青木Side
青「じゃあ、頑張ってね」
檜「そっちもね」
檜山くんはちょっと寂しそうな顔をして、手を小さく振った。
俺も振り返した。
俺は裏口からこの建物に入るけど、檜山くんは正面の入口から入るから、ここで一旦バイバイなのだ。
織〈青木?山井?長瀬?聞こえてる?〉
片耳に付けたイヤホンから聞こえてきた声は、川崎さんではなく、おりの声だった。
青「え?おり?聞こえてるけど...川崎さんは?」
織〈あー.....今ちょっと皇輝くん他の仕事やってて、途中まで俺が指示することになった。〉
青「了解」
長「[小文字]他の仕事....?[/小文字]」
山「[小文字]...そこはあんま気にしなくていいと思うよ...[/小文字]」
織〈で、今監視カメラハッキングしてもらってその映像見てるんだけど、多分今なら全然入れるよ〉
青「了解、ありがとー」
織〈あ、今ちょうど檜山入った、行っちゃえ〉
青「行こっか」
山、長「「はいっ!」」
俺達は建物に入った。
織〈[漢字]標的[/漢字][ふりがな]ターゲット[/ふりがな]は奥に居るよ、あ、山井と長瀬はその組織の護衛いる辺りで待機しておいて〉
山、長「「了解」」
俺はボスの方へ近づき、わざとふらつき、わざとぶつかった。
そして転倒しそうな動きをした。
『大丈夫ですか?お嬢さん』
かかった。
ボスは俺の背中を支えた。
俺は上目遣いでボスを見て、
青「すいません、酔ってしまって....」
少し高めの声で話した。
相手はちょっと惚れたのか、俺の事を気に入ったのか分からないけれど、笑顔で
『では、僕とお話しませんか?』
と言った。
よし、このまま完全に惚れさせよう。
檜山Side
青木と分かれた後、俺は建物へ入った。
久保と瀧とも分かれて、パーティー会場を見回した。
俺の[漢字]標的[/漢字][ふりがな]ターゲット[/ふりがな]のボスの妹は.....あ、意外と近くに居た。
ちょうどこちらの方へ来る、と思った時、標的はつまづいた。
確か運動神経抜群だと聞いていたけれど...つまづくなんて、
でも俺はチャンスだと思い、急いで近づき、背中を支えて、
檜「大丈夫ですか?」
と、囁いてあげた。
相手は惚れたのか、頬を赤く染めて、
『あ、ありがとうございます』
と言った。
檜「足元にはお気を付けて。素敵なお召し物が汚れてしまってはもったいないので。」
『...あなた、どこのお方?』
やっぱり聞かれるか....
聞かれた場合の対応方法が資料に書いてあったから、その文章を思い出して俺は言った。
檜「僕は...その辺の小さい組織の者です、まぁ落ちこぼれなので、このパーティーが終わったら組織を抜けようとしているんですけどね...」
『あら、そうなんですか?では...私の組織のお屋敷に来ます?』
よし、意外と早く潜入出来そうだ。
檜「え?...良いんですか.....?こんな僕でも」
『もちろん!その代わり、私の婚約者になって頂けます?』
これは...プロポーズなのか?
まぁ、任務最終日になったら、屋敷を抜けるから、これでいいか。
檜「もちろんです、素敵なお方のそばに居られるなんて、光栄です。」
『いよっしゃ...おっと失礼、では私の兄のところへ挨拶しに行きませんか?』
檜「はい、行きましょう」
やった、青木を見れる...けど話せない....
この任務、早く終わらないかな...。
つづく
青「じゃあ、頑張ってね」
檜「そっちもね」
檜山くんはちょっと寂しそうな顔をして、手を小さく振った。
俺も振り返した。
俺は裏口からこの建物に入るけど、檜山くんは正面の入口から入るから、ここで一旦バイバイなのだ。
織〈青木?山井?長瀬?聞こえてる?〉
片耳に付けたイヤホンから聞こえてきた声は、川崎さんではなく、おりの声だった。
青「え?おり?聞こえてるけど...川崎さんは?」
織〈あー.....今ちょっと皇輝くん他の仕事やってて、途中まで俺が指示することになった。〉
青「了解」
長「[小文字]他の仕事....?[/小文字]」
山「[小文字]...そこはあんま気にしなくていいと思うよ...[/小文字]」
織〈で、今監視カメラハッキングしてもらってその映像見てるんだけど、多分今なら全然入れるよ〉
青「了解、ありがとー」
織〈あ、今ちょうど檜山入った、行っちゃえ〉
青「行こっか」
山、長「「はいっ!」」
俺達は建物に入った。
織〈[漢字]標的[/漢字][ふりがな]ターゲット[/ふりがな]は奥に居るよ、あ、山井と長瀬はその組織の護衛いる辺りで待機しておいて〉
山、長「「了解」」
俺はボスの方へ近づき、わざとふらつき、わざとぶつかった。
そして転倒しそうな動きをした。
『大丈夫ですか?お嬢さん』
かかった。
ボスは俺の背中を支えた。
俺は上目遣いでボスを見て、
青「すいません、酔ってしまって....」
少し高めの声で話した。
相手はちょっと惚れたのか、俺の事を気に入ったのか分からないけれど、笑顔で
『では、僕とお話しませんか?』
と言った。
よし、このまま完全に惚れさせよう。
檜山Side
青木と分かれた後、俺は建物へ入った。
久保と瀧とも分かれて、パーティー会場を見回した。
俺の[漢字]標的[/漢字][ふりがな]ターゲット[/ふりがな]のボスの妹は.....あ、意外と近くに居た。
ちょうどこちらの方へ来る、と思った時、標的はつまづいた。
確か運動神経抜群だと聞いていたけれど...つまづくなんて、
でも俺はチャンスだと思い、急いで近づき、背中を支えて、
檜「大丈夫ですか?」
と、囁いてあげた。
相手は惚れたのか、頬を赤く染めて、
『あ、ありがとうございます』
と言った。
檜「足元にはお気を付けて。素敵なお召し物が汚れてしまってはもったいないので。」
『...あなた、どこのお方?』
やっぱり聞かれるか....
聞かれた場合の対応方法が資料に書いてあったから、その文章を思い出して俺は言った。
檜「僕は...その辺の小さい組織の者です、まぁ落ちこぼれなので、このパーティーが終わったら組織を抜けようとしているんですけどね...」
『あら、そうなんですか?では...私の組織のお屋敷に来ます?』
よし、意外と早く潜入出来そうだ。
檜「え?...良いんですか.....?こんな僕でも」
『もちろん!その代わり、私の婚約者になって頂けます?』
これは...プロポーズなのか?
まぁ、任務最終日になったら、屋敷を抜けるから、これでいいか。
檜「もちろんです、素敵なお方のそばに居られるなんて、光栄です。」
『いよっしゃ...おっと失礼、では私の兄のところへ挨拶しに行きませんか?』
檜「はい、行きましょう」
やった、青木を見れる...けど話せない....
この任務、早く終わらないかな...。
つづく