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16忍のなんでも屋

#14

#14 惚れた

青木Side

青「じゃあ、頑張ってね」

檜「そっちもね」

檜山くんはちょっと寂しそうな顔をして、手を小さく振った。
俺も振り返した。

俺は裏口からこの建物に入るけど、檜山くんは正面の入口から入るから、ここで一旦バイバイなのだ。

織〈青木?山井?長瀬?聞こえてる?〉

片耳に付けたイヤホンから聞こえてきた声は、川崎さんではなく、おりの声だった。

青「え?おり?聞こえてるけど...川崎さんは?」

織〈あー.....今ちょっと皇輝くん他の仕事やってて、途中まで俺が指示することになった。〉

青「了解」

長「[小文字]他の仕事....?[/小文字]」

山「[小文字]...そこはあんま気にしなくていいと思うよ...[/小文字]」

織〈で、今監視カメラハッキングしてもらってその映像見てるんだけど、多分今なら全然入れるよ〉

青「了解、ありがとー」

織〈あ、今ちょうど檜山入った、行っちゃえ〉

青「行こっか」

山、長「「はいっ!」」

俺達は建物に入った。

織〈[漢字]標的[/漢字][ふりがな]ターゲット[/ふりがな]は奥に居るよ、あ、山井と長瀬はその組織の護衛いる辺りで待機しておいて〉

山、長「「了解」」


俺はボスの方へ近づき、わざとふらつき、わざとぶつかった。
そして転倒しそうな動きをした。

『大丈夫ですか?お嬢さん』

かかった。
ボスは俺の背中を支えた。
俺は上目遣いでボスを見て、

青「すいません、酔ってしまって....」

少し高めの声で話した。
相手はちょっと惚れたのか、俺の事を気に入ったのか分からないけれど、笑顔で

『では、僕とお話しませんか?』

と言った。
よし、このまま完全に惚れさせよう。


檜山Side

青木と分かれた後、俺は建物へ入った。
久保と瀧とも分かれて、パーティー会場を見回した。

俺の[漢字]標的[/漢字][ふりがな]ターゲット[/ふりがな]のボスの妹は.....あ、意外と近くに居た。
ちょうどこちらの方へ来る、と思った時、標的はつまづいた。
確か運動神経抜群だと聞いていたけれど...つまづくなんて、
でも俺はチャンスだと思い、急いで近づき、背中を支えて、

檜「大丈夫ですか?」

と、囁いてあげた。
相手は惚れたのか、頬を赤く染めて、

『あ、ありがとうございます』

と言った。

檜「足元にはお気を付けて。素敵なお召し物が汚れてしまってはもったいないので。」

『...あなた、どこのお方?』

やっぱり聞かれるか....
聞かれた場合の対応方法が資料に書いてあったから、その文章を思い出して俺は言った。

檜「僕は...その辺の小さい組織の者です、まぁ落ちこぼれなので、このパーティーが終わったら組織を抜けようとしているんですけどね...」

『あら、そうなんですか?では...私の組織のお屋敷に来ます?』

よし、意外と早く潜入出来そうだ。

檜「え?...良いんですか.....?こんな僕でも」

『もちろん!その代わり、私の婚約者になって頂けます?』

これは...プロポーズなのか?
まぁ、任務最終日になったら、屋敷を抜けるから、これでいいか。

檜「もちろんです、素敵なお方のそばに居られるなんて、光栄です。」

『いよっしゃ...おっと失礼、では私の兄のところへ挨拶しに行きませんか?』

檜「はい、行きましょう」

やった、青木を見れる...けど話せない....
この任務、早く終わらないかな...。


つづく

作者メッセージ

話書くのムズすぎて期間空いちゃった...
これからモブがよう喋ります
私のハニトラ的な創作の知識が浅すぎて背中を支えるぐらいしか思いついてないんですよね、はい

2025/11/25 17:06

みつ
ID:≫ 9djCjEif0ISDM
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