青木Side
檜山くん、大丈夫かな?
ちゃんと情報収集、出来てるかなぁ
と、考えながら、見つけた資料を読んでいる。
昨日の夜見つけたもの以外にも、いろいろ見つかった。
でも、その中のものも危険なものばかりだった。
足音が近づいてくる気がした。
俺は急いで元通りになおして、髪が乱れてないか鏡で確認してから、ドアの方へ向かった。
ノックされたので、ドアを開けると[漢字]標的[/漢字][ふりがな]ターゲット[/ふりがな]がいた。
『おはよう』
青「おはようございます」
『よく眠れたかな?』
青「まぁ...はい」
『それはよかった、これから朝食を食べに食堂へ行くんだ、一緒に行こう』
と言い、標的は手を差し出した。
青「はい、ありがとうございます」
俺は標的の手を取った。
『昨日は申し訳ない、僕の妹が。昔からあんな感じなんだ』
青「いえいえ、妹さん、お綺麗ですね」
『君が言うならそうかな?、でも、イケメンには目が無くてね』
青「なるほど」
うんうん、檜山くんはイケメンだもんね。
『僕がもっとイケメンでいい男を紹介出来たのに、言うこと聞かなくてね』
ん?え?
『あの男、絶対に裏がある。あのずっとニコニコしてる顔ときたら、何か隠してる時の顔だ、絶対に、あー、思い出したらムカついてきた。』
ムカつくー?なんなんだよその言い方は!!
しかもあの笑顔、完璧な綺麗な笑顔だよ!!
なんで言い切れるの?!全然知らないくせに!
まぁ、隠してるのは正解だけどさぁ.....ま、俺もなんだけど
俺はイライラする気持ちを我慢して、どうにかして普通に声を出そうとした
青「ははは....」
ダメだ、上手く出ない。
なんなら少しさっきより低くなっちゃった。
『...大丈夫かい?喉の調子が悪い?』
青「いえ、あ、でも少し違和感はあるかもです」
どうにかして声をさっきまでの少し高い声に戻した。
『ふうん』
あ、やばい、バレるかも
『無理しないで』
あれ、バレなかった。
青「はい、ありがとうございます」
『さ、ついたよ。ここが食堂だ!』
青「おお!」
さすが屋敷。食堂というスペースがあることにも驚くけど、部屋がとても広い。
『喜んでもらえて何よりだ。さぁ食べよう』
出てくる料理の一つ一つ、とても手が込んでいた。
あっという間に食べてしまった。
『じゃあ、僕は出掛けるね』
青「はい、行ってらっしゃい」
標的は屋敷から出た。
さぁて、今のうちに資料探しをしよう。
廊下を歩いて部屋の扉を見ていると、ひとつだけ、ロックがかかっている部屋があった。
解除してもらうか...
青「皇輝くん、俺の目の前の部屋のロックを解除して欲しいんだけど...」
皇〈りょーかい、豊田、できる?〉
豊〈はーい、えっと......このタイプなら......ここをこうすれば...っと、出来たよ〉
青「早っ!さっすがー!ありがとう!」
豊〈どういたしまして〉
皇〈気をつけてね!〉
青「りょーかい」
俺は重い扉を開けて、中へ入った。
中は薄暗かったけど、電気がセンサーか何かで、すぐ付いた。
青「え....」
部屋の中にはとんでもない量の危ないものが並んでいた。
すぐに写真を撮って、皇輝くんに送った
その後すぐに音声が繋がった。
皇〈これって....〉
青「うん、かなり危ないやつ、であった資料を読む限り、これからろくでも無い使い方されそう。」
皇〈ろくでもない使い方って.....?〉
青「うん....えっとね、これhっ」
急に後ろから口を塞がれた。
皇〈青木っ?!!!!!〉
『やっぱりか......』
すぐ耳元で標的の声が聞こえた。
やばい、出なきゃ、逃げなきゃ、銃...いや、毒か.....?とにかく何か......
と思ったら両手を掴まれた。やばい、何も出来ない.....
皇〈青木!?返事して!!!!〉
口を塞がれてて、何も話せないっ......
『.....これは』
標的は音声が繋がったままのイヤホンを俺の耳から取った。
『隠してたんだ』
そのままイヤホンを床に投げつけ、踏みつけた。
『なんで君が敵だとわかったと思う?』
そうだ、いつからだ?
特に何もボロは出なかったはず....
『....それはね、君の匂いだ』
...匂い?
そんなに俺匂うかな....?
『15人ぐらいの男の匂いがした。』
15、つまり、みんなのことだ。
人数までピッタリ。
『僕はね、鼻がいいんだ。昨日の夜気づいたけれど、少しだけ泳がせておいた。』
気づいて無さそうだったのは、嘘だったってことか.....
『こういう時は、みんなこの世に存在しないようにしているんだけど、君みたいな綺麗な女性は、綺麗に残したいn』
バンッ
ガシャン
銃の音と同時に近くの何も入っていない棚が壊れる大きい音がした。
『は?』
よし、今だ
俺は標的を蹴った。
青「俺も男だよっ!」
『へ....?』
標的は立とうとしていたが、なかなか力が入らないみたいだ。
青「よし!2人とも、今のうちに逃げるよ!」
そう、さっきの棚を壊したのはつーちゃん。
その隣には長瀬がいた。
しばらく逃げて、1度止まった。
青「つーちゃん、ナイス」
山「間に合って良かった....」
青「2人とも、ありがとう」
お礼を言うと、2人は笑った。
長「あ.....」
青「どうしたの?」
長「やばい、近くまで追手が来てる。」
青「え、」
長「俺全員倒しておくんで、先に」
と言いながら後ろを指さした、あっちに逃げろってことかな
山「でも多分追手がくるならこっち側に逃げてもくると思うから、このまま強行突破したほうがいいと思う。」
長「了解、じゃあ俺前行く」
青「大丈夫なの?」
長「川崎さんから証拠隠滅指示出てるから!」
青「あ、そっか俺イヤホン無かったんだ」
山「あ、そうだ、予備」
青「ありがと」
皇〈青木?よかったぁ無事で〉
青「無事ですっ!」
長「...じゃあ321で行くぞ....3...2...1」
と、俺達は走り出した。
前の長瀬がどんどん敵を倒していく。
俺、またみんなに頼りすぎてるかな。
山「ッ!青木くん!後ろ!」
青「え」
気づいた時にはもう遅かった。
俺は標的に身体ごと掴まれて身動きが取れなくなった。
青「2人とも行ってッ!!!!」
山「え?」
長「でも...」
青「早kッ」
口を手で塞がれた。
2人は困惑しながらも走っていった。
『行こっか』
今度こそ、やばいかも、俺。
ヒュンッ
『いっ....』
標的の頬に手裏剣が掠った。
その瞬間、標的の手が俺の口から離れた。
?「俺の彼女に...手出したこと、後悔しろ。」
標的の額に銃を突きつけながらそう言ったのは....
青「檜山くん!!」
つづく
檜山くん、大丈夫かな?
ちゃんと情報収集、出来てるかなぁ
と、考えながら、見つけた資料を読んでいる。
昨日の夜見つけたもの以外にも、いろいろ見つかった。
でも、その中のものも危険なものばかりだった。
足音が近づいてくる気がした。
俺は急いで元通りになおして、髪が乱れてないか鏡で確認してから、ドアの方へ向かった。
ノックされたので、ドアを開けると[漢字]標的[/漢字][ふりがな]ターゲット[/ふりがな]がいた。
『おはよう』
青「おはようございます」
『よく眠れたかな?』
青「まぁ...はい」
『それはよかった、これから朝食を食べに食堂へ行くんだ、一緒に行こう』
と言い、標的は手を差し出した。
青「はい、ありがとうございます」
俺は標的の手を取った。
『昨日は申し訳ない、僕の妹が。昔からあんな感じなんだ』
青「いえいえ、妹さん、お綺麗ですね」
『君が言うならそうかな?、でも、イケメンには目が無くてね』
青「なるほど」
うんうん、檜山くんはイケメンだもんね。
『僕がもっとイケメンでいい男を紹介出来たのに、言うこと聞かなくてね』
ん?え?
『あの男、絶対に裏がある。あのずっとニコニコしてる顔ときたら、何か隠してる時の顔だ、絶対に、あー、思い出したらムカついてきた。』
ムカつくー?なんなんだよその言い方は!!
しかもあの笑顔、完璧な綺麗な笑顔だよ!!
なんで言い切れるの?!全然知らないくせに!
まぁ、隠してるのは正解だけどさぁ.....ま、俺もなんだけど
俺はイライラする気持ちを我慢して、どうにかして普通に声を出そうとした
青「ははは....」
ダメだ、上手く出ない。
なんなら少しさっきより低くなっちゃった。
『...大丈夫かい?喉の調子が悪い?』
青「いえ、あ、でも少し違和感はあるかもです」
どうにかして声をさっきまでの少し高い声に戻した。
『ふうん』
あ、やばい、バレるかも
『無理しないで』
あれ、バレなかった。
青「はい、ありがとうございます」
『さ、ついたよ。ここが食堂だ!』
青「おお!」
さすが屋敷。食堂というスペースがあることにも驚くけど、部屋がとても広い。
『喜んでもらえて何よりだ。さぁ食べよう』
出てくる料理の一つ一つ、とても手が込んでいた。
あっという間に食べてしまった。
『じゃあ、僕は出掛けるね』
青「はい、行ってらっしゃい」
標的は屋敷から出た。
さぁて、今のうちに資料探しをしよう。
廊下を歩いて部屋の扉を見ていると、ひとつだけ、ロックがかかっている部屋があった。
解除してもらうか...
青「皇輝くん、俺の目の前の部屋のロックを解除して欲しいんだけど...」
皇〈りょーかい、豊田、できる?〉
豊〈はーい、えっと......このタイプなら......ここをこうすれば...っと、出来たよ〉
青「早っ!さっすがー!ありがとう!」
豊〈どういたしまして〉
皇〈気をつけてね!〉
青「りょーかい」
俺は重い扉を開けて、中へ入った。
中は薄暗かったけど、電気がセンサーか何かで、すぐ付いた。
青「え....」
部屋の中にはとんでもない量の危ないものが並んでいた。
すぐに写真を撮って、皇輝くんに送った
その後すぐに音声が繋がった。
皇〈これって....〉
青「うん、かなり危ないやつ、であった資料を読む限り、これからろくでも無い使い方されそう。」
皇〈ろくでもない使い方って.....?〉
青「うん....えっとね、これhっ」
急に後ろから口を塞がれた。
皇〈青木っ?!!!!!〉
『やっぱりか......』
すぐ耳元で標的の声が聞こえた。
やばい、出なきゃ、逃げなきゃ、銃...いや、毒か.....?とにかく何か......
と思ったら両手を掴まれた。やばい、何も出来ない.....
皇〈青木!?返事して!!!!〉
口を塞がれてて、何も話せないっ......
『.....これは』
標的は音声が繋がったままのイヤホンを俺の耳から取った。
『隠してたんだ』
そのままイヤホンを床に投げつけ、踏みつけた。
『なんで君が敵だとわかったと思う?』
そうだ、いつからだ?
特に何もボロは出なかったはず....
『....それはね、君の匂いだ』
...匂い?
そんなに俺匂うかな....?
『15人ぐらいの男の匂いがした。』
15、つまり、みんなのことだ。
人数までピッタリ。
『僕はね、鼻がいいんだ。昨日の夜気づいたけれど、少しだけ泳がせておいた。』
気づいて無さそうだったのは、嘘だったってことか.....
『こういう時は、みんなこの世に存在しないようにしているんだけど、君みたいな綺麗な女性は、綺麗に残したいn』
バンッ
ガシャン
銃の音と同時に近くの何も入っていない棚が壊れる大きい音がした。
『は?』
よし、今だ
俺は標的を蹴った。
青「俺も男だよっ!」
『へ....?』
標的は立とうとしていたが、なかなか力が入らないみたいだ。
青「よし!2人とも、今のうちに逃げるよ!」
そう、さっきの棚を壊したのはつーちゃん。
その隣には長瀬がいた。
しばらく逃げて、1度止まった。
青「つーちゃん、ナイス」
山「間に合って良かった....」
青「2人とも、ありがとう」
お礼を言うと、2人は笑った。
長「あ.....」
青「どうしたの?」
長「やばい、近くまで追手が来てる。」
青「え、」
長「俺全員倒しておくんで、先に」
と言いながら後ろを指さした、あっちに逃げろってことかな
山「でも多分追手がくるならこっち側に逃げてもくると思うから、このまま強行突破したほうがいいと思う。」
長「了解、じゃあ俺前行く」
青「大丈夫なの?」
長「川崎さんから証拠隠滅指示出てるから!」
青「あ、そっか俺イヤホン無かったんだ」
山「あ、そうだ、予備」
青「ありがと」
皇〈青木?よかったぁ無事で〉
青「無事ですっ!」
長「...じゃあ321で行くぞ....3...2...1」
と、俺達は走り出した。
前の長瀬がどんどん敵を倒していく。
俺、またみんなに頼りすぎてるかな。
山「ッ!青木くん!後ろ!」
青「え」
気づいた時にはもう遅かった。
俺は標的に身体ごと掴まれて身動きが取れなくなった。
青「2人とも行ってッ!!!!」
山「え?」
長「でも...」
青「早kッ」
口を手で塞がれた。
2人は困惑しながらも走っていった。
『行こっか』
今度こそ、やばいかも、俺。
ヒュンッ
『いっ....』
標的の頬に手裏剣が掠った。
その瞬間、標的の手が俺の口から離れた。
?「俺の彼女に...手出したこと、後悔しろ。」
標的の額に銃を突きつけながらそう言ったのは....
青「檜山くん!!」
つづく