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スズネコ様の「16兄妹はとにかくうるさい!?」と設定が似ておりますが、スズネコ様の承認を得ております。ご了承ください。

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【半参加型】塔で足掻く16人のものがたり

#2

#1 日常(ルカ)

ルカ視点

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

『ザザ――、あー、あー。聞こえますか?』

 ヒナの声。
 ソラの異能だ。作戦通り。

『おけー』
『聞こえてまーす』
『逆に聞こえてない人いるー?』
『それも聞こえないんじゃないの?』
『点呼ー!』
『タム』『ルカ』

 自分の名前を言う。

『ヒナ』『ラノ』『ショウ』『ソウタ』『アミ』『ソラ』
『大丈夫だね。じゃあ、作戦を伝えます』

 ヒナの指揮が通る。
 上の兄妹8人で運営する闇組織「rains train」の指揮官は、ヒナが務めているのだ。

『今回の依頼は上層に住む豪商タダノバカを殺害すること。
 想定手順は、ルカ姉が狙える場所にターゲットを誘導し、ルカ姉が狙撃。
 誘導部隊はショウとソウタ。狙撃部隊はルカ姉。予備待機部隊がタムとラノとアミ。本部組が私とソラ。
 現場組、配置着いた?』
『OK』『はい』『はい』『うん』『OK』『大丈夫』『大丈夫でーす』
『撤収は各自。本部集合で。ヤバかったら通信で教えて。ほうれんそう厳守で。
 ショウとソウタ、ルカ姉は準備OK? 突撃行ける?』
『OK』『うん』『大丈夫』
『じゃあ実行。頼んだよ、皆』

 さて。
 私に与えられた任務はトドメの狙撃。余裕かな。
 スナイパーライフルを地面に立て、寝るように構える。
 ライフルにスコープがついてるんだけど、千里眼使ったほうが効率的。

 ターゲットは、っと・・・。
 ショウとソウタが突撃を始めた。
 二人は両手で抱えるタイプの銃で、敵の護衛を殲滅していっている。作戦通り。

 この調子だと、狙撃のタイミングは数十秒後。
 深呼吸。
 ライフルの引き金に手を添える。
 一応、弾が入っているか確認。うん、大丈夫。

 再び、現場のほうを千里眼で覗く。
 順調。心配ないね。
 射線の障害物もないし。行ける。

 ターゲットのタダノバカがシェルターに入ろうと、隠し部屋の入口の部屋に入る。
 だが、その入口の部屋こそが、お前の死に場所だ。

 勝負は一瞬。
 千里眼と合わせて、照準をターゲットの頭に合わせて。
 ライフルの引き金を引く。

 パァン!

 タダノバカは、頭から血を流して倒れた。
 あの様子じゃ、確定で死んだ。
 ざまぁ。

『狙撃できた。多分死んだ』
『ナイス! 撤収ー!』

 ヒナが号令をかける。
 ライフルと隠れるようのテントをさっと掴み、ビルの屋上から飛び降りる。

 ダッシュでビル街の路地裏を駆け抜ける。
 途中で、現場予備待機部隊の二人を見つける。

「あ! ルカ姉!」
「狙撃ナイス」
「ありがと。ラノは・・・後片付けか」
「そう」
『ルカと合流した。俺とルカとアミで逃げる』
『了解』

 タムがヒナに報告する。
 
「このまま、家に逃げるぞ」
「了解。追手は居ない」

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 家に到着し、地下の本部に駆け込む。
 ヒナ、ソラ、タム、アミ、ショウ、ソウタ。
 ラノ以外が居る。

『全員帰還した。ラノも終わり次第撤収して』
『わかりました』

 はー。
 未だに、人を殺した実感が湧かない。

 翌日。
 後始末を終えて戻って来たラノを交え、作戦会議。
 次の依頼に向けて、私達はまた動き出した。

作者メッセージ

長くてすみません。
ターゲットの名前は思いつかなかったのでテキトーに決めました。
面白かったら幸いです。

今回は、だいたいの感じを知らせるために、豪商タダノバカに犠牲になっていただきました。
今後は、未登場の下八人も登場させたり、生活の一面を書いたりしようと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。では、また次の話で。

2025/08/16 13:00

シロツメクサと朝ぼらけ
ID:≫ 1rbH5j8ImDtsI
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