葉月「さぁ!いってきます!」
どうも!今日も今日とて起き飛ばやってます!今回は家を出る直前まで飛ばしました!
いつもならささっと家を出ちゃう所ですが…
葉月の母「…ちょっと前からずっと思ってたけど!毎回食べるのが早すぎるのよ!」
葉月「私の自慢の特技だよ!」
葉月の母「特技超えてもはや神技!自分の娘に言うのもなんだけど本当に人間⁉︎」
葉月「人間だってば〜!もうお母さんったら…行ってくるね!」
葉月の母「えっ、いやちょっと待っ_」
葉月「おーい!杏!蒼斗!入院小学生ズ〜!…あれ、来てない?」
杏「おはよう。…さっきから待ってるんだけどね。」
蒼斗「何かあったのか〜…?」
葉月「そっか…じゃあちょっと話しながら待とうよ!」
杏「賛成。…っていうかさっきからやってたけどね。」
蒼斗「…それでな、あれはマジでやばかった。お前らにもいてほしかったくらい。」
杏「…ふーん、そうなの。その日は何も無かったし運が良ければいれたかもね。」
葉月「そういえばさー…今日お母さんに本当に人間?って聞かれてさー。
ちょっと早食いやっただけなのに!」
蒼斗「へー、早食い出来るのか!どれくらいの早さだ?」
葉月「光が地球を一周するまでの時間くらい?」
杏「例えが壮大すぎる。…あと早すぎない?本当に人間?」
葉月「杏もそれ言うの⁉︎」
杏「言うわよ。光って一秒で地球をほぼ7周出来るのよ?」
蒼斗「…そういえばあいつら…来ないよな…」
葉月「昨日の約束忘れちゃったのかな…」
杏「みっちり脳に刻んでおいたからそれはないと思うんだけど…」
蒼斗「うーん…もう行くか?」
葉月「でも、その間に4人が来たらどうするの?今度は4人を待たせる事になっちゃうよ?」
杏「4人を待ちながら出来る事があれば良いんだけど…」
葉月「そうだなぁ…あっ!」
[水平線]夜の学校前_
葉月「初めての友達とのきもだめしだ〜!」
蒼斗「イエーーーイ‼︎」
杏「昼は4人を待ち続けて夜から行動を起こすなんて…考えたわね。」
葉月「お母さんと杏に「本当に人間?」って聞かれたから思いつけたんだ!」
蒼斗「…ま、結局あいつらは来なかったんだけどな…」
杏「今ごろ何してるのかも分からないしね…」
葉月「………いや、まあまあ…きっと大丈夫だよ!4人とも仲良いし!ね!」
杏「…そうね。あと2人とも、ちゃんと違和感無いように行ってきたのよね?」
蒼斗「もちろん!昼話しあったのしっかり覚えてるからな!」
夜の外出前…
葉月「お母さん!蒼斗くんって子の家でお泊まり会する事にしたんだ!行ってきて良い?」
杏「…母さん、今日は蒼斗の家に泊まるから。私の分の夜ご飯作らなくて良いよ。」
蒼斗「父さん!今日友達の葉月の家でお泊まり会しようって話になったから行ってくる!」
↑こうする事で違和感なく外出が出来ます。
葉月の親は蒼斗を知らないので連絡は取れません。そして蒼斗の親はガラケー勢なので杏の親も連絡を取りたがりません。蒼斗の親も葉月を知らないので連絡が取れません。
葉月「…じゃ、入りますか!」
杏「そういえばどうやって入るの?前は自動ドアから入れたけど…」
ウィーン…
蒼斗「今回も自動ドアが開いたぞ?」
杏「ねえこの学校小学生も心配するレベルのセキュリティ構造なんだけど…」
葉月「ま、とりあえず入りますかー。」
葉月「あのねー…夏休みが終わらない原因は、もしかして学校の七不思議のせいなんじゃないかって思うの!」
蒼斗「…ほお?」
葉月「だからこの肝試…探検で七不思議に会って夏休み終わらせてくださいって頼むの!」
杏「…そこまで言い直せてないけど分かったわ。今の状況、普通に怪異のせいと言われても信じられるしね。」
葉月「この学校の七不思議は… 『トイレの花子さん』『歩く人体模型』『音楽室のベートーベン』『十三階段』『体育館の跳ねるボール』『鏡から伸びる手』『保健室の常連』の7つだね。」
蒼斗「それじゃあ早速探索していこうぜ!」
2人「おー!」
〜探索開始〜
[小文字] 葉月「最初は花子さん!誰が行く?」
蒼斗「じゃあ俺が行く!はーなこさん!遊びましょ‼︎」杏「トイレの外で言っても意味ないでしょ…」
葉月「次!『歩く人体模型』!」
杏「パッと見動いては…無さそうね。」蒼斗「臓器丸出しで歩くの寒そうだもんな…」葉月「そこ?」
杏「『音楽室のベートーベン』…具体的に何があるの?」
葉月「学校によって違うよね!喋ったり目が光ったり絵から出たり…」蒼斗「学校の数だけいるベートーベン…⁉︎」
杏「『十三階段』…1、2…13?」
蒼斗「この学校って基本全ての階段が13段じゃなかったか?」葉月「デフォルトで怪奇現象が起きてるって事?」
蒼斗「5番目は『体育館の跳ねるボール』!どんな風に跳ねるんだろうな。」
葉月「ベシコーン‼︎ ベシコーン‼︎とか?」杏「○意こもってる時の跳ね方?」
蒼斗「『鏡から伸びる手』か…無限握手会みたいで楽しそうだな。」
杏「そういうのって大体捕まったら異世界に連れてかれるんじゃないの?」
葉月「何かの間違いか奇跡で夏休みが終わった世界に帰れないかな?」
葉月「『保健室の常連』ってさ…めちゃくちゃ病弱なのに毎日学校に行ってた人って事?」
杏「言い方が悪いって…」蒼斗「おいたわしや、常連さん…」[/小文字]
蒼斗「何やかんや…何も無かったな。」
葉月「つまんないの…」
杏「結局手掛かりは無かったわね…これからどうする?家には帰れないわ_」
…スパッ…
鋭い刃物がものを切る時のような音がした。
葉月「…え?」
蒼斗「なんだ今の…七不思議じゃない…」
杏「屋上から聞こえて来たわよね…」
葉月「…ねえ、行ってみない?もしかしたら何か手掛かりが得られるかも…」
杏「えっ…」
蒼斗「…行くなら、慎重にだよな。」
杏「…はあ…もちろん。」
屋上_
葉月「音はこの先から…」
蒼斗「ゆっくり…慎重に開けるぞ…」
キィィィ…
屋上の古びた扉が奇妙な音を立て、開いた隙間から人影が見える。
3人「…!」
その…者?は頭の部分が大きい骨のようになっており、大きい鎌を持っていた。
その姿はまるで…
3人(死神…!)
[小文字] 葉月「思ってた数倍ヤバいよ…戻ろ?そして帰ろ?」杏「賛成。というより大賛成。」蒼斗「走って帰りてーよ…」[/小文字]
私達が後ろを振り返ると_
死神「見 た な」
3人「イヤァァァ‼︎‼︎‼︎」
葉月「ゆゆゆゆゆゆゆ許してくださぁい!ほ、ほら!これ十字架!」
杏「いや十字架効かないでしょ死神は!」
蒼斗「俺達ここで○ぬの⁉︎嫌だよ⁉︎夏休みが終わらない原因調べてただけなのにー!」
「…え…マジで?お前らも夏休み調べてんの⁉︎小学生なのに⁉︎」
3人「…ん?」
葉月「…え、今の誰?」
杏「私じゃないけど?」蒼斗「俺でもないが?」
葉月「え、じゃあつまり…」
死神「今 見たものは 忘れろ」
蒼斗「無理無理無理、絶対無理。さすがにインパクトありすぎ、大草原生やしていい?」
杏「猫被りにも限度ってもんがあるでしょ…かっこつけの方が正しい?(w)」
葉月「二人が一気に煽りに走り出した⁉︎」
死神「………」
死神「…無理ならもう良いわ。」
杏「それがあんたの本性ね。危険に思って損したわ。」
死神「あ?いや鎌は持ってるからな?これ本物だぞ?めっちゃ切れるからな?」
葉月「そういえばさ、さっきその鎌みたいな音が聞こえたんだけど何を切ってたの?」
死神「俺死神の新人だから鎌の使い方分かんなくてさ、空気相手に試し振りしてた。」
蒼斗「はいこれ無害確定案件☆」
死神「…それはそうとして、お前らも夏休みについて調べてんのか?」
葉月「あ、そうそう!このままじゃ学校始まりそうにないからさ。」
死神「こっちでも天界中の一大事になっててな、世界の秩序が何たら〜とか言ってた。」
蒼斗「夏休み終わらないってそんな一大事なのか?」
死神「そうだよ、しかも何故かド新人の俺が調査員にされてさ…[小文字]ふざけんなガチ○ね上司…[/小文字]」
蒼斗「お、おぅ…おつかれさまです…。」
杏「あんたも私達も目的が同じなら、せっかくだし協力しない?」
死神「別に良いぞ。一人で調べるには途方も無く時間がかかるだろうしな。」
葉月「やったあ!それじゃあ…お近づきの証にあだ名決めて良いですか⁉︎」
杏「あだ名…?」
蒼斗「『シニガミンダーZ』とかどうだ⁉︎」
死神「俺は昭和時代の戦隊巨大化ロボか何かか?」
葉月「蒼斗ったら、他にもいろいろあるでしょ?『しみぽん』とか『しみちぃ』とか!」
杏「名付けのセンスが平成ギャルの時代で止まってる…!」
死神「あとその名前の取り出し方は汚れの方の「シミ」を連想するからやめてくれ…」
蒼斗「うーん…難しいなー… 杏、何か良いの思いつかないのか?」
杏「え?うーん、そうね…しにギャみの………[小文字]噛んだ、終わった…[/小文字]」
2人「………しにみ?…しにみー!」
杏「…ん?」
葉月「良いじゃんしにみー!さすが杏!」
蒼斗「じゃあしにみーで!良いよな⁉︎」
死神「…まあ、シニガミンダーZとしみぽんに比べればまだ…」
葉月「じゃあ決定だね!私達は葉月と杏と蒼斗!よろしく!」
杏「………(何か良い感じにまとまった?)」
蒼斗「それじゃあ明日からはしにみーとも一緒に4人で調査だな!」
死神(しにみー)「…あ、明日からはしばらく無理だわ…」
葉月「え?」
杏「なんかこの流れ前にもあった気がする…‼︎」
蒼斗「はあ⁉︎何でだよ!期待させといてそれはひどいって…!」
[小文字]杏「あんたが言うな…!」[/小文字]
葉月「な、何で⁉︎またこれから用事あるの⁉︎」
死神(しにみー)「今日は無いんだが…上が調査員の仕事と別の仕事を用意しててな…
[小文字]恨むなら上を恨め、俺は仕事なんて望んでないんだよふざけんな上司○ね…[/小文字]」
蒼斗「…それ口癖なのか?」
死神(しにみー)「…さあ?…ん?待て、今何時だ?」
杏「今?多分11時くらいだと思うけど。」
死神(しにみー)「マジか…それじゃあすまん、今日はもう家に帰れ。」
葉月「え?何で?」
蒼斗「というより俺達は親に隠れて家を出たから帰れないんだ…」
死神(しにみー)「それなら俺が上に打診して親達の記憶を書き換える。」
杏「そんなチート能力持ってるの?」
死神(しにみー)「秩序が壊れたり矛盾が発生したりしない程度ならな。」
死神(しにみー)「それとお前…」
しにみーに指を差される。話して意気投合はしたけど頭が骨になってるのがやっぱり怖い。
葉月「…私?」
死神(しにみー)「そうだ。お前、帰ったらすぐに_」[大文字]蒼斗「うわあああ⁉︎」[/大文字]
杏「ちょっと、何…って、え?」
葉月「何この大きい穴⁉︎ブラックホール⁉︎」
死神(しにみー)「あ゛ー…上が俺達の会話をたまたま聞いてたらしい。
そこから家に直行出来るから。安心して中に入れ。」
蒼斗「いや、これ…」
葉月「何もしてなくても吸い込まれてくんだけど〜‼︎⁉︎」
葉月「はあ…あ、家着いてる…」
それにしても目が回る…しにみーが仲間になったのは良いけど疲れた…
葉月「……あ、めまい治ってきた…」
めまいが治ってから真っ先に目に入ったのは…机に開かれた日記だった。
葉月「あ、そうだ…日記書かなきゃ…」
葉月「…あれ?日記のページ、これで最後だ。けっこう増えたと思ってたけど
そうでもなかったな。この日の日記を書いたら、夏休み終わったりしないかな…」
夏休み日記 9月8日 5年2組 葉月
今日は、友達の友達と待ち合わせをしていました。
結局みんな来なかったけど、元気にしてると良いなと思います。
そして新しい友達…というより仲間がひとり増えました!
しばらく会えないとは行ってたけどそこまで無の感情にはなりませんでした。
[水平線]
どうも!今日も今日とて起き飛ばやってます!今回は家を出る直前まで飛ばしました!
いつもならささっと家を出ちゃう所ですが…
葉月の母「…ちょっと前からずっと思ってたけど!毎回食べるのが早すぎるのよ!」
葉月「私の自慢の特技だよ!」
葉月の母「特技超えてもはや神技!自分の娘に言うのもなんだけど本当に人間⁉︎」
葉月「人間だってば〜!もうお母さんったら…行ってくるね!」
葉月の母「えっ、いやちょっと待っ_」
葉月「おーい!杏!蒼斗!入院小学生ズ〜!…あれ、来てない?」
杏「おはよう。…さっきから待ってるんだけどね。」
蒼斗「何かあったのか〜…?」
葉月「そっか…じゃあちょっと話しながら待とうよ!」
杏「賛成。…っていうかさっきからやってたけどね。」
蒼斗「…それでな、あれはマジでやばかった。お前らにもいてほしかったくらい。」
杏「…ふーん、そうなの。その日は何も無かったし運が良ければいれたかもね。」
葉月「そういえばさー…今日お母さんに本当に人間?って聞かれてさー。
ちょっと早食いやっただけなのに!」
蒼斗「へー、早食い出来るのか!どれくらいの早さだ?」
葉月「光が地球を一周するまでの時間くらい?」
杏「例えが壮大すぎる。…あと早すぎない?本当に人間?」
葉月「杏もそれ言うの⁉︎」
杏「言うわよ。光って一秒で地球をほぼ7周出来るのよ?」
蒼斗「…そういえばあいつら…来ないよな…」
葉月「昨日の約束忘れちゃったのかな…」
杏「みっちり脳に刻んでおいたからそれはないと思うんだけど…」
蒼斗「うーん…もう行くか?」
葉月「でも、その間に4人が来たらどうするの?今度は4人を待たせる事になっちゃうよ?」
杏「4人を待ちながら出来る事があれば良いんだけど…」
葉月「そうだなぁ…あっ!」
[水平線]夜の学校前_
葉月「初めての友達とのきもだめしだ〜!」
蒼斗「イエーーーイ‼︎」
杏「昼は4人を待ち続けて夜から行動を起こすなんて…考えたわね。」
葉月「お母さんと杏に「本当に人間?」って聞かれたから思いつけたんだ!」
蒼斗「…ま、結局あいつらは来なかったんだけどな…」
杏「今ごろ何してるのかも分からないしね…」
葉月「………いや、まあまあ…きっと大丈夫だよ!4人とも仲良いし!ね!」
杏「…そうね。あと2人とも、ちゃんと違和感無いように行ってきたのよね?」
蒼斗「もちろん!昼話しあったのしっかり覚えてるからな!」
夜の外出前…
葉月「お母さん!蒼斗くんって子の家でお泊まり会する事にしたんだ!行ってきて良い?」
杏「…母さん、今日は蒼斗の家に泊まるから。私の分の夜ご飯作らなくて良いよ。」
蒼斗「父さん!今日友達の葉月の家でお泊まり会しようって話になったから行ってくる!」
↑こうする事で違和感なく外出が出来ます。
葉月の親は蒼斗を知らないので連絡は取れません。そして蒼斗の親はガラケー勢なので杏の親も連絡を取りたがりません。蒼斗の親も葉月を知らないので連絡が取れません。
葉月「…じゃ、入りますか!」
杏「そういえばどうやって入るの?前は自動ドアから入れたけど…」
ウィーン…
蒼斗「今回も自動ドアが開いたぞ?」
杏「ねえこの学校小学生も心配するレベルのセキュリティ構造なんだけど…」
葉月「ま、とりあえず入りますかー。」
葉月「あのねー…夏休みが終わらない原因は、もしかして学校の七不思議のせいなんじゃないかって思うの!」
蒼斗「…ほお?」
葉月「だからこの肝試…探検で七不思議に会って夏休み終わらせてくださいって頼むの!」
杏「…そこまで言い直せてないけど分かったわ。今の状況、普通に怪異のせいと言われても信じられるしね。」
葉月「この学校の七不思議は… 『トイレの花子さん』『歩く人体模型』『音楽室のベートーベン』『十三階段』『体育館の跳ねるボール』『鏡から伸びる手』『保健室の常連』の7つだね。」
蒼斗「それじゃあ早速探索していこうぜ!」
2人「おー!」
〜探索開始〜
[小文字] 葉月「最初は花子さん!誰が行く?」
蒼斗「じゃあ俺が行く!はーなこさん!遊びましょ‼︎」杏「トイレの外で言っても意味ないでしょ…」
葉月「次!『歩く人体模型』!」
杏「パッと見動いては…無さそうね。」蒼斗「臓器丸出しで歩くの寒そうだもんな…」葉月「そこ?」
杏「『音楽室のベートーベン』…具体的に何があるの?」
葉月「学校によって違うよね!喋ったり目が光ったり絵から出たり…」蒼斗「学校の数だけいるベートーベン…⁉︎」
杏「『十三階段』…1、2…13?」
蒼斗「この学校って基本全ての階段が13段じゃなかったか?」葉月「デフォルトで怪奇現象が起きてるって事?」
蒼斗「5番目は『体育館の跳ねるボール』!どんな風に跳ねるんだろうな。」
葉月「ベシコーン‼︎ ベシコーン‼︎とか?」杏「○意こもってる時の跳ね方?」
蒼斗「『鏡から伸びる手』か…無限握手会みたいで楽しそうだな。」
杏「そういうのって大体捕まったら異世界に連れてかれるんじゃないの?」
葉月「何かの間違いか奇跡で夏休みが終わった世界に帰れないかな?」
葉月「『保健室の常連』ってさ…めちゃくちゃ病弱なのに毎日学校に行ってた人って事?」
杏「言い方が悪いって…」蒼斗「おいたわしや、常連さん…」[/小文字]
蒼斗「何やかんや…何も無かったな。」
葉月「つまんないの…」
杏「結局手掛かりは無かったわね…これからどうする?家には帰れないわ_」
…スパッ…
鋭い刃物がものを切る時のような音がした。
葉月「…え?」
蒼斗「なんだ今の…七不思議じゃない…」
杏「屋上から聞こえて来たわよね…」
葉月「…ねえ、行ってみない?もしかしたら何か手掛かりが得られるかも…」
杏「えっ…」
蒼斗「…行くなら、慎重にだよな。」
杏「…はあ…もちろん。」
屋上_
葉月「音はこの先から…」
蒼斗「ゆっくり…慎重に開けるぞ…」
キィィィ…
屋上の古びた扉が奇妙な音を立て、開いた隙間から人影が見える。
3人「…!」
その…者?は頭の部分が大きい骨のようになっており、大きい鎌を持っていた。
その姿はまるで…
3人(死神…!)
[小文字] 葉月「思ってた数倍ヤバいよ…戻ろ?そして帰ろ?」杏「賛成。というより大賛成。」蒼斗「走って帰りてーよ…」[/小文字]
私達が後ろを振り返ると_
死神「見 た な」
3人「イヤァァァ‼︎‼︎‼︎」
葉月「ゆゆゆゆゆゆゆ許してくださぁい!ほ、ほら!これ十字架!」
杏「いや十字架効かないでしょ死神は!」
蒼斗「俺達ここで○ぬの⁉︎嫌だよ⁉︎夏休みが終わらない原因調べてただけなのにー!」
「…え…マジで?お前らも夏休み調べてんの⁉︎小学生なのに⁉︎」
3人「…ん?」
葉月「…え、今の誰?」
杏「私じゃないけど?」蒼斗「俺でもないが?」
葉月「え、じゃあつまり…」
死神「今 見たものは 忘れろ」
蒼斗「無理無理無理、絶対無理。さすがにインパクトありすぎ、大草原生やしていい?」
杏「猫被りにも限度ってもんがあるでしょ…かっこつけの方が正しい?(w)」
葉月「二人が一気に煽りに走り出した⁉︎」
死神「………」
死神「…無理ならもう良いわ。」
杏「それがあんたの本性ね。危険に思って損したわ。」
死神「あ?いや鎌は持ってるからな?これ本物だぞ?めっちゃ切れるからな?」
葉月「そういえばさ、さっきその鎌みたいな音が聞こえたんだけど何を切ってたの?」
死神「俺死神の新人だから鎌の使い方分かんなくてさ、空気相手に試し振りしてた。」
蒼斗「はいこれ無害確定案件☆」
死神「…それはそうとして、お前らも夏休みについて調べてんのか?」
葉月「あ、そうそう!このままじゃ学校始まりそうにないからさ。」
死神「こっちでも天界中の一大事になっててな、世界の秩序が何たら〜とか言ってた。」
蒼斗「夏休み終わらないってそんな一大事なのか?」
死神「そうだよ、しかも何故かド新人の俺が調査員にされてさ…[小文字]ふざけんなガチ○ね上司…[/小文字]」
蒼斗「お、おぅ…おつかれさまです…。」
杏「あんたも私達も目的が同じなら、せっかくだし協力しない?」
死神「別に良いぞ。一人で調べるには途方も無く時間がかかるだろうしな。」
葉月「やったあ!それじゃあ…お近づきの証にあだ名決めて良いですか⁉︎」
杏「あだ名…?」
蒼斗「『シニガミンダーZ』とかどうだ⁉︎」
死神「俺は昭和時代の戦隊巨大化ロボか何かか?」
葉月「蒼斗ったら、他にもいろいろあるでしょ?『しみぽん』とか『しみちぃ』とか!」
杏「名付けのセンスが平成ギャルの時代で止まってる…!」
死神「あとその名前の取り出し方は汚れの方の「シミ」を連想するからやめてくれ…」
蒼斗「うーん…難しいなー… 杏、何か良いの思いつかないのか?」
杏「え?うーん、そうね…しにギャみの………[小文字]噛んだ、終わった…[/小文字]」
2人「………しにみ?…しにみー!」
杏「…ん?」
葉月「良いじゃんしにみー!さすが杏!」
蒼斗「じゃあしにみーで!良いよな⁉︎」
死神「…まあ、シニガミンダーZとしみぽんに比べればまだ…」
葉月「じゃあ決定だね!私達は葉月と杏と蒼斗!よろしく!」
杏「………(何か良い感じにまとまった?)」
蒼斗「それじゃあ明日からはしにみーとも一緒に4人で調査だな!」
死神(しにみー)「…あ、明日からはしばらく無理だわ…」
葉月「え?」
杏「なんかこの流れ前にもあった気がする…‼︎」
蒼斗「はあ⁉︎何でだよ!期待させといてそれはひどいって…!」
[小文字]杏「あんたが言うな…!」[/小文字]
葉月「な、何で⁉︎またこれから用事あるの⁉︎」
死神(しにみー)「今日は無いんだが…上が調査員の仕事と別の仕事を用意しててな…
[小文字]恨むなら上を恨め、俺は仕事なんて望んでないんだよふざけんな上司○ね…[/小文字]」
蒼斗「…それ口癖なのか?」
死神(しにみー)「…さあ?…ん?待て、今何時だ?」
杏「今?多分11時くらいだと思うけど。」
死神(しにみー)「マジか…それじゃあすまん、今日はもう家に帰れ。」
葉月「え?何で?」
蒼斗「というより俺達は親に隠れて家を出たから帰れないんだ…」
死神(しにみー)「それなら俺が上に打診して親達の記憶を書き換える。」
杏「そんなチート能力持ってるの?」
死神(しにみー)「秩序が壊れたり矛盾が発生したりしない程度ならな。」
死神(しにみー)「それとお前…」
しにみーに指を差される。話して意気投合はしたけど頭が骨になってるのがやっぱり怖い。
葉月「…私?」
死神(しにみー)「そうだ。お前、帰ったらすぐに_」[大文字]蒼斗「うわあああ⁉︎」[/大文字]
杏「ちょっと、何…って、え?」
葉月「何この大きい穴⁉︎ブラックホール⁉︎」
死神(しにみー)「あ゛ー…上が俺達の会話をたまたま聞いてたらしい。
そこから家に直行出来るから。安心して中に入れ。」
蒼斗「いや、これ…」
葉月「何もしてなくても吸い込まれてくんだけど〜‼︎⁉︎」
葉月「はあ…あ、家着いてる…」
それにしても目が回る…しにみーが仲間になったのは良いけど疲れた…
葉月「……あ、めまい治ってきた…」
めまいが治ってから真っ先に目に入ったのは…机に開かれた日記だった。
葉月「あ、そうだ…日記書かなきゃ…」
葉月「…あれ?日記のページ、これで最後だ。けっこう増えたと思ってたけど
そうでもなかったな。この日の日記を書いたら、夏休み終わったりしないかな…」
夏休み日記 9月8日 5年2組 葉月
今日は、友達の友達と待ち合わせをしていました。
結局みんな来なかったけど、元気にしてると良いなと思います。
そして新しい友達…というより仲間がひとり増えました!
しばらく会えないとは行ってたけどそこまで無の感情にはなりませんでした。
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