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16忍のなんでも屋

#28

#28 薬

檜山Side

俺達が使っているビルの地下には訓練場の他に、研究室がある。
ここでは"仕事"をする時に使う毒や薬などを作っていることが多い。

今はそこに青木が居るみたいだから、行ってみた。

青「あ、檜山くん」

檜「何してるの?」

青「色々作ってたの」

檜「へー、どんなの?」

青「ふふ、ね、これ飲んでみて」

檜「え?これを....?飲むの?」

青木が差し出してきたのは禍々しい色をした液体の入っている、小さな容器。

青「大丈夫、こういう色してるけど毒じゃないから」

檜「そ、そうなの?」

青「だから、どうぞ」

青木はワクワクした顔をしていた。
本当に大丈夫なのか。

檜「わ、わかった、いただきます?」

俺はその液体を飲んだ。
独特な甘さがした。

檜「ん......?」

飲んでから3秒ぐらいたった時、少しだけクラっとして、目の前が真っ暗になった。



1分くらいか、はたまた10分くらい経ったのか分からないけれど、俺は目が覚めた。

なんかいつもより目線が低くなった気がする....

青「あ、起き.........かっわいーーー!!!」

檜「え」

青木は口元を手で塞いでいた。かなり興奮している。

青「え、可愛すぎる、国宝、守るべきものすぎる」

なんか早口で喋りながら写真を撮っている。

檜「何が起こったの?って、声が、あれ?!」

青「声も可愛いーーー!!!」

俺は今より高い声になっていた。

青「あ、ごめん興奮して。鏡見てよ」

檜「?わかった」

俺は近くにあった鏡を見た。

檜「え?」

俺は6歳ぐらいの姿になっていた。
通りで青木の背のが高い訳だ。

青「さっき飲んでもらったのはね、子供になる薬、余った素材で作ってみたんだ」

檜「あ、そういうことね」

青「良かった成功して〜!ほんっとうに可愛い」

俺がいつも青木に可愛いって言っているから、言われるとなんだかむず痒いな。

檜「ねぇ、というか、服、ブカブカなんだけど」

青「あ、そうだよね、大丈夫。服あるよ」

と青木はドサッと小さいサイズの服を持ってきた。

檜「なんであるの?」

青「前に物をちっちゃくする薬作ったから、その薬を俺のもう着ないやつに使っただけ」

檜「なるほど?」

そんなの作っていたんだ....知らなかった...

青木は俺に服を着させ、沢山写真を撮っていた。


檜「ねぇ、そろそろ戻して欲しいかも」

青「あ、そうだよね、残念だけど戻さないとね。困っちゃうからね」

檜「うん、だってこのままだと俺から青木に.....キス出来ないし」

青「....っ!...でもその姿で言われるとギリ可愛いが勝つっ!」

檜「う、なんか恥ずくなってきた、戻して!」

青「おっけー、ん?あれ?」

檜「え?」

青「戻す薬、無くしちゃった!」

檜「えっ!?」

青「やっちゃった....ごめんね.....多分さっきの量なら明後日ぐらいには戻るから」

檜「わかった、明後日ね」

青「ほんとにごめんーーー!!!」

檜「いいよ。....でも今日も明日も泊まり込みだよね...?みんなにこれを.......」

青「やっばいどうしようっ!!!!」

檜「言えばわかってくれるかな?」

青「かも...説明しよっか」

俺達は忍者のフロアのリビングに戻った。

今リビングには仕事に行っている皇輝以外、みんな居た。

青「みんなー!ちょっとだけ話聞いてもらっていい?」

みんなは頷いて、青木の方を見た。

青「ありがと、えっとね」

俺は青木と目を合わせ頷き、リビングに入った。

13忍「え!?」

みんなめちゃくちゃ驚いている。そりゃそうだよな。

と、思っていると光輝がこっちへ駆け寄ってきて、俺のことを強くハグした。

黒「かわいいねぇー!!君、お名前なんて言うの?」

檜「...光成。」

黒「え....?え?も、もう1回聞いてもいいかな?」

檜「だから...光成。檜山光成。」

黒「へ」

13忍「えぇっ?!」

檜「みんな驚きすぎ.....恥ずい.....」

渉「いや、そりゃ驚くでしょ、子供かなって思ったらやーまんなんだもん」

黒「え.....俺光成に可愛いって言っちゃった」

俺の名前を聞いた瞬間3mぐらい離れた光輝がそう言った。
離れすぎだよ...

青「えっと、事情を説明すると、俺が作った薬を飲んだ檜山くんが、子供になりました。
で、戻す薬を俺の不注意で無くしてしまったので、明後日までこのままですっ。」

織「うーん、たしか仕事無かったはずだからその辺は大丈夫だろうけど....」

久「問題は裏の仕事と、皇輝くんにどう説明するかっすよね」

檜「いや、それは普通に説明すればいいと...」

長、湧「「ちょっと待ったぁ!!」」

急に長瀬と湧が大声を出した。

檜「え?何?」

長「普通に説明するだけじゃもったいない!」

湧「そうそう!ここは...川﨑さんにドッキリ、仕掛けてみない?」

黒「あーそういうw」

渉「何やるか想像できるw」

え?何何?俺なんも分かんない
ニヤニヤしてこっち見るのやめれる!?

俺抜きでみんなコソコソ話を始めた。



長「15人全員で、」

湧「川﨑さん騙すぞー!!」

14忍「おー!!」

その作戦、俺にも教えてよ?!

作者メッセージ

ほぼ、コ〇ンくん。だけど〇ナンくんと違って、ちゃんと戻るタイプです。

ぴかぴか㌠すきなんよな

2026/01/17 00:04

みつ
ID:≫ 9djCjEif0ISDM
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