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コナン君の登場が超遅いです。

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幸薄野郎が行く米花町

#3

第三話 生きる、俺は止まれない

[太字]「うおおおおおおおおおお!」[/太字]
走れ走れ走れ止まったら死だ!!!俺はまだ死ぬわけにはいかないんだ!!!
息が切れて呼吸ができない、脇腹が痛い。目がちょっと霞んできてて、痛っ!?誰か目薬貸してくれ!
反射するカーブミラーの光を潜って、人間ドリフトをキメたアスファルトからは...湯気出てないか?
そんな暑さ?いや、てか、うん、そうだよ、そういえばあっぢぃよ!!いま春のはずなのに夏だよ!!
なんだって今日も晴れなんだ?!先に熱中症で死んじまうぞこんなん!!黒の長袖着るんじゃなかった。
なんであの日といい今日といい、ロクでもない目に遭う時に限ってお天道様はキラッキラなんだよ!
そうやって嘲笑うかのような青空と太陽に悪態をつき、汗と唾を飛ばして走る。
後ろを振り返る余裕?そんなものは後ろに置いてきた。[太字]てかどうやってあいつを撒けばいいんだ?![/太字]
左頬に"後ろ風"を受けながら必死で考える。考えて、かんがえ
[小文字][シュッ][/小文字]
咄嗟に、右に避けた。というか、何もない場所のはずなのに右にすっ転んだ。
摩擦熱で、ズボンが焼けた...ような気がする。
何とか体勢は戻せたものの、壁にたった今ぶっ刺さった包丁のせいで脳死状態から戻れない。
壁と持っ手の隙間から鈍く光る刃。
巻き込まれた数本の焦げ茶が、はらりと落ちる。
冷や汗が一滴、俺の頬から流れ落ちた。
......。
飛び道具は反則だろうがバアロオオオオオオ!!ちょっとまだ膝痛いけど今だけはありがとう神様!!
気持ちほどの感謝をしてから走り出したら、今度は犬の糞で滑って転んで顔面ダイブ。
とその頭上スレスレを第二発がすっ飛んでいった。
再び俺の毛量が数本分減った。多分俺の寿命も縮んだ。
今だけ、なんて言って大変すんませんでした。
恐らく腫れたであろう俺の顔面の安否がとても気になるが、簡単に逃げれるチャンスは今しかない。
幸い、裏路地ももう出口が近い。大通りに出てしまえばこっちのものだ。
全力ダッシュを再開する。
壁のカラフルなスプレー落書きやもう使えなそうな自転車が何回か後ろへ行き。
建物がだんだん綺麗な見た目になっていって。
そして、ついに。
出口の光の中に飛び込んだ。

        ______銃声とともに。

作者メッセージ

次回、白紅くん生きてるかな。
まあ悪運の強さのレベル、カンストしてる疑惑あるから大丈夫でしょう。たぶん。

2025/09/27 21:59

イッチ(A)
ID:≫ 13U0WLjJcZw1g
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