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曲パロ、気楽にやってこ〜 【njsj】【✨閲覧数400達成!✨】

#14

⚠ハァ?⚠【リクエスト】DNA Azari ⚠nmnm(星導ショウ)


[中央寄せ][明朝体]光さえも呑み込む宇宙の鯨には物足りない塵のような地球に転がる欠片。丁寧にすべて積み上げたら、月に届く階段ができるだろうか―――[/明朝体][/中央寄せ]

と、R’Beyehの戸締まりをしている時に靴の中に入り込んだ小石を放り投げて、その小石が地面の上を飛ぶ僅かな間に想像する。

終わらない問いを反芻する癖があるから俺は、無駄に長生きなのかもしれない。

そもそもの話、俺自身が俺自身をよく分かっていない。ある日、俺の心は記憶喪失という呪詛に掛けられて所謂思い出を失くした。風が吹いても揺れる雑草すら生えていない心を照らすのは、Dytica。

もしかしたら地面の中に過去を宿した種の1つや2つ、埋まってはいないだろうか。種を覆っている砂が何時しか風に攫われていけば。

あぁ…ほら、また煩悶する蛸が思考の海を泳いでいる。気付けば小石は既に地面の上に転がっていた。

[斜体][明朝体]カリッ[/明朝体][/斜体]

大家さんにお裾分けで貰った花林糖。最後のひと粒が、まだポケットの中に隠れていた。花林糖が口の中で溶けていく感覚は、俺という意識が塗り替えられた時の感覚に似ていた。


俺は太陽から目を背けるようなことばかりするような人間だから、深海の蛸に見初められて、西の英雄を任されたのかもしれない。だって太陽は眩しい。目も眩むほどの輝きは痛い。かえって目に悪い。なのに俺は、闇に負けぬ光に溢れた宇宙に恋焦がれた。だから俺は、[漢字]失明してしまった[/漢字][ふりがな]記憶喪失になった[/ふりがな]のかもしれない。

俺が宇宙の誕生を知ろうとした原罪を贖うために、俺だったものは死んでしまったらしい。何処かに、十字架が刺さっていないだろうか。俺だったものの亡骸とともに。

もしも亡骸を目にしたら、俺は何を思うだろうか。ひとまず、俺の亡骸を想像するために鏡を見てみる。左右反対の俺と目が合う。いや、鏡の中の俺は本来なら他人と呼ぶべきか。忘れた貴方を、人から聞いたままに思い描く。

貴方は夜になると時々、身に覚えのない事実を俺の目の前で羅列する。きっと貴方は俺が失くした記憶の欠片で、この身体に刻み込まれている。俺の瞳の輪郭の紅も、きっと貴方の血なんでしょう?

俺の目の表面を軽い鈍痛が走る。目を長く開けすぎた。何度か瞬きをして俺が鏡の中の男から目を逸らした時、彼も同時に俺から目を逸らした。幾分か血走った瞳で俺を睨んでいる。お前に睨まれる筋合いはない。

俺は、夜に太陽を探しているだけだ。夜に太陽が昇るのを待っているんじゃない。誰かを愛する悪魔と誰かを憎む天使の剣の交わりが鼓動ならば、俺はその破片を拾い集めて、悪魔と天使の本音を見つけたい。

暫くの間にらめっこをすると、彼は諦めたように俺から目を逸らした。俺が彼の元を去ろうとしたからだ。鏡の中の片割れは、あくまで他人でしかなくて、俺はどう足掻けど彼にはならない。俺の亡骸を捜すのに、鏡は無意味だった。




俺の亡骸が息づいているのは、俺そのものだった。


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作者メッセージ

【注意】
この作品は、にじさんじ所属の星導ショウ様を題材にしたnmnm作品です。作品内に登場する彼の言動は、すべて御本人の意思とは関係ありませんのでご注意下さい。捏造設定が含まれます。

【感謝】
リクエストを頂き、執筆した作品です。
敢えてすぐには分かりにくい表現を散りばめてみました。考察しながら読んでみてくれると嬉しいです。

2026/02/27 21:02

花火
ID:≫ 6.vyqE1zzWDXY
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