「んん〜っ…」
午前7時半、夜にカーテンを閉め忘れ、差し込む太陽で私、[漢字]葉月[/漢字][ふりがな]はづき[/ふりがな]は目を覚ます。
いつもはまだ寝ていられる…と布団をかけ直す所だが、今日の私はそうする事が出来なかった。
何故ならって?今日は8月31日、夏休み最後の日なのだ。生活習慣を戻さないといけない。
この時間にまだ寝ていたらお母さんに叩き起こされる。もちろん説教もセットで。
葉月「ふわぁ〜眠い…起きたばっかりだけどベッドが恋しい…」
…誰かに聞かれるはずもない悪態をつきながら、2階の階段を降りてリビングに向かった。
葉月「お母さん…おはよー…」
葉月の母「おはよう。もう朝ごはん作ってあるけど、食べる?」
葉月「…トイレ行って顔洗ったら食べる。」
葉月の母「はーい。ご飯は机に置いておくね。」
葉月「うん…」
約2分後…
葉月「あーさっぱりした!さあ朝ごはん食べるぞ!だし巻き卵あるかな〜♪」
葉月の母「…いつも思うけど、顔洗うだけでそんなに変わるものなの?」
葉月「そりゃあ変わるよ!いただきま〜す!」もぐもぐ…
葉月の母「ちょっと、そんなに急いで食べるとのどにつまるわよ?」
葉月「そうだけど今日はいつもの漫画の新刊が出るから…売り切れる前に買いにいかないと!」
葉月の母「それって、いつもテストが0点のおバカ少年の日常みたいな内容のやつ?」
葉月「そう、それそれ!確か今は少年のクラスに出された漢字の宿題で…」
その刹那、葉月は夏休みの記憶を全て思い出した!
7月〜(やったー旅行だー!お土産何買おうかなー♪)
8月〜(戻ってきたぞー!いやー、懐かしい!じゃあ…お土産配るついでに遊んでくる!)
葉月(あれ?もしかして…)
私…夏休みの宿題一個もやってない!?
葉月(まずい…これはまずいぞ…!呑気に朝食食べてる場合じゃない!)
葉月「もぐもぐもぐもぐもぐ…ごちそうさまでした!」
そしてすぐ部屋に戻り、夏休みの宿題をリュックに詰めていく。一応漫画を買うためのお金も。
葉月「そ、それじゃ…いってきます!」
そして私は一直線に本屋…ではなく、頭の良い大親友の家に走りこんだ。
ピンポーン… ピンポーン… ピンポーン…
葉月「杏ー!いるー⁉︎」
そう言いながら(ほぼ叫びながら)扉を叩く。これでいなかったら本当に一貫の終わりだ。
杏「うるっさい‼︎近所迷惑!」
葉月「あ、いた!やっほー。」
杏「やっほー。…じゃないから。1回で十分だし。」
この子は[漢字] 杏[/漢字][ふりがな]あん[/ふりがな]。さっき言ってた私の大親友!毒舌だけど根は優しくて良い子だよ。
葉月「分かってるって〜。…って、そんな事より!ものすごく重要な案件があるんだ!」
杏「そんな事より…?…まあ、とりあえず家の中入って。」
葉月「本当⁉︎ありがとー!」
杏「その重要な案件とやらで、私に被害が来たらたまったもんじゃないでしょ?」
葉月「何だ、そういう事か…まあお言葉に甘えて、家入るね![小文字]まあ杏に被害が出る訳じゃないけど…[/小文字]」
[小文字][小文字]杏「そうなの?じゃあ家に入れる必要ないんじゃ…」[/小文字][/小文字]
[小文字][小文字]葉月「待って待って⁉︎入れてください、お願いします〜」[/小文字][/小文字]
〜家に入ったのち、事情説明中〜
杏「…は?葉月、あんた今日まで何してたの?」
葉月「…[小文字]旅行行ってお土産買って皆に配ってました…[/小文字]」
杏「その後。お土産を配り終わった後、毎日のように私の家に来て遊んでたでしょ?」
葉月「………その通りでございますです…。」
杏「馬鹿?」
葉月「はい…私は大馬鹿者です…」
杏「…まあ、そこまで反省してるなら教えてあげなくもないよ?」
葉月「マジですか⁉︎ありがとうございます!神!」
杏「…やっぱ教えるのやめようかな…」
葉月「何で⁉︎本当にお願い!杏が手伝ってくれなかったら私の学校生活が終わる!」
杏「冗談冗談。まあ、5時までに9割終わらなかったらその時はもう諦めてよね。」
葉月「うう、杏が言うと本当に聞こえるんだよー!」
杏「ふっ…ほらほら、私のやる気があるうちにさっさと始めるよ。」
葉月「はあーい…」
〜宿題開始〜
[小文字] 杏「じゃあまずはドリルからね…うわ、本当にまっさら…気分が…」葉月「あ、名前書かなきゃ」[/小文字]
[小文字] 葉月「読書感想文って漫画じゃダメかな?」杏「気になるならやってみれば?」[/小文字]
[小文字] 葉月「自由研究かぁ… 杏はお題どうやって決めたの?」杏「Goo○leで検索した」[/小文字]
数時間後…
葉月「...」
私は震えた手で鉛筆を置き、やっていた宿題をリュックに詰める。
[大文字]葉月「………終わった〜‼︎‼︎」[/大文字]
そう言って私はポーズを決め、高く舞い上がった。
杏「え?終わったの?今ので最後?」
葉月「うん、終わった!全部!」
杏「日記、まだ手つけてないけど…」
葉月「日記はやってたの!」
杏「何で日記だけ…?でも良かった、やっと終わり…」
葉月「本当に良かった〜!杏ありがとう!」
杏「…どういたしまして…」
葉月「じゃあ、ごめんけど帰るね!買いたい漫画があるんだ!」
杏「え?」
葉月「本来はそれを買う予定だったんだけど、その途中で宿題の事を思いだして…」
杏「…ここまで手伝わせておいて、何のお礼もないつもり?」
葉月「あ…買った漫画が読みたいの?」
杏「そういう事。明日には学校が始まるし、週末でいいからよろしく。」
葉月「OK!じゃ、また明日!」
そして私は杏の家を出て、今度こそ一直線に本屋へ行った。
〜その夜、葉月の家〜
葉月「あっはは!何それ面白〜!」
私は買った漫画を早速開き、読み漁っていた。
夜ご飯も食べたし、ここからは私の自由時間!いろんな漫画を何周もしてやる…
思わずにやけながら漫画を読み進めていると…コン、コン。部屋の扉が叩かれる音がした。
葉月の母「葉月ー。」
葉月「ん?どうしたのお母さん?」
葉月の母「明日から学校でしょ?昨日買った筆箱、一階に置き忘れてたわよ。」
葉月「アッ…う、うん。ありがとう!」
葉月の母「目覚まし時計はちゃんとセットしておいてね。それじゃあ。」
…お母さんが一階に戻った事を確認し、私はゆっくりと部屋の扉を閉めた。
葉月「・・・・・」
葉月「うわあああ‼︎明日学校だったあああああ‼︎‼︎」
_ 世界って たまにめちゃくちゃ 残酷だよね _ 葉月 心の俳句(?)
葉月「そんな…嘘だ…私は…私は信じないぞ…」
葉月「…まあ仕方ない。けど、今はやりたくない!何故なら漫画を読み終わっていないから!」
葉月「だから今日は日記を書いたら漫画の続きを読む!そしてもう寝る!準備は明日!」
葉月「じゃあ、まず…日記を書くか!」
私は欠伸をしながら日記を取り出し、開いた。
葉月「何書こうかな…流石に宿題の事は書いたら怒られそうだもんな…」
葉月「…最終日だけど行埋まってればクオリティとかもういいや…」
[水平線]
夏休み日記 8月31日 5年2組 葉月
今日は私の大好きなマンガの新刊が出たので、それを買いに行きました。
家に帰った後は早速マンガを読みました。やっぱり面白かったです。最高でした!
そして明日は学校の始業式です!正直言ってものすごく悲しいです。
ですがもう日程は変わらないので、明日からまた学校生活頑張っていきたいです!
[水平線]
午前7時半、夜にカーテンを閉め忘れ、差し込む太陽で私、[漢字]葉月[/漢字][ふりがな]はづき[/ふりがな]は目を覚ます。
いつもはまだ寝ていられる…と布団をかけ直す所だが、今日の私はそうする事が出来なかった。
何故ならって?今日は8月31日、夏休み最後の日なのだ。生活習慣を戻さないといけない。
この時間にまだ寝ていたらお母さんに叩き起こされる。もちろん説教もセットで。
葉月「ふわぁ〜眠い…起きたばっかりだけどベッドが恋しい…」
…誰かに聞かれるはずもない悪態をつきながら、2階の階段を降りてリビングに向かった。
葉月「お母さん…おはよー…」
葉月の母「おはよう。もう朝ごはん作ってあるけど、食べる?」
葉月「…トイレ行って顔洗ったら食べる。」
葉月の母「はーい。ご飯は机に置いておくね。」
葉月「うん…」
約2分後…
葉月「あーさっぱりした!さあ朝ごはん食べるぞ!だし巻き卵あるかな〜♪」
葉月の母「…いつも思うけど、顔洗うだけでそんなに変わるものなの?」
葉月「そりゃあ変わるよ!いただきま〜す!」もぐもぐ…
葉月の母「ちょっと、そんなに急いで食べるとのどにつまるわよ?」
葉月「そうだけど今日はいつもの漫画の新刊が出るから…売り切れる前に買いにいかないと!」
葉月の母「それって、いつもテストが0点のおバカ少年の日常みたいな内容のやつ?」
葉月「そう、それそれ!確か今は少年のクラスに出された漢字の宿題で…」
その刹那、葉月は夏休みの記憶を全て思い出した!
7月〜(やったー旅行だー!お土産何買おうかなー♪)
8月〜(戻ってきたぞー!いやー、懐かしい!じゃあ…お土産配るついでに遊んでくる!)
葉月(あれ?もしかして…)
私…夏休みの宿題一個もやってない!?
葉月(まずい…これはまずいぞ…!呑気に朝食食べてる場合じゃない!)
葉月「もぐもぐもぐもぐもぐ…ごちそうさまでした!」
そしてすぐ部屋に戻り、夏休みの宿題をリュックに詰めていく。一応漫画を買うためのお金も。
葉月「そ、それじゃ…いってきます!」
そして私は一直線に本屋…ではなく、頭の良い大親友の家に走りこんだ。
ピンポーン… ピンポーン… ピンポーン…
葉月「杏ー!いるー⁉︎」
そう言いながら(ほぼ叫びながら)扉を叩く。これでいなかったら本当に一貫の終わりだ。
杏「うるっさい‼︎近所迷惑!」
葉月「あ、いた!やっほー。」
杏「やっほー。…じゃないから。1回で十分だし。」
この子は[漢字] 杏[/漢字][ふりがな]あん[/ふりがな]。さっき言ってた私の大親友!毒舌だけど根は優しくて良い子だよ。
葉月「分かってるって〜。…って、そんな事より!ものすごく重要な案件があるんだ!」
杏「そんな事より…?…まあ、とりあえず家の中入って。」
葉月「本当⁉︎ありがとー!」
杏「その重要な案件とやらで、私に被害が来たらたまったもんじゃないでしょ?」
葉月「何だ、そういう事か…まあお言葉に甘えて、家入るね![小文字]まあ杏に被害が出る訳じゃないけど…[/小文字]」
[小文字][小文字]杏「そうなの?じゃあ家に入れる必要ないんじゃ…」[/小文字][/小文字]
[小文字][小文字]葉月「待って待って⁉︎入れてください、お願いします〜」[/小文字][/小文字]
〜家に入ったのち、事情説明中〜
杏「…は?葉月、あんた今日まで何してたの?」
葉月「…[小文字]旅行行ってお土産買って皆に配ってました…[/小文字]」
杏「その後。お土産を配り終わった後、毎日のように私の家に来て遊んでたでしょ?」
葉月「………その通りでございますです…。」
杏「馬鹿?」
葉月「はい…私は大馬鹿者です…」
杏「…まあ、そこまで反省してるなら教えてあげなくもないよ?」
葉月「マジですか⁉︎ありがとうございます!神!」
杏「…やっぱ教えるのやめようかな…」
葉月「何で⁉︎本当にお願い!杏が手伝ってくれなかったら私の学校生活が終わる!」
杏「冗談冗談。まあ、5時までに9割終わらなかったらその時はもう諦めてよね。」
葉月「うう、杏が言うと本当に聞こえるんだよー!」
杏「ふっ…ほらほら、私のやる気があるうちにさっさと始めるよ。」
葉月「はあーい…」
〜宿題開始〜
[小文字] 杏「じゃあまずはドリルからね…うわ、本当にまっさら…気分が…」葉月「あ、名前書かなきゃ」[/小文字]
[小文字] 葉月「読書感想文って漫画じゃダメかな?」杏「気になるならやってみれば?」[/小文字]
[小文字] 葉月「自由研究かぁ… 杏はお題どうやって決めたの?」杏「Goo○leで検索した」[/小文字]
数時間後…
葉月「...」
私は震えた手で鉛筆を置き、やっていた宿題をリュックに詰める。
[大文字]葉月「………終わった〜‼︎‼︎」[/大文字]
そう言って私はポーズを決め、高く舞い上がった。
杏「え?終わったの?今ので最後?」
葉月「うん、終わった!全部!」
杏「日記、まだ手つけてないけど…」
葉月「日記はやってたの!」
杏「何で日記だけ…?でも良かった、やっと終わり…」
葉月「本当に良かった〜!杏ありがとう!」
杏「…どういたしまして…」
葉月「じゃあ、ごめんけど帰るね!買いたい漫画があるんだ!」
杏「え?」
葉月「本来はそれを買う予定だったんだけど、その途中で宿題の事を思いだして…」
杏「…ここまで手伝わせておいて、何のお礼もないつもり?」
葉月「あ…買った漫画が読みたいの?」
杏「そういう事。明日には学校が始まるし、週末でいいからよろしく。」
葉月「OK!じゃ、また明日!」
そして私は杏の家を出て、今度こそ一直線に本屋へ行った。
〜その夜、葉月の家〜
葉月「あっはは!何それ面白〜!」
私は買った漫画を早速開き、読み漁っていた。
夜ご飯も食べたし、ここからは私の自由時間!いろんな漫画を何周もしてやる…
思わずにやけながら漫画を読み進めていると…コン、コン。部屋の扉が叩かれる音がした。
葉月の母「葉月ー。」
葉月「ん?どうしたのお母さん?」
葉月の母「明日から学校でしょ?昨日買った筆箱、一階に置き忘れてたわよ。」
葉月「アッ…う、うん。ありがとう!」
葉月の母「目覚まし時計はちゃんとセットしておいてね。それじゃあ。」
…お母さんが一階に戻った事を確認し、私はゆっくりと部屋の扉を閉めた。
葉月「・・・・・」
葉月「うわあああ‼︎明日学校だったあああああ‼︎‼︎」
_ 世界って たまにめちゃくちゃ 残酷だよね _ 葉月 心の俳句(?)
葉月「そんな…嘘だ…私は…私は信じないぞ…」
葉月「…まあ仕方ない。けど、今はやりたくない!何故なら漫画を読み終わっていないから!」
葉月「だから今日は日記を書いたら漫画の続きを読む!そしてもう寝る!準備は明日!」
葉月「じゃあ、まず…日記を書くか!」
私は欠伸をしながら日記を取り出し、開いた。
葉月「何書こうかな…流石に宿題の事は書いたら怒られそうだもんな…」
葉月「…最終日だけど行埋まってればクオリティとかもういいや…」
[水平線]
夏休み日記 8月31日 5年2組 葉月
今日は私の大好きなマンガの新刊が出たので、それを買いに行きました。
家に帰った後は早速マンガを読みました。やっぱり面白かったです。最高でした!
そして明日は学校の始業式です!正直言ってものすごく悲しいです。
ですがもう日程は変わらないので、明日からまた学校生活頑張っていきたいです!
[水平線]