[大文字]解説1・ 魔力、百鬼家について[/大文字]
[漢字]百鬼[/漢字][ふりがな]なぎり[/ふりがな]家の先祖は[漢字]欧州[/漢字][ふりがな]ヨーロッパ[/ふりがな]に住んでいた欧州人で、『魔法使い』であった。
今からおよそ五百年ほど前に、欧州で魔女狩りと呼ばれる迫害が起こり、その先祖は国外へ逃げた。
その後 現地人と結ばれながら何代かに渡ってあっちこっち放浪し、たどり着いたのが凱たちがいる国である。
髪や瞳の色が異質なのは、それらの血が混ざっているためである。
迫害された経験から、目立ってはいけないという家訓のようなものがあり、そのため百鬼家の者はひっそりと暮らしていた。
魔力はもともとあるもので、魔術はある程度訓練しないと使えない。
あっちこっち放浪する過程で、百鬼家からその魔術についての知識のほとんどが失われてしまった。[漢字]仁井戸[/漢字][ふりがな]にいど[/ふりがな]が言っていたのはそのことである。
失われずに残っている数少ない魔術が、転移魔術と、結界のみ。
ただ魔力が強い者は、結界よりも魔力を使った方が精度が高く、威力もある。
欧州や魔力と何ら関係のない人間にも、ごく稀に魔力を発現させる人がいる。その一人が、仁井戸である。
欧州にも 魔術を使える『魔法使い』はまだいる。そのため魔術を学ぶことはでき、現に仁井戸はそこで学んでいた。
[大文字]解説2・ 仁井戸について[/大文字]
全名は仁井戸[漢字]董哉[/漢字][ふりがな]とうや[/ふりがな]。成り上がりの商家の生まれである。
先述の通り、欧州で魔術を学んでいた。霊力とは違う、自分の持つ力で国のために何かしたいと考えたからである。
欧州において、彼の地味な髪色や瞳の色は奇異なものとして現地の人間の目に映り、結果、それは差別につながった。
異国人であること、そして仁井戸が魔力者であり、迫害とまではいかずとも、魔女狩りから五百年経った今もなお、魔力者への偏見が残っていたことが災いし、その差別は時には[漢字]苛烈[/漢字][ふりがな]かれつ[/ふりがな]なものとなった。
そのような状況でも何とか魔術は習得し帰国するが、現地人への恨みは日増しに強くなっていった。無論、外国人排他主義である。
外国へ留学していたこと、実家が商家であり人脈が広かったことで、軍部に新たな風を吹き込むことを期待され、軍人として登用された。
順調に出世していき、やがては[漢字]龍二[/漢字][ふりがな]りゅうじ[/ふりがな]ら霊力者たちをまとめる立場となる。
しかし仁井戸は霊力者を気に入らなかった。この国において、霊力や霊力者は昔から尊ばれており、地位こそ軍人よりも下に位置付けられたが、それでも軍よりも重んじられて民に扱われたからである。
当然その筆頭である時庭を、仁井戸が良く思うはずもなかった。
そんなある日、欧州からこの国へ逃げてきた一族、百鬼家の存在を知る。
本文の通り、仁井戸は、外人の血を混ぜない純血である自分こそがこの国の正当な魔力者であると考えていた。見逃すはずがない。
魔術で洗脳した配下を使って痛めつけつつ、一族で秀でて強い魔力を持つという[漢字]永姫[/漢字][ふりがな]えいき[/ふりがな]夫婦の存在を知った。
そこで、永姫の夫を殺し、ご自慢のコネを使って龍二と[漢字]浪子[/漢字][ふりがな]なみこ[/ふりがな]を無理矢理別れさせ、永姫と龍二を結婚させて双方を弱体化させようという、ろくでもねぇ計画を思いつく。
作中では、時庭(というか霊力者全般)と百鬼を、いかにまとめて効率よく追い詰めるかに腐心していた。
深手を負った[漢字]久世[/漢字][ふりがな]くぜ[/ふりがな]に焼かれて死亡した。
[漢字]凱[/漢字][ふりがな]かい[/ふりがな]を見逃すと言っていたが、カタが付いたら殺すつもりでいた。
[漢字]百鬼[/漢字][ふりがな]なぎり[/ふりがな]家の先祖は[漢字]欧州[/漢字][ふりがな]ヨーロッパ[/ふりがな]に住んでいた欧州人で、『魔法使い』であった。
今からおよそ五百年ほど前に、欧州で魔女狩りと呼ばれる迫害が起こり、その先祖は国外へ逃げた。
その後 現地人と結ばれながら何代かに渡ってあっちこっち放浪し、たどり着いたのが凱たちがいる国である。
髪や瞳の色が異質なのは、それらの血が混ざっているためである。
迫害された経験から、目立ってはいけないという家訓のようなものがあり、そのため百鬼家の者はひっそりと暮らしていた。
魔力はもともとあるもので、魔術はある程度訓練しないと使えない。
あっちこっち放浪する過程で、百鬼家からその魔術についての知識のほとんどが失われてしまった。[漢字]仁井戸[/漢字][ふりがな]にいど[/ふりがな]が言っていたのはそのことである。
失われずに残っている数少ない魔術が、転移魔術と、結界のみ。
ただ魔力が強い者は、結界よりも魔力を使った方が精度が高く、威力もある。
欧州や魔力と何ら関係のない人間にも、ごく稀に魔力を発現させる人がいる。その一人が、仁井戸である。
欧州にも 魔術を使える『魔法使い』はまだいる。そのため魔術を学ぶことはでき、現に仁井戸はそこで学んでいた。
[大文字]解説2・ 仁井戸について[/大文字]
全名は仁井戸[漢字]董哉[/漢字][ふりがな]とうや[/ふりがな]。成り上がりの商家の生まれである。
先述の通り、欧州で魔術を学んでいた。霊力とは違う、自分の持つ力で国のために何かしたいと考えたからである。
欧州において、彼の地味な髪色や瞳の色は奇異なものとして現地の人間の目に映り、結果、それは差別につながった。
異国人であること、そして仁井戸が魔力者であり、迫害とまではいかずとも、魔女狩りから五百年経った今もなお、魔力者への偏見が残っていたことが災いし、その差別は時には[漢字]苛烈[/漢字][ふりがな]かれつ[/ふりがな]なものとなった。
そのような状況でも何とか魔術は習得し帰国するが、現地人への恨みは日増しに強くなっていった。無論、外国人排他主義である。
外国へ留学していたこと、実家が商家であり人脈が広かったことで、軍部に新たな風を吹き込むことを期待され、軍人として登用された。
順調に出世していき、やがては[漢字]龍二[/漢字][ふりがな]りゅうじ[/ふりがな]ら霊力者たちをまとめる立場となる。
しかし仁井戸は霊力者を気に入らなかった。この国において、霊力や霊力者は昔から尊ばれており、地位こそ軍人よりも下に位置付けられたが、それでも軍よりも重んじられて民に扱われたからである。
当然その筆頭である時庭を、仁井戸が良く思うはずもなかった。
そんなある日、欧州からこの国へ逃げてきた一族、百鬼家の存在を知る。
本文の通り、仁井戸は、外人の血を混ぜない純血である自分こそがこの国の正当な魔力者であると考えていた。見逃すはずがない。
魔術で洗脳した配下を使って痛めつけつつ、一族で秀でて強い魔力を持つという[漢字]永姫[/漢字][ふりがな]えいき[/ふりがな]夫婦の存在を知った。
そこで、永姫の夫を殺し、ご自慢のコネを使って龍二と[漢字]浪子[/漢字][ふりがな]なみこ[/ふりがな]を無理矢理別れさせ、永姫と龍二を結婚させて双方を弱体化させようという、ろくでもねぇ計画を思いつく。
作中では、時庭(というか霊力者全般)と百鬼を、いかにまとめて効率よく追い詰めるかに腐心していた。
深手を負った[漢字]久世[/漢字][ふりがな]くぜ[/ふりがな]に焼かれて死亡した。
[漢字]凱[/漢字][ふりがな]かい[/ふりがな]を見逃すと言っていたが、カタが付いたら殺すつもりでいた。
- 1.第一章 始まり(1)
- 2.第一章 始まり(2)
- 3.第一章 始まり(3)
- 4.第一章 始まり(4)
- 5.第一章 始まり(5)
- 6.第一章 始まり(6)
- 7.第一章 始まり(7)
- 8.第一章 始まり(8)
- 9.第一章 始まり(9)
- 10.第一章 始まり(10)
- 11.第一章 始まり(11)
- 12.第一章 始まり(12)
- 13.第一章 始まり(13)
- 14.第二章 彼の妹(1)
- 15.第二章 彼の妹(2)
- 16.第二章 彼の妹(3)
- 17.第二章 彼の妹(4)
- 18.第二章 彼の妹(5)
- 19.第二章 彼の妹(6)
- 20.第二章 彼の妹(7)
- 21.第二章 彼の妹(8)
- 22.第二章 彼の妹(9)
- 23.第二章 彼の妹(10)
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- 28.第二章 彼の妹(15)
- 29.第二章 彼の妹(16)
- 30.第二章 彼の妹(17)
- 31.第二章 彼の妹(18)
- 32.第二章 彼の妹(19)
- 33.第二章 彼の妹(20)
- 34.第三章 神社(1)
- 35.第三章 神社(2)
- 36.第三章 神社(3)
- 37.第三章 神社(4)
- 38.第三章 神社(5)
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- 52.第三章 神社(19)
- 53.第三章 神社(20)
- 54.第三章 神社(21)
- 55.第三章 神社(22)
- 56.第三章 神社(23)
- 57.第四章 別れ(1)
- 58.第四章 別れ(2)
- 59.第四章 別れ(3)
- 60.第四章 別れ(4)
- 61.第四章 別れ(5)
- 62.第四章 別れ(6)
- 63.第四章 別れ(7)
- 64.第四章 別れ(8)
- 65.第四章 別れ(9)
- 66.第四章 別れ(10)
- 67.第五章 異変(1)
- 68.第五章 異変(2)
- 69.第五章 異変(3)
- 70.第五章 異変(4)
- 71.第五章 異変(5)
- 72.第五章 異変(6)
- 73.第五章 異変(7)
- 74.第五章 異変(8)
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- 76.第五章 異変(10)
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- 80.第五章 異変(14)
- 81.第五章 異変(15)
- 82. 第五章 異変(16)
- 83.第五章 異変(17)
- 84.第五章 異変(18)
- 85.第五章 異変(19)
- 86.第五章 異変(20)
- 87.第六章 真実(1)
- 88.第六章 真実(2)
- 89.第六章 真実(3)
- 90.第六章 真実(4)
- 91.第六章 真実(5)
- 92.第六章 真実(6)
- 93.第六章 真実(7)
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- 96.第六章 真実(10)
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- 100.第六章 真実(14)
- 101.第六章 真実(15)
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- 103.第六章 真実(17)
- 104.第六章 真実(18)
- 105.第六章 真実(19)
- 106.第七章 闘い(1)
- 107.第七章 闘い(2)
- 108.第七章 闘い(3)
- 109.第七章 闘い(4)
- 110.第七章 闘い(5)
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- 128.第七章 闘い(23)
- 129.第七章 闘い(24)
- 130.第七章 闘い(25)
- 131.【幕間】作品解説という名の、作者の妄想ネタを吐き出す場
- 132.第八章 再会(1)
- 133.第八章 再会(2)
- 134.第八章 再会(3)
- 135.第八章 再会(4)
- 136.第八章 再会(5)
- 137.第八章 再会(6)