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曲パロです
十月十日を経て出会った君。
生まれてきてくれて嬉しいよ。
病気にかかって悶えて涙を流していても、生きているならそれで幸せ。
生きているなら、なんとかなる。
▛▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝ ▜▙ ▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▟
望んでもないのに産み落とされ。
望んでないのに罹った病に蝕まれ。
それでも幸せ?
ふざけてるね。
でも、生きてさえいれば、何度でもやり直せる。
いつか絶対に、やり直してやる。
▛▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝ ▜▙ ▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▟
断頭台の刃が落ちる音。
ザシュッとか、グザッとかだと思っていた。
でも違うんだ。
「ガタン」。
それだけなんだ。
囚人番号218の奴の首がぽろりと落ち、血がどろりと広がる。
その姿を無表情に見つめる看守たち。
お前らのほうが。
そう叫びたいが、俺にはもう逃げ場がない。
看守たちによって、紅く血塗れた断頭台の刃が、また高い位置に戻される。
「219番」
そう呼ばれ、俺は一歩踏み出した。
▛▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝ ▜▙ ▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▟
まったく。
くだらない。
くだらぬ命の連鎖に辟易する。
この腐り切った世界を見守ることに何の意義がある?
なぜ、醜いものを見なければならない?
生に執着してもいつかは死ぬ。
何故、人間は死を受け入れないのか、心の底から理解できない。
心の底から分かりあえない。
いや、分かりあいたくないのだ。
▛▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝ ▜▙ ▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▟
「あっやばいっ」
若い看護師の声。ぷつんっ。
意識が切れる――。
「あっ!先生! 患者起きましたっ!!」
騒がしい。
「××さん。貴方の死期はそう遠くありません」
はぁっ? と声を出したいが、出ない。
「延命治療できますが、しますか? 大丈夫なら、目を三度連続で瞬きしてください」
躊躇う。
でも、生きてさえいれば。
パチ、パチ、パチ。
「延命治療を承りました」
医師はそういって去って行った。
生きてさえいればいいんだ。
▛▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝ ▜▙ ▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▟
「さて、219番。お前は罪人だ。お前の存在価値を証明してみろ」
看守の冷たい声が響く。心做しか、彼の目が紅く光っているように見える。
「・・・はっ、働けます。たくさん働きますっ! だからっ・・・!」
「なるほど。地下へ連れていけ」
「はっ」
敬礼した看守に、地下に連れていかれる。
「今日からお前はここで働け。もちろんタダ働きだ。存在価値がないと判断されたら即刻お前の首を刎ねるし、ノルマに達しなかったら飯抜きだ」
炭鉱、のように見えた。
それから俺は、必死に働いた。
死にたくないから、生きたいから、必死に。
▛▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝ ▜▙ ▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▟
踏まれようが、蹴られようが、穢れようが、死にかけようが、断頭台の前に立たされようが、
生きていれば、やり直せる。
▛▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝▝ ▜▙ ▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▖▟
確定している「終わり」を受け入れないとは・・・。
人間とはどこまで愚かなのか。
「始まり」に「終わり」はつきものだ。
「始まり」を受け入れたということは、「終わり」を受け入れたことと同義なのに。
どこまで愚鈍なのだろうか。
醜い生存競争。
もう見たくない。
だが、天使としての務めを放棄してはならない。
天使として、[漢字]地獄[/漢字][ふりがな]hell[/ふりがな]を[漢字]否定[/漢字][ふりがな]un[/ふりがな]する。
天使として生を受け入れたからには、その義務も受け入れなければならない。
私も大概、人のこと言えないものだな。
生まれてきてくれて嬉しいよ。
病気にかかって悶えて涙を流していても、生きているならそれで幸せ。
生きているなら、なんとかなる。
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望んでもないのに産み落とされ。
望んでないのに罹った病に蝕まれ。
それでも幸せ?
ふざけてるね。
でも、生きてさえいれば、何度でもやり直せる。
いつか絶対に、やり直してやる。
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ザシュッとか、グザッとかだと思っていた。
でも違うんだ。
「ガタン」。
それだけなんだ。
囚人番号218の奴の首がぽろりと落ち、血がどろりと広がる。
その姿を無表情に見つめる看守たち。
お前らのほうが。
そう叫びたいが、俺にはもう逃げ場がない。
看守たちによって、紅く血塗れた断頭台の刃が、また高い位置に戻される。
「219番」
そう呼ばれ、俺は一歩踏み出した。
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まったく。
くだらない。
くだらぬ命の連鎖に辟易する。
この腐り切った世界を見守ることに何の意義がある?
なぜ、醜いものを見なければならない?
生に執着してもいつかは死ぬ。
何故、人間は死を受け入れないのか、心の底から理解できない。
心の底から分かりあえない。
いや、分かりあいたくないのだ。
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「あっやばいっ」
若い看護師の声。ぷつんっ。
意識が切れる――。
「あっ!先生! 患者起きましたっ!!」
騒がしい。
「××さん。貴方の死期はそう遠くありません」
はぁっ? と声を出したいが、出ない。
「延命治療できますが、しますか? 大丈夫なら、目を三度連続で瞬きしてください」
躊躇う。
でも、生きてさえいれば。
パチ、パチ、パチ。
「延命治療を承りました」
医師はそういって去って行った。
生きてさえいればいいんだ。
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看守の冷たい声が響く。心做しか、彼の目が紅く光っているように見える。
「・・・はっ、働けます。たくさん働きますっ! だからっ・・・!」
「なるほど。地下へ連れていけ」
「はっ」
敬礼した看守に、地下に連れていかれる。
「今日からお前はここで働け。もちろんタダ働きだ。存在価値がないと判断されたら即刻お前の首を刎ねるし、ノルマに達しなかったら飯抜きだ」
炭鉱、のように見えた。
それから俺は、必死に働いた。
死にたくないから、生きたいから、必死に。
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踏まれようが、蹴られようが、穢れようが、死にかけようが、断頭台の前に立たされようが、
生きていれば、やり直せる。
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確定している「終わり」を受け入れないとは・・・。
人間とはどこまで愚かなのか。
「始まり」に「終わり」はつきものだ。
「始まり」を受け入れたということは、「終わり」を受け入れたことと同義なのに。
どこまで愚鈍なのだろうか。
醜い生存競争。
もう見たくない。
だが、天使としての務めを放棄してはならない。
天使として、[漢字]地獄[/漢字][ふりがな]hell[/ふりがな]を[漢字]否定[/漢字][ふりがな]un[/ふりがな]する。
天使として生を受け入れたからには、その義務も受け入れなければならない。
私も大概、人のこと言えないものだな。
- 1.1000年生きてる / いよわ
- 2.くろうばあないと / いよわ
- 3.ビターチョコデコレーション / syudou
- 4.Overdose / なとり
- 5.あの夏が飽和する。 / カンザキイオリ
- 6.モニタリング / DECO*27
- 7.化けの花 / なきそ
- 8.混沌ブギ / jon-YAKITORY
- 9.グッバイ宣言 / Chinozo
- 10.DAYBREAK FRONTLINE / Orangestar
- 11.アスノヨゾラ哨戒班 / Orangestar
- 12.電機 / 原口沙輔
- 13.共依存 / ちいたな
- 14.今はいいんだよ。 / MIMI
- 15.Be My Guest / Azari
- 16.ウルフィズム / ふぁるすてぃ
- 17.ギラギラ / Ado
- 18.アンヘル / かいりきベア
- 19.堕落ちゃん / ¿?
- 20.あいしていたのに / MARETU
- 21.IMAWANOKIWA / いよわ
- 22.Shadow Shadow / Azari
- 23.雨乙女 / Raon
- 24.ゆびきりレイン / カラフルピーチ