閲覧前に必ずご確認ください

某繁華街にirxsさんがいたら?のパロディ作品です!地雷ご注意ください!

文字サイズ変更

ヘラっていきてく!

#2

居場所の番人。


玉ねぎを切って、炒める。
肉は食べやすいように小さめに。
あいつはにんじんが嫌いやから、細かくして避けて食べないように。
ここで食う飯くらいは栄養のあるもの食べてもらわんと。あいつらは育ち盛りやし。

「よし、あとはルーを入れるだけ…」


1人で作業をしていると背後から騒がしい気配が。
その気配は乱暴にドアを開けドタドタとこちらに向かってくる。きゃっきゃっと話しながら歩いてくるこいつらはきっと。
……やっぱ帰ってきちゃったか。今回はもしかしてと思ったんやけどな…


「ゆうくーん!!ただいま!!」
「あにきー!!えめっちゃいい匂いする!!なにこれ!?」


「ほとけ、しょうおかえり。はよ手洗ってき。あー、しょうはいったんこっちな。」

ほとけははーいなんて間の抜けた返事をして行った。でもここ最近は話しかけても上の空、飯も拒否してたので嬉しそうな様子に少し安心する。病んだあいつを宥めるのは本当に骨が折れる。

「…ごめんな、ゆうくん。帰ってきちゃった笑」
あぁ、頼むからそんな風に苦々しく笑わないでくれ。見ているこちらの胸が締め付けられる。

「ええんよ、ここはいつだってお前の居場所やし。逃げてこれて偉かったな。」

そういって真っ白な頭をわしわしとかき回す。しょうの表情がゆっくり柔らかなものになっていく。
…かわいい。

「しょう、怪我ないか?」
「うん。」
「なら花丸や。手あらってき。」
「…うん!」

小さな後ろ姿が遠のくと途端に静かになるキッチン。こういうとき、ああ俺ってこんなことしかしてやれることがないのかと改めて想い知らされる。
きっとしょうはまた苦しめられたんだろう。
…社会のいう幸せは、家に返され家族と暮らすこと。ここに帰ってきてしまったことは俺がしょうの役に立てていないことの証明。
…やけど、なんでかな。しょうが帰ってきた
ことに安心してしまう自分が胸の奥で引っ掛かる。
少なくとも、ここにいればあいつらが傷つくことはない。…このキッチンでこんなことを考えるのは何回目になるのだろうか。

作者メッセージ

2話目です!
黒くん登場しましたね、次は誰かな…?

2026/02/07 22:18

おにくё
ID:≫ 10P1E4/lHnlbs
コメント

この小説につけられたタグ

暴力表現 #BL #捏造設定 #nmmnirxsnmmnパロ

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はおにくёさんに帰属します

TOP