閲覧前に必ずご確認ください
曲パロです
おやおや、こんな夜に来客ですか。
そういう事情でしたか、ご苦労さまです。
もしよろしければ、一晩泊まっていかれませんか?
どうぞどうぞ、遠慮なく。
自己紹介していませんでしたね、私は××と申します。
このお屋敷の管理を任されています。まあ、凡人といったところです。
どうぞ、こちらにお座りください。
今夜の月はとても綺麗ですね。
貴方の美しい顔がよく見えるほどに。
お世辞? 本音ですよ、リップサービスは苦手でしてね。
お風呂を沸かして来ますね、失礼します。
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
客人の女性の首元から、そっと歯を抜く。
歯型の残る首元を髪で隠し、音を立てずに立ち去る。
鮮血のワインをすっかり飲み干し、酔いを堪能する。
穏やかな寝顔ですね。
過去に食べた方々も、同じ顔をして死んでいきました。
最後の安らぎを堪能しているのでしょうね。
この美しい顔を食べてしまうのも惜しいですが、どうにも食欲に勝てないんです。
お許しください。いただきます。
今日はもう寝ましょうか。
それにしても寒いですね。
そういえば、あの方、美しい顔をお持ちでしたね。
誰かに似ているような・・・。
まあ、今まで食べた数多の方たちに似ていたのでしょう。
おやすみなさい。
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
翌朝、起きて見てみると昨夜の客人の女性の心臓は止まり、死んでいた。
命を保てる程度には残したつもりだったのですがね。
どうすれば、食欲に勝てるでしょうか。
さて、[漢字]遺体[/漢字][ふりがな]こちら[/ふりがな]も食べるとしましょうか。いただきます。
顔一面にべったりと付着した血を洗い流す。
ああ、食糧が尽きてしまいましたね。
明日の糧に囚われるのも辛いですね。
まあ、補充すればいいだけですし。
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
「んぁッ」
起きたまま吸うのもいいものですね。
貴方は既に、私の一部となりました。
ふふっ、明日もよろしくお願いしますね?
「んッ」
昨日とはまた違っていいですね。
おっと、この辺りでやめておかないと、人間は死ぬんでしたね。
あらら、身体が言うことを聞かない。
本能を止める方法ってないんですかね?
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
「あっ」
いけないいけない。声を漏らしてしまいました。
私は、すべてを思い出しました。
私はこの屋敷の執事で、彼女はお嬢様で・・・、領主さまは・・・。
私、なんてことをしたのでしょうか。
赦されざる罪を、・・・、ああ・・・、もう・・・、自分で、自分が赦せないです。
お嬢様、私はあなたに断罪してほしかったのですね。
そこにいるのでしょう?
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
食欲が、胃袋の中で暴れ回るのが自分でもわかります。
でも、もう、私は私を赦さない。
看過できる範囲はとっくに過ぎている。
今、このお屋敷には、人間は誰一人と居ません。
お嬢様の断罪を、この身にしかと受け入れるためです。
人狼は、日中、外を出歩くことができません。
陽に灼かれて死ぬからです。
そして今、このお屋敷に遺体も血もストックはありません。
私はここで、餓死して罪を贖うのです。
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
無理でした。
生存本能と食欲はカニバリズムを始めました。
自分で自分を食べることの気持ち悪さときたら。
・・・決めました。
私は、明日の日中、外に出て、陽光を浴びます。
これで、罪が消えることはありませんが。
少しでも、赦してくれますでしょうか?
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
ずるずると、本能は後ろ髪を引いてきます。
足は異様なほどに重いです。
でも、今日ぐらいは、本能に、勝って、みせます。
お屋敷の、古ぼけた両扉を開き、重い足を引き摺る。
毎晩世話し続けた見事な庭園が目の前に広がる。
ジリジリと、陽光はだんだんと私の身体を蝕んで行きます。
蝕むというより、清めるというほうが正しいでしょうか。
これで、やっと貴方の元に逢いに逝けますね。
痛いです。とてつもなく。
でも、後悔はありません。
失礼、訂正します。
一つだけ、後悔があります。
それは、あの日、人狼に、、成り下がった、、、ことです。
満月の、、あの、、、晩に。
あの、、、、白い、、、、、、、、、、悪魔に、、、、、、、、、、、・・・。
そういう事情でしたか、ご苦労さまです。
もしよろしければ、一晩泊まっていかれませんか?
どうぞどうぞ、遠慮なく。
自己紹介していませんでしたね、私は××と申します。
このお屋敷の管理を任されています。まあ、凡人といったところです。
どうぞ、こちらにお座りください。
今夜の月はとても綺麗ですね。
貴方の美しい顔がよく見えるほどに。
お世辞? 本音ですよ、リップサービスは苦手でしてね。
お風呂を沸かして来ますね、失礼します。
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
客人の女性の首元から、そっと歯を抜く。
歯型の残る首元を髪で隠し、音を立てずに立ち去る。
鮮血のワインをすっかり飲み干し、酔いを堪能する。
穏やかな寝顔ですね。
過去に食べた方々も、同じ顔をして死んでいきました。
最後の安らぎを堪能しているのでしょうね。
この美しい顔を食べてしまうのも惜しいですが、どうにも食欲に勝てないんです。
お許しください。いただきます。
今日はもう寝ましょうか。
それにしても寒いですね。
そういえば、あの方、美しい顔をお持ちでしたね。
誰かに似ているような・・・。
まあ、今まで食べた数多の方たちに似ていたのでしょう。
おやすみなさい。
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
翌朝、起きて見てみると昨夜の客人の女性の心臓は止まり、死んでいた。
命を保てる程度には残したつもりだったのですがね。
どうすれば、食欲に勝てるでしょうか。
さて、[漢字]遺体[/漢字][ふりがな]こちら[/ふりがな]も食べるとしましょうか。いただきます。
顔一面にべったりと付着した血を洗い流す。
ああ、食糧が尽きてしまいましたね。
明日の糧に囚われるのも辛いですね。
まあ、補充すればいいだけですし。
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
「んぁッ」
起きたまま吸うのもいいものですね。
貴方は既に、私の一部となりました。
ふふっ、明日もよろしくお願いしますね?
「んッ」
昨日とはまた違っていいですね。
おっと、この辺りでやめておかないと、人間は死ぬんでしたね。
あらら、身体が言うことを聞かない。
本能を止める方法ってないんですかね?
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
「あっ」
いけないいけない。声を漏らしてしまいました。
私は、すべてを思い出しました。
私はこの屋敷の執事で、彼女はお嬢様で・・・、領主さまは・・・。
私、なんてことをしたのでしょうか。
赦されざる罪を、・・・、ああ・・・、もう・・・、自分で、自分が赦せないです。
お嬢様、私はあなたに断罪してほしかったのですね。
そこにいるのでしょう?
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
食欲が、胃袋の中で暴れ回るのが自分でもわかります。
でも、もう、私は私を赦さない。
看過できる範囲はとっくに過ぎている。
今、このお屋敷には、人間は誰一人と居ません。
お嬢様の断罪を、この身にしかと受け入れるためです。
人狼は、日中、外を出歩くことができません。
陽に灼かれて死ぬからです。
そして今、このお屋敷に遺体も血もストックはありません。
私はここで、餓死して罪を贖うのです。
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
無理でした。
生存本能と食欲はカニバリズムを始めました。
自分で自分を食べることの気持ち悪さときたら。
・・・決めました。
私は、明日の日中、外に出て、陽光を浴びます。
これで、罪が消えることはありませんが。
少しでも、赦してくれますでしょうか?
◇─◆──◇─────◇──◆─◇
ずるずると、本能は後ろ髪を引いてきます。
足は異様なほどに重いです。
でも、今日ぐらいは、本能に、勝って、みせます。
お屋敷の、古ぼけた両扉を開き、重い足を引き摺る。
毎晩世話し続けた見事な庭園が目の前に広がる。
ジリジリと、陽光はだんだんと私の身体を蝕んで行きます。
蝕むというより、清めるというほうが正しいでしょうか。
これで、やっと貴方の元に逢いに逝けますね。
痛いです。とてつもなく。
でも、後悔はありません。
失礼、訂正します。
一つだけ、後悔があります。
それは、あの日、人狼に、、成り下がった、、、ことです。
満月の、、あの、、、晩に。
あの、、、、白い、、、、、、、、、、悪魔に、、、、、、、、、、、・・・。
- 1.1000年生きてる / いよわ
- 2.くろうばあないと / いよわ
- 3.ビターチョコデコレーション / syudou
- 4.Overdose / なとり
- 5.あの夏が飽和する。 / カンザキイオリ
- 6.モニタリング / DECO*27
- 7.化けの花 / なきそ
- 8.混沌ブギ / jon-YAKITORY
- 9.グッバイ宣言 / Chinozo
- 10.DAYBREAK FRONTLINE / Orangestar
- 11.アスノヨゾラ哨戒班 / Orangestar
- 12.電機 / 原口沙輔
- 13.共依存 / ちいたな
- 14.今はいいんだよ。 / MIMI
- 15.Be My Guest / Azari
- 16.ウルフィズム / ふぁるすてぃ
- 17.ギラギラ / Ado
- 18.アンヘル / かいりきベア
- 19.堕落ちゃん / ¿?
- 20.あいしていたのに / MARETU
- 21.IMAWANOKIWA / いよわ
- 22.Shadow Shadow / Azari
- 23.雨乙女 / Raon
- 24.ゆびきりレイン / カラフルピーチ