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irxs 短編集

#6

浮気 青桃


・青桃
・死ネタ




青「ないこ明日急に仕事入ってもうて、」
青「ごめんな今度絶対埋め合わせるな、!」

桃「ううん。大丈夫」
桃「お仕事頑張ってね」


俺知ってるよ




貴方が浮気してること



やっぱり貴方は演技が上手いね




「残業」って言ったり

「出張」って言ったり

「取引先とのご飯」って言ったり

「飲み会」って言ったり


バリエーションがどんどん増えていって

逆に尊敬できちゃうな





桃「俺じゃ、駄目だったのかなぁ、笑」




笑いながら頬を伝う生暖かい水

こんなところで泣いていたって彼に責任なんて問われない



“駄目なところがあったら治す”

“だから捨てないで”


なんて言えないぐらい


俺は彼に依存しているのだろうか




それとも




嫌いになってしまったのだろうか。








多分、そんなことはないはず。


心の底から


彼が浮気をしていることも関係なしに愛を注いできた


これでもかというほど


彼が浮気をやめてくれることを願って


俺が大量に愛を注いだら


浮気をやめてくれることを願って





だけど、貴方はやめてくれなかったね





もう俺に愛なんてくれないのかな


本当の愛は浮気相手だけに捧げて


俺には偽装した愛しかくれなくて。




俺は、本当の愛だけを捧げてるのに


俺が独りで孤独に浸っている間に


彼は知らない女の人と2人で身体を合わせて、愛を伝え合って


そんな彼に愛を捧げている時点で


もう俺は彼に依存していたんだね






桃「死んじゃおっかな、」






独りだけの広い部屋で反響する呟き


まるで、自分が独りということを分からせるように





暗い暗い部屋で彼にLINEをする



俺が今世で彼へ送る最期のLINE




何度も何度も


打っては消して


打っては消してを繰り返して


大丈夫かな、こんな文を見て怒らないかな、なんてもう意味のないことも考えて




こんな俺だから浮気を知っていても




愛を捧げることをやめなかったんだろうな、なんてしょうもなかったこの恋の余韻に浸る





『今までありがとう。浮気相手の方と幸せになってね。』

『さよなら』





やっと打ち終えた彼への最期のLINE


送信ボタンを押そうとする指が震え、


すーはー、と深呼吸のような過呼吸も交え、






送信ボタンを押した。




桃「送れた、」

桃「あははっ、やっと自由なんだ、」



もう本当の愛を捨てられずに済む



もう、本当に俺のことだけを愛してくれる人に会える






もう、彼に会えなくなる。






どうせ優しい彼のことだから


LINEを見て飛んできてくれるかもしれない




飛んできてくれたって、もう彼には会えない



飛んできてくれたときのために、



彼に自分がした罪の重さを痛感させるために、



2人で撮った写真も破いて撒き散らして



彼からもらった沢山のプレゼントも捨てて



脚の力が抜けたように座り込み、
 


心臓に刃物を向ける




桃「サヨナラ、笑」




もう一度彼に最期の挨拶をして





俺は




大好きだった、愛したかった彼の写真と胸元に刺した刃物を抱きしめて



目を閉じた


作者メッセージ

好評でしたら青さん視点の方も書こうかなとか思ってます
コメントよろしくですദിˆ ̳, ̫ , ̳ˆ

2025/11/06 10:12

らいぐはと
ID:≫ 46CdqLJPcUxe6
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