「あ〜、このあいだは散々だったわ......」
そう文句を言いながら、今大人気のスマホ音ゲー「カラーパレット」通称「カラパレ」で遊んでいた。
「こんな提案する時点で薄々分かってはいたけどさぁ...... [漢字]木花[/漢字][ふりがな]あいつ[/ふりがな]弱すぎでしょ!?」
驚き8割怒り2割を込めた発言を発しながら、「ワールドメモリアル」の譜面をAPを目指しながら叩く。
「5回やって0勝5敗。殴るのは可哀想だからデコピンにしたけど、その時の『なんで殴らないんですか!? デコピンじゃなくて殴れ!!』って言ってきたのは男気あるけど怖いわ!!「男に二言はない」とは言うけど女......ロリなんだから二言も三言もいいのに。
どうゆう家庭環境で育ったのよ!!」
油断すると速度変化でAPを逃すので、あくまでも叩くことに集中しながらぶつぶつ呟く。
「いや、[漢字]人外[/漢字][ふりがな]私達[/ふりがな]には家庭環境とかないか!! 失念してたわ、ごめん木花☆」
そう喋っている間にラスサビ直前まで来た。
「さあ〜、ここからが山場!! あのスピードに腕が追いつくかの実力勝負!! 初見プレイの時は見事に負けちゃったけど、今の私はその初見プレイ時より必ず強くなってるはず!! さあ行くぞ!!」
そう意気込んで息を呑む。
『[斜体]全て忘れて眠りたかった。[/斜体]』
『[斜体]窓から先の日差し。あなたと一緒に行った遊園地。[/斜体]』
『[斜体]全部全部、あなたには夢に等しかったんだ。[/斜体]』
『[斜体]でもね私は夢じゃないのちゃんとそこにいるのだからどうか気づい__[/斜体]』
「やあ「女王」、先程「王」と話し合いが終わったよ〜!!」
「えっ?」
思わず振り向くと、そこには名称すら呼ぶのが嫌で仕方がないやつがドアのそばに居た。
「なに?」
「さっき「王」と話し合いをしてきて伝言があるんだ」
「ふ〜ん。なんて言ったの?」
「『自分の数十万をゲームに課金する金にさせられたとした私の気持ちになってくれ』だってさ」
「チッ、バレたか。まあしゃーないしゃーない。過ぎたことは仕方がないという事で!!」
「ダメに決まってるだろう!! 「王」の気持ちになるんだ。 何十万も勝手に使われた彼女の気持ちを......」
「人外なので分かりませ〜ん」
「全く......君って人は......まあ今後は私のお金でも使ってほしいな!!」
「あんたは嫌だわ!!」
「えっ、なんで?」
「うるさい!! このカオナシ!! な〜んど気を狂わせられたことだか」
「ひどいよ!! シクシク......」
「よし今のうちに......」
あいつが嘘泣きしてるようにしか見えない泣き方で泣いてる隙に窓を開ける。
そうしてそこから飛び出ようと、足を窓枠に置いた次の瞬間、
「飛び出ようだなんて危ないよ?」
あいつが私の腕を真っ白な美しい陶器のような手で、さっきまで泣いていたのにも関わらず微笑みながら掴む。
その陶器のような手の見た目に反して力強くだ。
「それは私の能力を知っての上での狼藉かしら?」
「もちろん。万が一に怪我などしたら「女王」直々の護衛かつ団長としてのメンツと君を想うこの心が潰されて、立たなくなるからね」
「なら、私の能力について今一度知りましょ? そしたらそんな狼藉を働く事もなくなるだろうし」
そういうや否や私の腕はものの見事に、思わずブチリと音が鳴りそうなもげ方で腕がちぎれ結果拘束を振り切り飛び降りる。
そのあいだ、束の間の空気抵抗を受けながら、地面にいまかいまかと近づいていく。
そうして地面と衝突した。
本来だったら飛び降り死体が地面には落ちているはずだが。
落ちているであろう場所の地面は湿っている。
そしてその湿っている部分は急速的に乾いていき、それと同時に人の形をした水が形成されていく。
人の形をした水は地面が完全に乾いた瞬間、あっという間に[漢字]「女王」[/漢字][ふりがな]私[/ふりがな]になった。
そうして私は下から私の部屋を見上げた。
そこに居たあいつは私の腕を持ちながら、一瞬あ然としたものの、ここからでも分かるほどの不敵の笑みを浮かべてなにか呟いた。
そうして颯爽と窓を乗り越えようとするのを見て、私は「めんどっ!!」と言って城内に走っていった。
「なら、私の能力について今一度知りましょ? そしたらそんな狼藉を働く事もなくなるだろうし」
そんな事を言われた瞬間、彼女の肘から先はパンを千切るようにもげた。
その事に驚いてる一瞬の隙を突いて、彼女は飛び降りた。
咄嗟に下を見ると彼女は空中にいるあいだに体を水に変えており、地面の衝撃を無くした。
腕の一部をちぎる。
その芸当に唖然としてると彼女は下から見上げて、目が隠れていても分かるほどの誇らしげの笑顔を見せてきた。
その瞬間なにかが私の心に火をつけた。
「どうやら女王は追いかけっこをご所望らしい」
そうして窓を乗り越えようとすると彼女は城内へ逃げ込んだ。
今日は城には私達四人しかいないとはいえど、人が居た場合はどんなに危ないことか。
あとで注意しないと。
そう思いながら窓を乗り越えた。
後編に続く。
そう文句を言いながら、今大人気のスマホ音ゲー「カラーパレット」通称「カラパレ」で遊んでいた。
「こんな提案する時点で薄々分かってはいたけどさぁ...... [漢字]木花[/漢字][ふりがな]あいつ[/ふりがな]弱すぎでしょ!?」
驚き8割怒り2割を込めた発言を発しながら、「ワールドメモリアル」の譜面をAPを目指しながら叩く。
「5回やって0勝5敗。殴るのは可哀想だからデコピンにしたけど、その時の『なんで殴らないんですか!? デコピンじゃなくて殴れ!!』って言ってきたのは男気あるけど怖いわ!!「男に二言はない」とは言うけど女......ロリなんだから二言も三言もいいのに。
どうゆう家庭環境で育ったのよ!!」
油断すると速度変化でAPを逃すので、あくまでも叩くことに集中しながらぶつぶつ呟く。
「いや、[漢字]人外[/漢字][ふりがな]私達[/ふりがな]には家庭環境とかないか!! 失念してたわ、ごめん木花☆」
そう喋っている間にラスサビ直前まで来た。
「さあ〜、ここからが山場!! あのスピードに腕が追いつくかの実力勝負!! 初見プレイの時は見事に負けちゃったけど、今の私はその初見プレイ時より必ず強くなってるはず!! さあ行くぞ!!」
そう意気込んで息を呑む。
『[斜体]全て忘れて眠りたかった。[/斜体]』
『[斜体]窓から先の日差し。あなたと一緒に行った遊園地。[/斜体]』
『[斜体]全部全部、あなたには夢に等しかったんだ。[/斜体]』
『[斜体]でもね私は夢じゃないのちゃんとそこにいるのだからどうか気づい__[/斜体]』
「やあ「女王」、先程「王」と話し合いが終わったよ〜!!」
「えっ?」
思わず振り向くと、そこには名称すら呼ぶのが嫌で仕方がないやつがドアのそばに居た。
「なに?」
「さっき「王」と話し合いをしてきて伝言があるんだ」
「ふ〜ん。なんて言ったの?」
「『自分の数十万をゲームに課金する金にさせられたとした私の気持ちになってくれ』だってさ」
「チッ、バレたか。まあしゃーないしゃーない。過ぎたことは仕方がないという事で!!」
「ダメに決まってるだろう!! 「王」の気持ちになるんだ。 何十万も勝手に使われた彼女の気持ちを......」
「人外なので分かりませ〜ん」
「全く......君って人は......まあ今後は私のお金でも使ってほしいな!!」
「あんたは嫌だわ!!」
「えっ、なんで?」
「うるさい!! このカオナシ!! な〜んど気を狂わせられたことだか」
「ひどいよ!! シクシク......」
「よし今のうちに......」
あいつが嘘泣きしてるようにしか見えない泣き方で泣いてる隙に窓を開ける。
そうしてそこから飛び出ようと、足を窓枠に置いた次の瞬間、
「飛び出ようだなんて危ないよ?」
あいつが私の腕を真っ白な美しい陶器のような手で、さっきまで泣いていたのにも関わらず微笑みながら掴む。
その陶器のような手の見た目に反して力強くだ。
「それは私の能力を知っての上での狼藉かしら?」
「もちろん。万が一に怪我などしたら「女王」直々の護衛かつ団長としてのメンツと君を想うこの心が潰されて、立たなくなるからね」
「なら、私の能力について今一度知りましょ? そしたらそんな狼藉を働く事もなくなるだろうし」
そういうや否や私の腕はものの見事に、思わずブチリと音が鳴りそうなもげ方で腕がちぎれ結果拘束を振り切り飛び降りる。
そのあいだ、束の間の空気抵抗を受けながら、地面にいまかいまかと近づいていく。
そうして地面と衝突した。
本来だったら飛び降り死体が地面には落ちているはずだが。
落ちているであろう場所の地面は湿っている。
そしてその湿っている部分は急速的に乾いていき、それと同時に人の形をした水が形成されていく。
人の形をした水は地面が完全に乾いた瞬間、あっという間に[漢字]「女王」[/漢字][ふりがな]私[/ふりがな]になった。
そうして私は下から私の部屋を見上げた。
そこに居たあいつは私の腕を持ちながら、一瞬あ然としたものの、ここからでも分かるほどの不敵の笑みを浮かべてなにか呟いた。
そうして颯爽と窓を乗り越えようとするのを見て、私は「めんどっ!!」と言って城内に走っていった。
「なら、私の能力について今一度知りましょ? そしたらそんな狼藉を働く事もなくなるだろうし」
そんな事を言われた瞬間、彼女の肘から先はパンを千切るようにもげた。
その事に驚いてる一瞬の隙を突いて、彼女は飛び降りた。
咄嗟に下を見ると彼女は空中にいるあいだに体を水に変えており、地面の衝撃を無くした。
腕の一部をちぎる。
その芸当に唖然としてると彼女は下から見上げて、目が隠れていても分かるほどの誇らしげの笑顔を見せてきた。
その瞬間なにかが私の心に火をつけた。
「どうやら女王は追いかけっこをご所望らしい」
そうして窓を乗り越えようとすると彼女は城内へ逃げ込んだ。
今日は城には私達四人しかいないとはいえど、人が居た場合はどんなに危ないことか。
あとで注意しないと。
そう思いながら窓を乗り越えた。
後編に続く。