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爆速でりうらを送迎したあとは家に帰りリモート会議。映すのは上半身だけなのでネクタイをきっちり締めたスーツの下はりうらとお揃いで買った部屋着。
「~ですね、了解しました。それからこの件についてなのですが…」
リモートでの会議だとどうしても集中力が切れてくる。早く終わんねーかな、お腹すいてきた…。。
「…それでは今日はこの辺でいいですかね、あとは各自家で作業してもらうということで…」
お、やっと終わった。なに食べよーかなー、そういえば今日のりうらのお弁当には何を入れたっけ?えーと、、、
あれ?俺、今日弁当つくったっけ?
思考が浮かんだ瞬間、一気に血の気が引いていく。え、まって俺今日りうらの弁当つくってなくね?え…
脳内は焦りまくって収拾がつかなくなってくるがハッと思い時間を確認する。
…11時15分。
「うわあああ、嘘だろ!?!?俺のバカ!!!」
さっきまでのエリート会社員風な余裕はどこへやら。カメラを切った瞬間に叫びながらキッチンへと走り出す。
幼稚園の昼食開始はだいたい11時半から12時の間。今から作って、あの激坂を爆走して……。
「いける…か…?いや、間に合わせるんだよ俺!!」
そこからはもう、自分でも引くぐらいのスピードだった。
冷蔵庫を引ったくるように開け、昨日多めに焼いておいた卵焼きと、りうらが好きな赤いウィンナーを掴み出す。冷凍食品の唐揚げをレンジに放り込み、爆発しそうな心臓を無視してキャラ弁用の海苔をひよこの形に……なんてやってる暇はない!
「ごめんりうら、今日は顔なしひよこで勘弁!」
おにぎりに海苔を巻き付け、おかずを隙間なく詰め込む。
スーツの上着を脱ぎ捨て、下はパジャマのまま、その上に適当なパーカーを羽織る。
靴下? 左右違っても知るか!
再び相棒に跨り、本日二度目の全力疾走。
「はぁ、はぁ……っ、待ってろりうら……!!」
朝よりも日差しが強くなった坂道を、今度は「父親の意地」だけで漕ぎ進める。
ようやく見えた幼稚園の正門。時計の針は11時40分を回ったところ。
「今行くからな、りうら…!」
赤視点
「あれ?…おべんとう、ない。」
お昼の時間になり、いつもないくんが作ってかばんに入れてくれるはずのあのひよこさんのお弁当箱が見つからない。
「りうちゃん、おべんとう忘れたん?」
「うーん、今日の朝ないくん起きるの遅かったから忘れちゃったのかなー。」
どうしよう、おなかはぐーぐーなってるのにおべんとうがないから悲しくなってきた。なんで忘れちゃうの、ないくんのばか。
カラカラ…
「ないくんっ?」
お教室のドアが開く音がして振り返る。りうらのおべんとう持ってきてくれたのかな。
でもそこに立っていたのは初めて見る青いおっきなひと。誰だよ、なんでないくんじゃないんだよ。
目が熱くなってきて、景色がゆらゆらしてくる。
「りうちゃんしょうちゃんおはよー!」
「あ、いむくんきたー!いむくんのぱぱ?おっきいなぁ。」
おっきなひとの足下からぴょっこり出てきた水色がこっちに駆け寄ってくる。
「こんにちはー、ほとけ朝ぐずって遅刻して来ましたー。」
「いふくん!余計なこと言わなくていいの!しっ!」
いむといむのぱぱが楽しそうにお話しているところを見ると目から出てくるお水は止まってくれない。ないくん、なにしてんの、早く来てよ。
ガララッ…
「ぜぇ、はぁ……っ、すみませ……! り、りうらの、保護者です……!」
「~ですね、了解しました。それからこの件についてなのですが…」
リモートでの会議だとどうしても集中力が切れてくる。早く終わんねーかな、お腹すいてきた…。。
「…それでは今日はこの辺でいいですかね、あとは各自家で作業してもらうということで…」
お、やっと終わった。なに食べよーかなー、そういえば今日のりうらのお弁当には何を入れたっけ?えーと、、、
あれ?俺、今日弁当つくったっけ?
思考が浮かんだ瞬間、一気に血の気が引いていく。え、まって俺今日りうらの弁当つくってなくね?え…
脳内は焦りまくって収拾がつかなくなってくるがハッと思い時間を確認する。
…11時15分。
「うわあああ、嘘だろ!?!?俺のバカ!!!」
さっきまでのエリート会社員風な余裕はどこへやら。カメラを切った瞬間に叫びながらキッチンへと走り出す。
幼稚園の昼食開始はだいたい11時半から12時の間。今から作って、あの激坂を爆走して……。
「いける…か…?いや、間に合わせるんだよ俺!!」
そこからはもう、自分でも引くぐらいのスピードだった。
冷蔵庫を引ったくるように開け、昨日多めに焼いておいた卵焼きと、りうらが好きな赤いウィンナーを掴み出す。冷凍食品の唐揚げをレンジに放り込み、爆発しそうな心臓を無視してキャラ弁用の海苔をひよこの形に……なんてやってる暇はない!
「ごめんりうら、今日は顔なしひよこで勘弁!」
おにぎりに海苔を巻き付け、おかずを隙間なく詰め込む。
スーツの上着を脱ぎ捨て、下はパジャマのまま、その上に適当なパーカーを羽織る。
靴下? 左右違っても知るか!
再び相棒に跨り、本日二度目の全力疾走。
「はぁ、はぁ……っ、待ってろりうら……!!」
朝よりも日差しが強くなった坂道を、今度は「父親の意地」だけで漕ぎ進める。
ようやく見えた幼稚園の正門。時計の針は11時40分を回ったところ。
「今行くからな、りうら…!」
赤視点
「あれ?…おべんとう、ない。」
お昼の時間になり、いつもないくんが作ってかばんに入れてくれるはずのあのひよこさんのお弁当箱が見つからない。
「りうちゃん、おべんとう忘れたん?」
「うーん、今日の朝ないくん起きるの遅かったから忘れちゃったのかなー。」
どうしよう、おなかはぐーぐーなってるのにおべんとうがないから悲しくなってきた。なんで忘れちゃうの、ないくんのばか。
カラカラ…
「ないくんっ?」
お教室のドアが開く音がして振り返る。りうらのおべんとう持ってきてくれたのかな。
でもそこに立っていたのは初めて見る青いおっきなひと。誰だよ、なんでないくんじゃないんだよ。
目が熱くなってきて、景色がゆらゆらしてくる。
「りうちゃんしょうちゃんおはよー!」
「あ、いむくんきたー!いむくんのぱぱ?おっきいなぁ。」
おっきなひとの足下からぴょっこり出てきた水色がこっちに駆け寄ってくる。
「こんにちはー、ほとけ朝ぐずって遅刻して来ましたー。」
「いふくん!余計なこと言わなくていいの!しっ!」
いむといむのぱぱが楽しそうにお話しているところを見ると目から出てくるお水は止まってくれない。ないくん、なにしてんの、早く来てよ。
ガララッ…
「ぜぇ、はぁ……っ、すみませ……! り、りうらの、保護者です……!」