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「…くんっ…い…くん!…いふくんっっ!!」
俺の名前を呼ぶ、鈴のようなころころとした声。
外から差し込む目が痛くなるような光。
……そろそろ起きるか…
「もうっ!!いふくんたらおねぼうさんなんだから!よーし、」
ボスッッッ
「ぐぇっっ!!」
「あ、やっとおきた!いふくん、おはよう!!」
「ぅ゙ぅ…お、はよ…ほとけ…飛び込んで起こすんやめや…」
「うん!!おなかすいたよ、朝ごはん早く!!」
「ほとけー?もう幼稚園遅れてまうからトイレはよ出てきー?」
「はーい、もうでるよー」
ほとけのトイレを待つ間に持ち物を確認していく。ぼうし、ハンカチ、水筒…あ、弁当包まなきゃ。」
「……ほとけー?まだ?」
「んー。もうちょっとー。」
あれ、ほとけに靴下履かせたっけ?えーと、こないだまとめといたから確かこの辺に…あった。
「…ほとけー!ほんまに遅れるからはよして!!」
「んんー…」
コンコンッッ
「ほとけ、もう終わったやろ?出ておいで!!」
「………グス…」
……やばい、これはもしかして…
「ほとけ?調子わるいん?おなかいたい?」
「グスッ、ようぢえん…いぎだぐなぃ゙……」
定期的に来る、ほとけのぐずりタイム。朝に来たかー…いや、まだいける。なんとかトイレから出せば、説得できるはず…
「ほとけ、わかったから。幼稚園には連絡しとく。やから、トイレから出てきてくれん?」
「ズッ、やだ…いふくんどうせ連れてくもん…」
「ゔっ、(バレとる…)」
「……いふくんといるもん、いふくんがいないとつまんないもん…」
「……しゃーない、今日はおやすみにしよ。ほんまに。信じて、ほとけ。」
「……」
ガチャ
「…ほんとのほんとにだからね?きょうはようちえんいかないからね?」
「おん、今から先生に電話する。らぶりーらびっと見といで。」
「!!やったぁ!でんわしたらいふくんもはやくきてね!」
タタタッ
…またほとけを甘やかしてまった…。。だめなんにな、あんまりかわいいこと言われるといいよっていいたくなってまうんよなぁ…。あー、出勤まで寝られんのだいぶきついかもな…
でも、ほとけがよろこぶならええか。