文字サイズ変更

初めまして 愛してます


『なにか大切なことを忘れている気がする』

そんな事を思ったのは風が冷たい12月の夜
私は1人仕事を終えて帰ってきた直後だった。
急激になにか凄くすごく〖大切なこと〗を忘れている
気がした。
思い出せなくて仕事のことかなと思ったけど
今年中にやらなければいけない仕事はもう済ませたし
後は冬の長期休暇を待つだけ。
なのに、なのに
『なんでこんなにモヤモヤするんだろ……』
そう呟くと窓の外で何かが揺れた気がして
カーテンを開けた
私は警戒心が強い。から
普段は絶対しないことなのに
何故かその時は開けてしまった
すると綺麗な顔立ちの青年が浮いていた。
どこかから落ちたんではない
その場で止まって浮いているのだ。
気絶しそうなほど驚いて立ち尽くす私を見て
青年は愛おしそうに顔をほころばせて笑う
その青年の顔を見た瞬間
忘れていたことが全て溢れ出した
あぁといつの間にか涙を流しながら崩れ落ちた私に
彼は優しくいつもと同じ笑みを浮かべて
私の手を取るとその優しい笑みで眉を下げて
こう言った



『初めまして 愛してます』


『帰ろう ラージュア』



顔がぐちゃぐちゃになった私は彼の手をしっかり
掴みブンブン頷きながら



『有難う スターシア』


あの時一緒にいた貴方の名前を囁いた。

2025/01/27 21:02

まろん ໒꒱
ID:≫ 9i07zo6nKbKlk
コメント

クリップボードにコピーしました

この小説につけられたタグ

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はまろん ໒꒱さんに帰属します

TOP