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星になった君へ。

もう、二度と会えない君に、手紙を書こう。
見てくれると嬉しいけど、星になった君には無理だろうね、とか思いながら。


『___________星になった君へ。』
俺は幸せ者だった。
がんばっても
悪足掻きしても
かわれない俺に「そのままの君がいい」
って言ってくれた。
ただ、本当にそれが嬉しくてたまらなかったんだ。

君は、本当は限界だった。
はにかんでいる笑顔も、実際は偽物で。
悪いと心から思う。
くそみたいなクラスメイトにいじめられていた君。
なのに、気づかなかった俺。
いやで苦しくてしんどかったと思う。
のが溜まり溜まって君は疲れてしまったのかな、と思う。
にわか雨が心に降って、バケツに溜まって溢れるように。

君は星が好きだった。
にこって空に笑いかけてて、嫉妬してしまったのは恥ずかしい思い出だ。
会いたいな、君に。また、君の好きな新月の星空を、あのビルの上で見ようよ。
いろんな景色、まだ君と見たかったな。
ただそれだけのことが、幸せだった。
いま、俺はそう思う。

今、君はどうしてる?
かなしい?しんどい?俺だけ置いてったこと、まだ気にしてる?俺は大丈夫だよ、安心して。
らっこのキーホルダー、誕生日に君が「お揃い!」て言ってカバンにつけて、お守りにしたよね。
行ってっちゃった。置いていかないで、って心から思ったけど、
くれたキーホルダーが、今の俺の支え。
から大丈夫。まだ、俺は耐えれるよ。
らっこ、ここに置いておくから。お供物、だから。
待ち合わせ、散々待たして、「いいよ」
って言わせて、ごめんね。迷惑ばっかりかけて、ごめん。
てすと勉強教えてくれてありがとう。ほんと、君は優しすぎるよ。
てれてる顔も可愛かったな。愛してるよ。
ねえ、だから、また向こうで会おうね。浮気なんて、しないでよね。

 拝啓、俺。

2025/10/27 21:21

cacao ちょこゐると☆
ID:≫ 2.0XvDvCgJqrM
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