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曲パロです
本編を読み終えてから、「モニタリング」を視聴することを推奨します。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
俺は東京で一人暮らしをしている。
今日も今日とて、家でくつろいでいると、インターホンが鳴った。
俺は異変を感じた。
普通のマンションには、インターホンが二種類ある。
エントランスの来客が鳴らすインターホンと、ドアの前の来客が鳴らすインターホン。
そして、今鳴ったのは、ドアの前の来客が鳴らすインターホンだった。
それはつまり、同じマンションの住人が鳴らしたに他ならない。
さらに、俺は隣人付き合いが一切ない。同じマンションの住人に知り合いは一切居ないのだ。
恐る恐る、ドアスコープを覗く。
うろ覚えだが、隣のJKだった。左目に眼帯をしており、学生服を着ている。
彼女は、インターホンを鳴らし、数回ノックした後、帰って行った。
俺は、玄関前で崩れ落ちた。
それが何日も何日も続いた。
彼女はスマホを右手に構え、不安そうな顔でインターホンを鳴らし、不安げな背中を見せつけながら去ってゆく。
何をしに来ているのか、分からなかった。
毎日毎日、懲りずにずっと、俺を見ようとしている。
もしかして、彼女は俺の弱味を握るために・・・・・・?
俺をいじめるために・・・・・・?
嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!
毎日毎日、不安とストレスが積もり積もる。
抜け毛も増えたし、視界に透明なミミズが動きはじめたりした。
本当に嫌だ。
彼女の目的が分からない。
怖い。怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
毎日毎日、俺は疑問を抱く。
外に出れなくなり、すべてを配達に頼んだ。
今日も、ピンポーンとインターホンが鳴った。
俺は、重いまぶたと重い足を持ち上げながら、懲りずにドアスコープを覗く。
今日もまた、俺の弱味を知るために、俺の部屋を訪ねたのか?
彼女は、不安そうにスマホを抱え、不安そうな表情を見せている。
俺はひらめいた。
もしかしたら、彼女は、俺のこと好きなのか・・・・・・?
次第に、次の日も次の日も、そう思うようにいなってしまった。
彼女は俺のことが好き。
それが脳に染み込んでいく感覚があった。
でも、理性はそうではないと叫んでいた。
違う。そんなはずはない。俺はクズなのだから。
理性が本能を説得しようとする言葉さえも、俺の心を抉った。
ある日、彼女は口を開いた。
「君が一人で泣いてること知ってるよ。
その涙を、何度だって受け止めてあげる。
だから、その涙を、出してってば」
彼女は、俺を愛しているんじゃない。
俺を支配し、虐めようとしているのだ。
本能はそう確信した。
だが、理性はまた別のことを叫んだ。
違う! 彼女は俺を心配してくれているんだ!
俺の悲しみを、分かち合おうとしてくれているんだ!
思い出した。
彼女は俺のクラスメイトだった人間。
中学でいじめられていた俺を、唯一気にかけ、優しくしてくれた人間だ。
彼女もいじめられてしまうから、表立って助けてはくれなかったけど。
俺の心の中で、唯一優しく映る人間だ。
「・・・うん」
俺は覚悟を決めた。
ドアを開けた。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
俺は東京で一人暮らしをしている。
今日も今日とて、家でくつろいでいると、インターホンが鳴った。
俺は異変を感じた。
普通のマンションには、インターホンが二種類ある。
エントランスの来客が鳴らすインターホンと、ドアの前の来客が鳴らすインターホン。
そして、今鳴ったのは、ドアの前の来客が鳴らすインターホンだった。
それはつまり、同じマンションの住人が鳴らしたに他ならない。
さらに、俺は隣人付き合いが一切ない。同じマンションの住人に知り合いは一切居ないのだ。
恐る恐る、ドアスコープを覗く。
うろ覚えだが、隣のJKだった。左目に眼帯をしており、学生服を着ている。
彼女は、インターホンを鳴らし、数回ノックした後、帰って行った。
俺は、玄関前で崩れ落ちた。
それが何日も何日も続いた。
彼女はスマホを右手に構え、不安そうな顔でインターホンを鳴らし、不安げな背中を見せつけながら去ってゆく。
何をしに来ているのか、分からなかった。
毎日毎日、懲りずにずっと、俺を見ようとしている。
もしかして、彼女は俺の弱味を握るために・・・・・・?
俺をいじめるために・・・・・・?
嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!
毎日毎日、不安とストレスが積もり積もる。
抜け毛も増えたし、視界に透明なミミズが動きはじめたりした。
本当に嫌だ。
彼女の目的が分からない。
怖い。怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
毎日毎日、俺は疑問を抱く。
外に出れなくなり、すべてを配達に頼んだ。
今日も、ピンポーンとインターホンが鳴った。
俺は、重いまぶたと重い足を持ち上げながら、懲りずにドアスコープを覗く。
今日もまた、俺の弱味を知るために、俺の部屋を訪ねたのか?
彼女は、不安そうにスマホを抱え、不安そうな表情を見せている。
俺はひらめいた。
もしかしたら、彼女は、俺のこと好きなのか・・・・・・?
次第に、次の日も次の日も、そう思うようにいなってしまった。
彼女は俺のことが好き。
それが脳に染み込んでいく感覚があった。
でも、理性はそうではないと叫んでいた。
違う。そんなはずはない。俺はクズなのだから。
理性が本能を説得しようとする言葉さえも、俺の心を抉った。
ある日、彼女は口を開いた。
「君が一人で泣いてること知ってるよ。
その涙を、何度だって受け止めてあげる。
だから、その涙を、出してってば」
彼女は、俺を愛しているんじゃない。
俺を支配し、虐めようとしているのだ。
本能はそう確信した。
だが、理性はまた別のことを叫んだ。
違う! 彼女は俺を心配してくれているんだ!
俺の悲しみを、分かち合おうとしてくれているんだ!
思い出した。
彼女は俺のクラスメイトだった人間。
中学でいじめられていた俺を、唯一気にかけ、優しくしてくれた人間だ。
彼女もいじめられてしまうから、表立って助けてはくれなかったけど。
俺の心の中で、唯一優しく映る人間だ。
「・・・うん」
俺は覚悟を決めた。
ドアを開けた。
- 1.1000年生きてる / いよわ
- 2.くろうばあないと / いよわ
- 3.ビターチョコデコレーション / syudou
- 4.Overdose / なとり
- 5.あの夏が飽和する。 / カンザキイオリ
- 6.モニタリング / DECO*27
- 7.化けの花 / なきそ
- 8.混沌ブギ / jon-YAKITORY
- 9.グッバイ宣言 / Chinozo
- 10.DAYBREAK FRONTLINE / Orangestar
- 11.アスノヨゾラ哨戒班 / Orangestar
- 12.電機 / 原口沙輔
- 13.共依存 / ちいたな
- 14.今はいいんだよ。 / MIMI
- 15.Be My Guest / Azari
- 16.ウルフィズム / ふぁるすてぃ
- 17.ギラギラ / Ado
- 18.アンヘル / かいりきベア
- 19.堕落ちゃん / ¿?
- 20.あいしていたのに / MARETU
- 21.IMAWANOKIWA / いよわ
- 22.Shadow Shadow / Azari
- 23.雨乙女 / Raon
- 24.ゆびきりレイン / カラフルピーチ