるから!...あ袋破れた」

黒「出たー!やーまんの馬鹿力、はい新品」

檜「ごめんありがと」

その後片付けを終え、次の片付け場所へ向かおうとドアを開け部屋を出ると...

見知らぬ人が居た。
恐らくさっきの人達の上司だ....

俺はさっきみたいにまたキャラを作った。

湧「おねーさん、俺と....」

言いかけた瞬間、武器を飛ばされた。

檜「湧、これ色仕掛け効かない」

黒「普通にやったほうが良さそう」

湧「わかってる.....2人はさっきの部屋に居ろ」

黒、檜「「え?」」

湧「早く行け。」

黒、檜「「わかった」」

2人はさっきの部屋へ入った。

2人には今から俺がやることを見て欲しくない。


湧「なぁ、おねーさん、アンタはさっきの奴らの上司だよな?ボスは誰?」

『....』

俺は相手の首へ向かってナイフを突きつけた。

湧「アンタの武器は今全部回収した、時間内に答えないと全部壊す.....3.....2.....1...」

『っ...ボスは〇された!』

湧「へぇそっか、んじゃ次、アンタの武器を回収した時にメモを見つけたんだけど、これ真っ白、何か仕掛けある?」

『....』

湧「3秒以上経ったから壊すね」

俺は武器を壊した。

湧「そんなに言いたくないやつってことは分かった、じゃあ聞きたいことはこれだけ」

『隙ありっ』

と隠し持っていた武器を使ってきた。

俺はその武器を蹴って別の場所へとばした。

湧「残念でしたー!俺を〇そうとしたから、アンタ〇すね。あーあ、手出ししなければ助かったのに」

『は...?』

俺はささっと倒した。

...この真っ白のメモ、今度解析してもらおう。


湧「2人とも出てきていいよー」

2人が部屋から出てきた

檜「湧、何してたの?」

黒「返り血も増えてるし....」

湧「んー、ないしょー!」

俺はとびっきり可愛く笑ってみた。

黒「えー何ー?」

檜「(笑)湧さ、可愛いキャラ目指そうとしてる?」

湧「まぁ?少年忍者の姫キャラ定着目指してるし?」

黒「それ前も言ってたやつ!」

檜「で皇輝に1番遠いよって言われてたでしょ」

湧「るっせ、バカキューティーだわ!」

黒「それも前と同じ(笑)」

檜「(笑)あ、そろそろ次の片付け場所行かないと全部時間内に終わらないよ、行こ」

黒「早く全部終わらせてバレンタインをおりと深田と満喫しなきゃ」

湧「そうじゃん、今日バレンタインだったな」

檜「俺も早く全部終わらせて青木と満喫したいんだ、早く行こ」

その後は全ての仕事を終わらせた。


帰ったら、みんな手作りお菓子をプレゼントされた。

嬉しい。

すっげぇ美味しいし。

疲れは全部吹き飛んだ。


つづく

作者メッセージ

お久しぶりです
1ヶ月ぶりですね
ホワイトデーにバレンタインの日の話を上げるなということで、後でホワイトデーのお話上げます

2026/03/14 22:03

みつ
ID:≫ 9djCjEif0ISDM
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