檜山Side
皇〈じゃあ、今日も情報収集よろしく〉
檜「了解」
皇〈いつも通り、何かあったらこっちの音声繋ぐね〉
檜「わかった、あ、そろそろ時間だ」
皇〈うん、1回音声切るね〉
部屋のドアが開いて、[漢字]標的[/漢字][ふりがな]ターゲット[/ふりがな]が入ってきた。
俺はすぐ笑顔を作って、相手に近づいた。
檜「おはようございます」
『おはようございます、昨日はうちの兄がごめんなさい』
昨日は、標的が俺を家へ連れ帰りたいとここよボス、つまり標的の兄に言ったとき、俺が軽く罵られた。ということがあった。青木がボスを宥めてくれて俺は今ここに居れているのだけど...
檜「いえいえ、そりゃ何処ぞの馬の骨かも分からない俺ですからね」
『そんなことない!あなたはとっても素敵だわ』
檜「ありがとうございます」
『まあ私はあの女が兄を落ち着かせてくれたから感謝してるんだけど、ちょっとムカつく』
ん?最後ムカつくって言った?
『ほんとに兄は女癖が悪くてねぇ、でもその中でも姉にしたいって人は居たんだけど、よく上手くいかなくてね、今回もそう、姉になって欲しいって人といい感じだったのにあの女を兄は選んでね』
あの女呼びは許せないなさすがに、あー、もうやっちゃおうかな、標的。
いやいや、そんなことしたら俺が皇輝に詰め寄られたのち、やられる
落ち着け.....
檜「はは、」
俺は興味の無さそうな声しか出なかった。
『さ、そんなこと忘れるためにも運動しましょ?たしか私昨日テニスって言ったわよね、やりましょ』
檜「はい」
庭へ移動する間にも"あの女"愚痴は止まらなかった。
忘れるためにもとか言ってるくせに、自分で言うんだ
『あなた、テニスはやったことある?』
檜「少しだけですが...」
嘘です。
『じゃあ大丈夫そうね、やりましょ、サーブはあなたから。どうぞ?』
檜「はい、分かりました」
俺はサーブを打った、ストレスが溜まり過ぎていたのか、無意識に力が入った。
ちゃんとボールは入ったが、コートが少しだけ凹んでしまった。
標的は目をパチくりさせている。
耳のイヤホンから声が聞こえてきた。
瀧〈檜山くん、落ち着いてくださいよ!〉
久〈そうそう、それ当たったら標的、〇にますよ!!〉
そっか、ここにはカメラがないから皇輝達にはよく見えないから2人から入ってくるのか。
そうだ、俺。落ち着け、標的を今傷つけてしまったら、元も子もない。
『あ、あなた.........すごいじゃない!!』
檜「え?」
何故かめちゃくちゃ褒められた。
まぁ、よかった
『もう1回やって見せて?次はちゃんと返球できるようにしますわ!!』
檜「は、はい」
俺は相手へのストレスを思う存分貯めて、サーブを打った。
ポコン
相手は返してきた。
ボールを返した。
ヒュオンッッ....トンッ...トンッ....
『.....すごいじゃないの本当に!』
檜「本当ですか?」
『ええ、すごいわよ!もっとやってちょうだい』
標的との距離が縮まった気がする。
よし、これでもっと情報収集が楽になりそう。
青木は大丈夫かな。
つづく
皇〈じゃあ、今日も情報収集よろしく〉
檜「了解」
皇〈いつも通り、何かあったらこっちの音声繋ぐね〉
檜「わかった、あ、そろそろ時間だ」
皇〈うん、1回音声切るね〉
部屋のドアが開いて、[漢字]標的[/漢字][ふりがな]ターゲット[/ふりがな]が入ってきた。
俺はすぐ笑顔を作って、相手に近づいた。
檜「おはようございます」
『おはようございます、昨日はうちの兄がごめんなさい』
昨日は、標的が俺を家へ連れ帰りたいとここよボス、つまり標的の兄に言ったとき、俺が軽く罵られた。ということがあった。青木がボスを宥めてくれて俺は今ここに居れているのだけど...
檜「いえいえ、そりゃ何処ぞの馬の骨かも分からない俺ですからね」
『そんなことない!あなたはとっても素敵だわ』
檜「ありがとうございます」
『まあ私はあの女が兄を落ち着かせてくれたから感謝してるんだけど、ちょっとムカつく』
ん?最後ムカつくって言った?
『ほんとに兄は女癖が悪くてねぇ、でもその中でも姉にしたいって人は居たんだけど、よく上手くいかなくてね、今回もそう、姉になって欲しいって人といい感じだったのにあの女を兄は選んでね』
あの女呼びは許せないなさすがに、あー、もうやっちゃおうかな、標的。
いやいや、そんなことしたら俺が皇輝に詰め寄られたのち、やられる
落ち着け.....
檜「はは、」
俺は興味の無さそうな声しか出なかった。
『さ、そんなこと忘れるためにも運動しましょ?たしか私昨日テニスって言ったわよね、やりましょ』
檜「はい」
庭へ移動する間にも"あの女"愚痴は止まらなかった。
忘れるためにもとか言ってるくせに、自分で言うんだ
『あなた、テニスはやったことある?』
檜「少しだけですが...」
嘘です。
『じゃあ大丈夫そうね、やりましょ、サーブはあなたから。どうぞ?』
檜「はい、分かりました」
俺はサーブを打った、ストレスが溜まり過ぎていたのか、無意識に力が入った。
ちゃんとボールは入ったが、コートが少しだけ凹んでしまった。
標的は目をパチくりさせている。
耳のイヤホンから声が聞こえてきた。
瀧〈檜山くん、落ち着いてくださいよ!〉
久〈そうそう、それ当たったら標的、〇にますよ!!〉
そっか、ここにはカメラがないから皇輝達にはよく見えないから2人から入ってくるのか。
そうだ、俺。落ち着け、標的を今傷つけてしまったら、元も子もない。
『あ、あなた.........すごいじゃない!!』
檜「え?」
何故かめちゃくちゃ褒められた。
まぁ、よかった
『もう1回やって見せて?次はちゃんと返球できるようにしますわ!!』
檜「は、はい」
俺は相手へのストレスを思う存分貯めて、サーブを打った。
ポコン
相手は返してきた。
ボールを返した。
ヒュオンッッ....トンッ...トンッ....
『.....すごいじゃないの本当に!』
檜「本当ですか?」
『ええ、すごいわよ!もっとやってちょうだい』
標的との距離が縮まった気がする。
よし、これでもっと情報収集が楽になりそう。
青木は大丈夫かな。
つづく