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最終投稿プレビュー

魔物が本当に多い...
能力を駆使しながらも、うっそうとしている森を進む。
暫くすると、村らしきものが見えた。
「バレない様に行かないとね...」
物陰に隠れながら、全体の様子を見渡す。
獣人や亜人、人型の生き物や知性を持った生き物もいるみたいだ。
すると、同じく物陰に隠れていた年上に見える少女と鉢合わせした。
「こんにちは、名前を窺ってもよろしいですか?」
「ッ!?」
驚かせてしまったのか、座り込んだままずるずると後ろへ下がっていく。
「私は人間です。貴方もこの世界に巻き込まれたのですか?」
「...あなたもってことは、君もこの世界に閉じ込められちゃったの?」
閉じ込められた...か、どうかはまだ試していないから分からないが、恐らく帰れないのだろう。
「そう、ですね。私は風坂 遥花です。」
「えっとぉ、恋毒 ちるって言います、よろしく、ね?」
少女、もといちるさんはゆっくりとお辞儀をした。それに私もお辞儀で返す。

「あなたも、異世界に行きたかったの?どうやったら戻れるの?」
異世界に行きたかった...か。
「少し、お答えできませんね。すみません。戻る方法...は」
ここがどんな世界でどんな物語を望んでいるかにもよるけれど。安心させるには言うしかない。
「例えば...この世界に居る魔王を倒す、とかが定番ですかね。とにかく、仲間と情報が必要です。」
ちるさんの瞳が、少しだけ明るくなった気がした。
「そうだね、手がかり探さないと!」

それを、遠くから見つめている人がいるとは知らずに。
「...手がかり、か。別に戻んなくてもいいけどな。」

リレー小説「とーすとまる 。& AZ & 有亜 の 合作 ❕」

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